家の当たり前を考え直してみる(66)(外構⑧)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。

いろいろと新しい発見があったらいいですね。

昨日は、ウッドデッキを使うシーンを想定して
気になる点として、日差し対策についてでした。

オーニングを使えると、大きな範囲で日影をつくれる
ので、デッキが大きい時は考えてみてください。

そんなお話でした。
今日は、少し違うお話です。

ウッドデッキをつくりますよね。
おおよその方の場合、ウッドデッキの先は、
道路であったり、お隣さんの家がありますよね?

デッキで楽しんでいるシーンを周囲の方に
見られてしまうことに、皆さんはどう感じますか?

楽しそうな雰囲気を見せつけたい!
ということであれば、全然大丈夫です(笑)

ただ。
できれば、周りを気にせず、自分たちだけで、
楽しみたいと思うのであれば、何か対策が必要です。

住宅街を歩いてみてください。
みなさんどうしていると思いますか??

デッキのある庭と道路やお隣さんとの境界に、
目隠しのフェンスを設置してるケースが多いです。

メッシュフェンスだとスケスケですから(笑)

せっかく目隠ししているのに、効果がない場合が
多いかもしれません。

というのも。
フェンスの高さが低いことが多いからです。

フェンスの規格の高さって、種類にもよるんですけど、
60cmから、大きくても1.2mくらい。

コンクリートブロック1段の上に設置しても、
地面から1.4mくらいしかないんですよね。

小学生であれば、いいかもしれませんが。。
大人であれば、全然見えてしまっています。

隠してるつもりが、隠せてない。。
それだったら、メッシュフェンスでもいいかもしれません。

それを高く設定したいのであれば。
下にあるコンクリートブロックを数段積む
というのが一つの方法ですね。

ブロックで4段積めれば、80cmプラスになるので、
目隠しが1.2mあれば、合計2.0mなので。

ただ。
高さが相当になるので、コンクリートブロックは
しっかりとした造りにしてくださいね。

長くなったので、明日に続きます。