バルコニーいる?いらない?④
昨日は、バルコニーを採用しない理由と
その対策について、お話しました。
一番の理由である、お手入れ。
それを簡易にするための方法を
いくつかご紹介しました。
今日はその続き。
バルコニーの長期のお手入れを簡易にする。
その方法をもう少しご紹介していきます。
バルコニーって。
2階のどこかの部屋につながっていて
家の一部としてつくることが多いですよね。
家からバルコニーを出っ張らせたり、
屋上みたいにしていたり。
一体でつくると、当然ですが、見た目は
統一感あって素敵です。
見た目は、好き嫌いがあるのでわかりませんが、
バルコニーとして、こんなものがあります。
こちらをご覧ください。
これ。
アルミで出来た別構造のバルコニーなんです。
見た目とか強度のこととか、気になることは
あるのですが、一つの選択肢にはなると思います。
基本的に、アルミで出来ているので、
鉄のようにサビることがないし、塗装も不要。
お手入れという視点で言えば、理想的ですよね。
それに。
もしかして、将来バルコニーが不要だと感じたら、
そこだけ、解体して撤去することができます。
本体の構造には影響をかけずにできますよね。
とはいえ、見た目が。。。
と思われた方がいるかもしれません。
大丈夫。見せ方しだいなので、
設計士さんと相談すれば、いろいろ提案して
くれますよ。
そうそう。
この考え方によく似たタイプとして、
木や鉄骨でバルコニーをつくることもできます。
でも。
その場合は、定期的なお手入れが必要ですから。
特に、木の場合は、頻度高く塗装が必要なので、
その辺含めて、採用を考えてくださいね。
それと、長期のお手入れを軽減するという意味で、
もう一つ方法があります。
何かっていうと。
防水の性能を上げることです。
木造の場合、FRPという樹脂を成形して
バルコニーの防水をすることがほとんどですが、
金属を使った、金属防水にすることで、
かなり長い期間、お手入れ不要にすることが
できます。
とはいえ、つくる時のコストが高くなるので、
その辺は、予算とのバランスを見ながら、
決めていくとよいかなと思います。
明日は、バルコニーを洗濯物干しだけでなく
別の使い方をした事例をご紹介しますね。