家の当たり前を考え直してみる(68)(外構⑩)
投稿日時:
2025-05-07 08:04
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、目隠しフェンスについて、いろいろと
お話ししました。
目隠しフェンスを採用したのに低すぎて丸見え
という庭先が当たり前のように多いので。。
今日は、その続きです。
庭先とか、敷地の境界線に立てるフェンスって
基礎やブロックを設置した上に柱を立てて、
その柱にフェンスを取り付ける
というのが、よく見かける形かなと思います。
それをうまく組みあわせて使うのもいいのですが、
少し違う形も商品としてはあるんですよね。
こちらをご覧ください。
柱を立てるだけでなくて、柱同士を梁(横材)で
つないでいます。
柱だけよりも、強くなるという機能的な側面と、
このフレームをデザインとして取り入れることも
できます。
例えばこちら。
黒いフレームで大枠と構成しながら、
その内側に、いろんな面材を組み込む。
内側に組み込む面材は、格子はもちろんありますが、
半透明のパネルもあったりします。
視線をコントロールする前提ではありますが、
風を通すなら格子、光を通すなら半透明のパネル。
目的に合わせて、面材を組みあわせることで、
いろんな屋外空間を創り出すことができます。
例えば、パネルを組み合わせるとこんな感じ。
しっかり目隠ししながら、光も差し込んできて、
すごく魅力的な屋外空間になりますよね。
ご覧いただくとわかりますが。
フェンスよりも高く設定できるのは、魅力の一つ。
すごく魅力的だと思う方が多いかもしれませんが。。
実際に採用しようとすると、結構なお値段に。。
考えどころですね。。
明日は、門周りについてお話していきます。