50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す⑧

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子供が独立して夫婦で暮らす。

そんなタイミングに、食洗機が壊れたことで
リフォームを検討し始めたご夫婦を事例に
いろいろお話しています。

設計士に依頼すると、デザインだけではなく、
現場のチェックもしてくれるので、安心。
間取りを変えるリノベーションの時はなおさら。

しっかり工事をしてくれてるか、第三者的に
チェックしてもらえることは大事ですよ。
そんなお話でした。

今日はその続きをもう少ししておきます。

現場の時、よくあることなんですが。。
工事中の様子を見てみたら、変更したいや
棚等の追加をした箇所が出たりします。

工事が短いリフォームやリノベーションでは、
その対応って、厳しいことが多いです。

工事サイドから考えれば、段取りが狂うことや
手間が増えることを避けたいと思うでしょうから。

ただ。全くダメなのか、可能なのかって、
わかりませんよね?

そんな時に、工事の進捗を把握している設計士が
いれば、本当に無理なのかどうかはわかります。

なので、もしかしたら、変更ができることも
あったりするわけです。

それに、変更に伴う費用も精査してくれます。
適切なのかって、わからないでしょうから。

昨日と今日の話からすると。
デザインはもちろんですが、工事のことを踏まえて
設計士がいることって大事なんですよね。

それと、少し話は変わりますが。

50歳を過ぎた方々のお話を聞いてみて、
共通していることがあります。

リノベーションでいろいろ検索すると、
おしゃれな雰囲気の会社がたくさんあるけど、
なんとなく、若い方たち向けな印象で、
自分たちの今後の暮らしにフィットしないかもと。

逆に、シニア向けというと、おしゃれ感が
あまりないように感じるということでした。
(もちろん探し方にもよりますが)

リノベーションをご一緒したお客様が
同世代の設計士さんでよかったです!
っておっしゃっていた意味が、よくわかります。

世代で分けて語るのは好きではないのですが、
同じ世代ですと、同じ時代の価値観を持ってるし
子供の年代なんかも同じくらいになるので、
リアリティをもって関わってくれるでしょうから。

もちろん。
流行りの若い方向けのデザインとか、
シニア向けのデザインがお好みでしたら、
適切ではありませんけどね。

50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す。

そんなタイミングになった方の参考になればいいな
って思います。

この話はここでおしまいです。