家の当たり前を考え直してみる(62)(外構④)

よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、ウッドデッキにまつわる当たり前について
いろいろとお話しました。
夏にウッドデッキを使う時に気になる点として、
床面の熱さ対策のことでした。
その続きとして。
ウッドデッキでバーベキューというイメージについて
話始めたところ。
今日はその続きです。
ウッドデッキでバーべーキューを愉しむ。
素敵な暮らし方なのですが、冷静に考えてみましょう。
バーベキューをする際に、コンロを置きますよね。
当たり前ですが。。
火の元なわけですので、火の粉が飛ぶことって
ありますよね。
木材や樹脂でできている床面に落ちると、
すぐに燃えてしまうわけではないにしても、
焦げたり、溶けたりすることがあります。
特に。
人工木の場合は、溶けると補修が難しいので、
気になるようだと、張替ないといけません。
なので。
もし、デッキの上でやる場合は、火の粉が飛んでも
大丈夫なよう、燃えない敷物をしていただく方が
よいでしょうね。
それと。。
ウッドデッキって、床面の板と板の間に隙間が
ありますよね。
熱で収縮したときに、支障がでないようにする
ことが目的です。
何か食べ物等は、隙間に入ってしまうと、
取り出すのって、すごく難しいんですよね。
デッキ下がコンクリートであれば、雨とかで
流れていく可能性もありますが、土の場合は。。
そこにたまっていきますから。
気にならないのであればよいのですが、
もし気になるようであれば、掃除のことも
考えておいたほうがよいですよ。
例えば。
デッキの側面を塞いでしまわず、オープンに
しておくこと。
そうすれば、そこから水をかけたりとか、
床下に入っていけますから。
ウッドデッキでバーべーキュー。
って、当たり前なイメージですけど、
いろいろと考えることが多いんですよ。
明日に続きます。