子育て家庭の“眠れない夜”を解決する家づくり|睡眠不足を解消する間取りと快眠寝室設計のポイント

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※間取り提案と暮らしの質を向上させる住まいの設計に寝室の役割と睡眠についてデザインを整える検討デザイン

子育て世代こそ

大切にしたい

「眠りやすい家」のつくり方。

ジャパンディなデザインでモダンな暮らしの空間を楽しみつつ子育ての生活時間を有意義に過ごす寝室の設計提案

住まい造りの

打ち合わせの際に

「眠れていますか?」

と質問を

させていただく事もあります。

その問いが

暮らしを変えるという事。

夜中に子どもが

起きるたびに目が覚める。

朝になっても疲れが取れない。

寝室がなんだか落ち着かない。

これは、

実際に家づくりを

ご相談いただいた際に

聞こえてくる、

生の声です。

現代の子育て世代は、

日中は仕事に育児、

家事に追われ、

自分の時間も

心の余白も

なかなか取れません。

そしてその疲れを

癒すべき睡眠時間が、

さらに削られているのが

現実です。

ですが、

忘れてはならないのは

「家」は、

毎日の暮らしの器であり、

心と体を

休める場である

ということ。

家造りの際には

LDKに意識が向きがちですが

細部も考えつつ

家全体で暮らしを解決し

心地よさという意味を

上質に仕上げるように。

その中心にある

寝室や睡眠環境の

質を高めることで、

家族の暮らしの質が、

目に見えて

変わっていきます。

子育て世代の

リアルな悩みから

設計は始まるという事。

僕自身は建築家として

住まい手ご家族の

ライフスタイルに

深く寄り添い、

家族の健康・時間

そして心のゆとりを軸にした

家づくりを

ご提案しています。

特に、

睡眠環境の整え方は、

間取り設計の

最も重要な鍵の一つです。

夜泣きで何度も目が覚める。

→ 乳幼児期の子育てでは、

親子での添い寝や、

夜間の授乳

おむつ替えが頻発します。

そのためには、

一緒に寝る場所

交代しやすい環境づくり

時間の経過とともに

親の寝室と

子ども部屋との

位置関係、

アクセス動線、

音や光の遮断性を

考慮した設計が不可欠です。

子どもが一人で寝られない。

→ 一人寝の練習を

始める年齢でも、

親の気配を感じられる距離感

であることが、

子どもにとって

安心材料になります。

扉を閉めても

音が伝わりすぎないような

素材選び、

照明の調光なども、

心理的な安心を

生み出します。

夫婦の時間や睡眠がバラバラ。

→ 夫婦それぞれの

生活時間が

ずれている場合も多く、

寝室に求められる役割は

ただの休息の場

ではなくなっています。

音を立てずに

支度できる収納配置や、

パートナーに気を使わずに

動ける照明設計など、

小さな配慮が積み重なることで、

お互いのストレスを

減らすことができます。

「暮らしの設計」と

「睡眠科学」の出会いが

暮らしを変える。

ただ美しいだけの

インテリアではなく、

人間工学・心理学

睡眠医学の要素を

丁寧に織り交ぜながら、

なにより「オーダーメイド」の

住まい造りとして

各家庭環境や

暮らしの環境をデザインしながら

心地よい空間づくりを

進めています。

快眠のためのポイント例。

遮光・採光バランス
→ 朝は自然光で

やさしく目覚め、

夜は完全遮光で深く眠る。

このリズムを設計で再現します。

音のストレスを軽減する素材設計
→ 足音や話し声、

外の車の音さえも

軽減するための

断熱材・遮音・防音建材の

選定と配置を調整。

色彩心理に基づく配色
→ 壁・寝具

カーテンなどは、

交感神経を鎮める

「低明度・低彩度」の

グレーやベージュが

効果的です。

空間の広がりと視線設計
→床から高すぎない

家具配置、

窓からの眺望、

間接照明の活用により、

視界の圧迫感を抑えます。

こうした工夫は、

一見小さなことに見えて、

毎日蓄積される

「睡眠の質」という

大きな効果に

つながっていきます。

「家族が安らげる」ために、

設計でできること。

家族が笑顔で暮らすには、

まずは眠りやすい環境を

整えること。

この考えを大切にして、

単なる間取りの

提案を超えて

「暮らし方」そのものを

共に考える

建築家でありたいと

考えています。

・寝不足からくる

子どもの機嫌の悪さや

ケガのリスク

・夫婦間のすれ違い

自分の時間のなさによる

ストレスや無力感

こうした日々の小さな悩みは、

暮らしの環境全体を視野に

設計の工夫で

解決できる可能性が

あります。

寝室を見直すことが、

暮らし全体の見直しになる。

勿論それだけでは無くて

暮らしの全体像を含めて

家事時間や

趣味時間や

整理収納も含めて

新築はもちろん、

リノベーションでも

睡眠を考えた間取りへの

改善は可能です。

暮らしが整い、

気持ちに余裕ができると、

家族の会話も、

笑顔も、

自然と増えていきます。

勿論人生には

様々なシーンがあるの

喜怒哀楽に寄り添うように。

キチンと眠りたい。

でも、

どうしても眠れない。

そんな声に、

設計の力で応えられるよう、

丁寧な住まいをと考えています。

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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