郊外の豊かな自然を最大限に活かして和の趣とモダンデザインを融合させる新築計画、素材とゾーニングがもたらす快適な暮らしと家族のくつろぎを生む住まいづくり、郊外の余白を楽しむ暮らしを実現する打ち合わせ。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※橿原アトリエでの住まい手さんご家族との住まいの新築計画打ち合わせ

郊外の自然の恵みを

取り入れながらの暮らし・・・・。

家族が心からくつろげる

地域に馴染む

オシャレでモダンな

和風住宅を実現したい。

そんな希望を胸に

スタートする新築の打ち合わせは、

まさに夢が形になる

瞬間でもあります。

昨年から

住まいの新築計画で

ご依頼をいただき

価値観のイメージを

打ち合わせさせていただきまがら

建材設備や

インテリアのショールームで

住まいのパーツにも

イメージを持っていただきながら

進めていた

価値観の打ち合わせもある程度進み、

計画土地の情報整理も

進んできたので、

今回は室内の仕上げ

木材サンプル等も

アトリエでご覧いただきながら、

素材の使い方も含め

考え方をカタチにする前段階。

ここは和室がいいね、

駐車スペースとの

つながりを意識したい・・・。

二階に洗面は必要かどうかと

意見を交わす時間。

家造りのカタチを

イメージし始めるひととき。

奈良県中南和地域郊外の

自然豊かな風景と

暮らしの味わいを

デザインするための

イメージを軸に、

住宅の計画で欠かせない

「ゾーニング」についても

少し話題に・・・・・。

郊外の環境を活かす

ゾーニング。

ゾーニングとは、

敷地内や建物の内部空間を

どのように配置し、役割を分けるかを

プランニングする

作業のことです。

特に郊外のように

広い土地が確保できる場合、

市街地や住宅密集地での

環境の読み取り方は

大きく異なるのですが

建物の位置関係と

外部環境(道路・隣接地・庭・駐車場)との

つながりを意識するだけで、

家族の生活動線も

ぐっと快適になります。

例えばリビングや

ダイニングを

風景と環境を考えた範囲に

配置して、

大きな窓や

縁側・テラス等を

設けることで、

外の自然光を

たっぷり取り込みやすく、

風景を「借景」として

楽しめるように

デザインを

施す事もあります。

視線の抜けを意識することで、

室内空間の

奥行きも変化します。

家族でも個人でも

状況によって

使いやすい空間の区分。

住まいの打ち合わせでは、

新築の場合も

リフォームや

リノベーションの場合でも

家族構成や

ライフスタイルに合わせて

「静」と「動」のスペースを

どう配置するのかが

重要なテーマ。

たとえば、

キッチンとリビングを

オープンにつなぎ、

家族のコミュニケーションを

取りやすくする一方、

書斎や和室は

少し離れた静かな位置に

設けることで

落ち着いた空間を確保します。

子供の勉強や

リビング学習を考える場合、

光の入り方や

コンセントの位置

子供の成長過程で

重複する時間を

どのように反映するのかにも

気を配ることも重要です。

さらに浴室やトイレなど

水回りと呼ばれる

セクションの位置は、

家事動線や

プライバシーを考慮して配置。

ゾーニングの工夫により、

日々の暮らしが

満たされて

驚くほどスムーズになります。

今回は素材や建材の表情と

空間の趣、

木材サンプルも

検討要素に和の設えを。

木のぬくもりと

優しい香りを感じられる素材は、

和風住宅の

要ともいえる存在。

打ち合わせでは、

杉やヒノキなどの

サンプルも手に取り、

質感や色味を確認しながら

「床材はどうしよう」

「壁にはどんな材を使うといいだろう」、

「天井は?」なども話し合います。

ゾーニングで生まれる

各スペースには、

それぞれの素材感を活かした

コーディネートが重要です。

たとえば、

リビングは足ざわりの良い床、

和室には畳や縁甲板を合わせ、

暮らしのイメージを持つ

テイストを保ちつつも

空間ごとの個性が

引き立つよう工夫します。

庭とつながり、

四季を取り込む外構計画。

敷地全体のゾーニングと

家本体の

間取りとの連動では、

外構のプランニングも

欠かせません。

敷地の高低差や

周囲の視線を考慮しながら、

庭やアプローチを

どう配置するのかが

家の印象を

大きく左右します。

玄関アプローチを

石畳で和風に仕上げるのか、

維持管理をメインに

仕上げを簡素化するべきなのか

駐車スペースや

駐輪スペース、

アウトドアを楽しむスペースを

どこに設けるかなど、

細部まで検討することで

完成度が異なってきます。

子供が走り回れる

スペースや

所謂・・・余白スペースを

設けておくと、

ゆとりある空間が生まれて

奥行きを持った

拡張性のある生活空間を

演出する事に繋がります。

家造りは、

環境計画によって

さらに暮らしを上質にします。

敷地内外の人の移動を示す

動線を意識し、

家族の暮らしに

フィットした空間を

配置することで、

ここで子どもが

走り回る姿が目に浮かぶ・・・・・。

この窓から庭の緑を

楽しみたい

といった具体的な

暮らしのイメージが生まれます。

家族がのびのび過ごす

空間と

素材の味わいを

どのように

融合させるかによっても

雰囲気は変化します。

郊外だからこそ

味わう事の出来る

暮らしの余白をイメージ中です。

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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