ジャンカ

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コンクリートはセメント、砂利、砂からできています。
これらをよく混ぜ、ドロドロのコンクリートができます。この材料を型枠へ流し込んだ際に砂利等が分離してしまうことが多々あります。そのようなことを防ぐため、コンクリートを流す際にはバイブレーターという振動機を一緒に入れて分離を防ぎコンクリートを流し込んでいきます。
また、型枠の外からはトンカチで叩いて振動を与え、水分を仕上げ側へもてくるようにすることで綺麗な壁面が完成します。

これらバイブレータや叩き上げが足りない場合、砂利のみが残ってしまい不良コンクリートが発生してしまいます。そのような部分をジャンカといい、発生した際は部分的に撤去を行い適切な補修を行うことが必要となります。