収納計画やバリアフリー設計、回遊動線を盛り込み日々のストレスを軽減する家づくりの考え方と間取りと暮らしの程よい関係性を生み出すデザインの提案、それぞれの家庭にとって暮らしやすさという質の提案設計。
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※間取り計画と暮らし方を含めた外構計画デザイン提案事例
洗練された動線設計で実現する
理想の間取りづくり。
家づくりにおいて
「快適性」と「効率性」を両立させ、
いかにして暮らしやすい状態を
つくり出すのかは、
どのような生活スタイルの間取りに、
どんな動線をデザインを
施すべきなのかに
かかっています。
特に、
毎日の暮らしをより便利に、
そして上質に
楽しみたい方にとって、
家の中や外での
移動をイメージする
動線を意識した
間取りの設計は欠かせません。
家造りの情報収集を
されている方からも、
ホームページの
お問い合せや
InstagramのDMから
動線については
よくご相談をいただくことがあるので、
今回のblogでは、
家庭環境を設計する
建築家の視点から
日常生活を
スムーズにする3つの動線と、
家事動線を
最適化するためのポイントを
少し書いてみたいと思います。
間取りが暮らしの質を左右する
動線設計の重要性・・・・・・。
快適な住まいを
創り上げるうえで、
最も注目すべきなのが
「動線設計」です。
動線とは、
住まいの中や外で
人が移動する経路のこと。
たとえば、
家事や生活、
そして来客など、
シーン別に必要となる
動線を
あらかじめ整理計画することで、
ストレスフリーな
生活環境を
手に入れることができます。
家事動線・・・・・。
料理・洗濯・掃除などの
家事における
移動経路を
最適化することで、
日常の負担を軽減し、
ゆとりある暮らしを実現します。
生活動線・・・・・。
家族が起床してから
就寝するまでの
一連の動きを考慮し、
効率良く移動できるように
配置することで、
朝の混雑や
夜の疲れを和らげます。
来客動線・・・・・・。
訪問者がスムーズに
移動できるよう工夫しつつ、
ホスト側の
プライバシーも守るための
設計がポイントです。
【家事動線】を最適化する3つのポイント
「家事動線」の良し悪しは、
日常生活の快適性を
大きく左右します。
以下の3つの観点を意識して
間取りを検討するだけでも
家事効率が
格段に向上します。
収納の最適化。
収納スペースは
家事のしやすさを
大きく左右します。
キッチン収納(パントリーなど)
食材や調理道具を
取り出しやすく、
使いやすい場所に
集約することで、
食事の準備がスムーズに。
洗面室や脱衣所の収納
タオルや洗剤など、
日常的に使うアイテムを
コンパクトにまとめることで、
片付けも時短に。
移動距離の短縮
家事の流れをイメージし、
できるだけ動線を
単純化することがポイント。
洗濯機から物干し場への距離
洗濯物を運ぶ手間を省き、
効率よく干せる設計に。
キッチンから食卓までの動線
食事の準備や片付けが
スムーズになり、
家事へのストレスを軽減します。
回遊性の確保
室内を一方向ではなく、
間取りの中で
ぐるりと回れるように
設計することで、
移動の混雑を防ぎます。
※ライフスタイルによっては
お勧めしない場合もあります。
キッチン・洗面室
玄関をつなぐ回遊性・・・・・。
朝の忙しい時間帯や、
帰宅後に洗面所で
手洗い・うがいをする際など、
家事と生活動線が
重なり合う場面で
特に効果を発揮します。
生活動線と来客動線のポイント
生活動線:家族全員が
ストレスフリーに暮らす・・・。
混雑を回避する配置
洗面室やトイレなど、
朝に利用頻度が高い空間は
複数箇所に設置するか、
アクセスしやすい動線を
考慮するように。
プライバシーと
共有スペースのバランス。
個室と共有スペースの
配置バランスを
しっかり設計し、
家族それぞれが
自分の時間を
過ごしやすい間取りに。
来客動線:ゲストにも
心地よい空間づくり・・・・・。
リビングを介さずにトイレへ
ゲストが
リビングを通らずに
トイレへ移動できる設計は、
相手への配慮と
ホスト側のプライバシー確保の
両立につながります。
動線をわかりやすく
玄関から客間・リビングへの
アプローチを
シンプルにすることで、
毎日の移動にも
不便さを感じにくく
過ごす事の出来る
空間設計になります。
それぞれの価値観にあう
動線設計で
暮らしが変わる・・・・・。
動線を意識した
間取りを実現することで、
次のようなメリットが
得られます。
家事時間の短縮
収納の最適化や
移動距離の短縮により、
毎日の家事負担が軽減。
家族全員の快適性向上
朝の混雑や
夜の疲れを最小限にし、
家族がゆったりと
過ごせる空間へ。
ゲスト対応のスムーズさ
来客時にも
気兼ねなく案内でき、
ホスト・ゲスト双方の
安心感が高まる。
こうした効果は、
単なる便利さだけでなく
「住まいの質」そのものを
底上げします。
家庭環境や
暮らしの質をふまえて
動線設計をしっかりと
考慮した間取りは、
心身ともに
豊かな暮らしを育む
大きな要素となります。
暮らす環境を
どのようによりよく
改善ができるのか?
すまいづくり、家づくりは、
そのような
ターニングポイントになります。
上質な暮らしは
暮らす人に程よい
動線設計の質の違いから。
丁寧に質の良い
暮らしの環境を考えてみませんか?。
生活環境に
ゆとりを考えた
間取りと動線設計を大切に。
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