家の当たり前を考え直してみる㉗(洗面脱衣④)

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先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

昨日は、脱衣でよく見かける洗濯機について
いろいろとお話しました。

洗濯機の場所って、脱衣に限定ではなく、
もっと自由であっていいのでは?
そんなお話でした。

今日はその続きです。

昨日ご紹介したバルコニー近くの廊下に
洗濯機を設置した事例。
動線を考えると、理にかなってますよね。

ただし。
廊下に設置の場合は、音が廊下を伝って
各部屋で、気になるかもしれないので、
その辺りは注意が必要ですね。

そうそう。
最近、ガス式の洗濯乾燥機を導入する
という方が多くなっています。

電気式(ドラム式)洗濯乾燥機に比べると
圧倒的に早く乾燥できますから。

雨の日に便利だろうと思って導入された方も、
実際は、全て洗濯乾燥機で乾かしている。
そんな方がほとんどだったりします。

なぜ、急にそんな話をしたのかというと。。

洗濯機と洗濯乾燥機があるとして、
もし、洗濯物を物干で干さないのであれば、
洗濯機+洗濯乾燥機のセットは、
どこにあっても問題なくなるかもしれませんよ。

とはいえ。
リビングに!とはいいませんが(笑)

例えば。。
家族みなが使うファミリークローゼットがあるなら、
その近くとかどうでしょう?
もしくは、クローゼット内とか?!

家事動線をよくするという名目で、
洗面脱衣とファミリークローゼットを隣接させる
でもいいのですが、他との関係で、
間取りがうまく構成できない場合であれば、
切り離して考えることができますから。

逆に、各個人の部屋のクローゼットのみで
ファミリークロゼットがないのであれば、
昨日ご紹介した通り、共用の廊下の一角で
その脇に、服を折り畳むためのカウンターを
併設すれば便利じゃないですか??

洗濯して、乾燥して、カウンターで畳んで
各部屋のクローゼットへ運ぶ。
すごく合理的なのかもしれません。

ただし。
洗濯乾燥機の排気問題があるので、
そこは、設計士さんとしっかり調整必要です。

洗濯機+洗濯乾燥機の位置が自由になりました。

皆さんなら、どこに配置したいですか?