家の当たり前を考え直してみる(67)(外構⑨)

よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、ウッドデッキで周囲を気にせず楽しむ。
そんな流れから、敷地周りを囲むフェンスについて
お話しました。
目隠しにしたのに。。
低すぎて、結局丸見えなんてケースが多いかも。
そこで。
しっかり目隠しをする方法として、
コンクリートブロックを5段ほど積んだ上に、
80cmほどのフェンスを設置する。
そんなお話でした。
今日はその続きです。
別の方法としてよくあるのは。
フェンスを上に重ねて設置する方法となります。
1.2mのフェンスを2段重ねれば、2.4mになります。
ブロックより見た目が好き!なんて方がいるかも。
でも、実際はこんな感じ。
フェンスがそのまま2.4m高さになったというより
二つの別々のパネルが重なってる感じです。
枠とパネルが同じ色だとまだ気になりませんが、
パネルだけ木目にしたりすると。。
枠が気になる方がいるかもしれません。
もし、気になる!ということであれば。。
上下で色や種類を変えてしまうのも一つです。
上は木目で黒枠。
下は枠もパネルも黒。
とか。
上は目隠し。
下はメッシュ。
とか。
パネルが分かれるのであれば、敢えてそれを
違うテイストにすれば、とても自然だったりします。
そうそう。
一つ大事なことなんですけど。。
目隠しフェンスって、スケスケのフェンスに比べて
当たり前なんですけど、風の影響が大きいです。
ですので。
それを支える柱とか基礎とかブロックは、
かなり頑丈なタイプにすることをお勧めします。
既存であった昔のコンクリートブロックを使って
目隠しフェンスをつくる。。
あまりお勧めしません。
昔のブロックって。。鉄筋が入っていなかったり
基礎がなかったりすることも多いので。。
長くなったので、明日に続きます。