50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、最近問い合わせが増えている
50歳以上の方々のお話です。

その中の代表的?なご夫婦を事例に
どういった悩み等で家づくりへ向かわれたか
お話しています。

子供が独立して、夫婦での暮らしが始まる。
そんなタイミングで、食洗機が壊れます。

家電量販店のリフォームコーナーへ行って
相談しにいきました。

今日はその続きですよね。

リフォームコーナーでそこに並んでるキッチンや
トイレを見ていたら。。

これを機会に、水回りを変えたらどうか?
と思ってしまった奥様。

帰宅後に、ご主人に相談してみます。

ご主人はそこまで思っていなかったようですが、
確かに、そろそろ取りかえしてもいい頃かも
という気持ちになっていきました。

リフォーム屋の現地調査が来た時に、
水回りを一式変えた場合の見積もお願いすることに。

カタログを持ってきてくれたので、
それをもとに、仮でセレクトして、見積を待ちます。

後日持ってきてくれた見積を見て、
二人になったときに、相談します。

やっぱり、それなりに費用がかかるんだな。
というのが最初の感想だったみたいです。

十万単位ではなく、百万単位なので、
そう思っても自然かなと思います。

このまま頼んでしまう方もいますよね、きっと。
それはそれで正解だと思います。

でも、このご夫婦は違いました。

水回りはもちろんだけど、よく考えてみると、
外壁の塗り替えも伸ばし延ばしだったし、
もしかすると、家のメンテナンスするのに
ちょうどいいタイミングかも。

その一方で、奥様はひそかに思っていたのは。。

キッチンを対面にできると、使い勝手がよくなるな。

キッチンと洗面を行き来できるようにしたら
いちいち回り込まなくてもいいしな。

和室があるものの、ほとんど物置で使ってない。
そこをリビングと一体にできたら、いいかも。

リビングと一体にしつつも、
将来寝室として使えるようにできたらいいかも。

なんて、妄想がどんどん広がっていたようです。

食洗機をきっかけに、妄想が広がったわけです。

明日に続きます。