家の当たり前を考え直してみる(56)(電気⑤)

よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、コンセントのお話第二弾。
コンセントをどこに配置するといいのか?
に対して、よく聞くアドバイスについて
いろいろお話しました。
今日は、その続きですね。
昨日までは、特に使う目的がハッキリしてない
コンセントについてお話していました。
では。目的ハッキリしている場合はどうか。
そんなお話していきましょう。
例えば。
みなさんは、家電の空気清浄機を使いますか?
花粉症やハウスダストアレルギーの方であれば、
きっと導入されていると思います。
はて。
空気清浄機をどこに置いていますか?
いろんな部屋に設置してる方もいると思いますが、
共通してそうなのは、LDKでしょうね。
では、LDKのどのあたりに設置していますか?
もちろんですけど、コンセントのある近く
ですよね?
その場所にあって、ジャマだと感じたことって
ありませんか?
そもそも、床置の家電なので、壁から出っ張るので
脚をぶつけたり、カバンをぶつけたり。
そんな経験があるかもしれません。
だからといって、コンセントから遠い場所だと、
コードが引っかかりますから。
なので。
空気清浄機を設置予定なら、それを想定して
コンセント位置を決めておくといいですよね。
人が通る場所ではなくて、部屋の隅の方とか、
見た目が好きじゃないから、見えにくい場所とか。
出っ張るのが嫌なら、壁に窪みをつけて
その中に入れるとか。
加湿器なんかも同じですよね。
冬場はどうしても乾燥しがちなので、加湿器は
あった方がよいでしょうから。
LDK全体を加湿するとなると、相応に器具も
大きいですよね。
でも。最初から想定しておくのって難しいし、
自由度がなくなっちゃう。。
そんな声が聞こえてきそうです。
だからといって。
LDKのアチコチにコンセントつけておけばいい。
っていうのもどうかなと思います。
長くなったので、明日に続きます。