家の当たり前を考え直してみる①
昨日までは、原色とそれ以外にもパキッとした
インパクトのある色を取り入れた家の事例を
順番にご紹介しました。
流行りな色合いではないのですが、
とっても美しく、お客様のセンスの良さを
感じたのではないでしょうか。
パキッとした色もオススメです。
さて。
今日は、全然違うお話です。
テーマは。
家いある当たり前についてお話していきます。
どういうこと?意味がわからない。
そんな声が聞こえてきましたので、
少し事例を挙げて説明しておきます。
以前、収納のシリーズでお話したこと。
クローゼットについてです。
知らない方もいると思いますので、
少しかいつまんで端的にお伝えしましょう。
そもそも。
クローゼットって、どこにありますか?
洋服を収納するための収納ですよ。
どこって??
寝室とか子供部屋にあるでしょう?
はい。
普通は、各プライベートな部屋に付属してます。
自分の服なので、自分の部屋に収納するって
とても自然な流れですから。
なんでそんな当たり前のことを聞くの??
って思ったんじゃないですか?
実は、ここ最近は、その考え方が少し
変わってきているんです。
自分の服が自分の部屋にある。
それって、服を使う立場から考えたら、
確かにそうかもしれません。
でも。
洗濯して収納する側から見たらどうでしょう?
洗濯物を各々に分けるまではいいとして、
それを各部屋に持っていくって大変じゃないです?
わざわざ、各部屋のクローゼットまで持っていって
その扉を開けて、ハンガーにかけたり、引き出しに
しまったり。。
結構手間なんじゃないかと思います。
そこで。
家族みなが一つのクローゼットになっていたら、
分けて持っていく手間が減りますよね。
片付ける側からしたら、ものすごく楽なわけです。
そういったこともあって、家族のクローゼットを
集約した、ファミリークローゼットにする御家族も増えています。
それでも。
ファミクロはありつつ、各部屋にもクローゼットがある
なんて方もいる一方、ファミクロだけにする方もいます。
各個室にクローゼット。
それって、「なんとなく」そうなのであって、
これまでは「当たり前」なことだったんです。
当たり前じゃない方が便利に感じる方がいるんです。
ということで。
そういったことをこれからお話していこうと思います。