50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す⑦

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子供が独立して夫婦で暮らす。

そんなタイミングに、食洗機が壊れたことで
リフォームを検討し始めたご夫婦を事例に
いろいろお話しています。

もし。
設備の入れ替えだけでなく、暮らし方を考え直す。
ということであれば、依頼先として、設計士がオススメ
とお伝えしました。

新築じゃないのに設計士?
大豪邸じゃないのに設計士?
そもそも必要??

昨日は、そんな思いに、なぜオススメなのかについて
理由をいくつかお話しました。

今日はその続きです。

最初の問いかけの通り、設計士って、なんとなく
新築のイメージがあるみたいです。

でも。
新築ではなく、リノベーションだからこそ、
設計士っているとすごくいいと思っています。

なぜか。。順にお話していきますね。

暮らし方を考え直す場合、間取りの変更も
伴う場合は多いかなと思います。

間取りを思い通りに変えるためには、
大事なハードルがあるんですよね。

何かっていうと。。構造のことです。

例えば、よくあるケースとして。。
LDKを開放的にしたいので、この壁をなくしたい!
なんて要望があるとします。

何も考えなければ、取ってしまうだけです。

あれ?
その壁って、構造としてなくていいのか
って検討すると思いますか?

当たり前でしょう!って思うかもしれませんが、
これまでの経験上そうでもありません。

構造に無関心で、取ってしまうケースもあれば、
移動すればいいといって位置を変えてしまうケース、
取って「なんとなく」補強していくケース。
いろいろです。

設計と工事が分かれていなければ、それって
施主に伝わらないまま、仕上がっていきます。
仕上がると、わかりませんから。

もし設計士がいると、構造的な検討をしてくれるし、
第三者(施主の代理)として、チェックして調整を
してくれますから。

なんか問題あれば、施主へ相談とか報告もしてくれますよ。

もちろん。
設計士のいない施工者でも、そういうことをする場合も
あるとは思いますが、設計士は、そういうチェックが
役割ですから。

また、構造に限らず、工事途中に、しっかりと工事を
してくれてるか、施主の代理でチェック、検査してくれます。

見えないところまで、しっかりチェックできますよ。

特に、この工事のチェックは、設計士の有無で
大きく違うところなので、気にしておいていただきいです。

最後にもう一つありますので、明日お話します。