増築できない家

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「増築できない家」とは、法的、構造的、または土地条件的な理由で建物を増築することができない家を指します。その理由にはいくつかの要因が考えられます。

法的な制限では、建ぺい率・容積率建物の面積や高さを制限する法律により、既に上限に達している場合、増築ができません。また完了検査を終え検査済み書がないと原則は増築は認められないことになっています。

セットバック義務では、道路幅が狭い場合、一定の距離を下げる(セットバック)必要があり、増築スペースが取れない場合があります。

解決策としては、専門家への相談建築士や行政に相談し、具体的な制限や条件を確認することが重要です。
増築が難しい場合、既存の建物を取り壊し、新しい建物を建てる選択肢もあります。
またリノベーションして内部空間の有効活用や仕切りの変更により、増築せずに快適性を向上させる方法もあります。

一級建築士 南俊治