家の当たり前を考え直してみる(71)(外構⑬)

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よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。

いろいろと新しい発見があったらいいですね。

昨日は、門柱のお話でした。
門柱に必要な機能を集約して一本化した機能門柱が
オープン外構と合わせて多くなってきた。

ただ、どちらが正解でもないですよ。
そんなお話でした。

今日から違うお話と思っていたのですが。。
補足でもう少しお話しておきたいと思います。

オープンな外構以外であれば、
腰高の門扉と門柱を組み合わせるパターンは
よく見かけるかなと思います。

ただ。腰高なんですよね。

以前フェンスのところでお話したのですが、
腰高ゆえ、道路から敷地内は丸見えなんですよね。

門柱とか門扉はあくまで、境界明示が目的で、
ここからは入ってこないでという意味だから、
見えていてもいいんじゃない。

だから、それが「普通」なんじゃないかな。
って思ったかもしれません。

とはいっても。
目隠しフェンス同様に、門周りだって内部が
見通せないようにはしたいな。

そんな方だっているわけです。
そんな時はどうするか。。

いろんなやり方はあるのですが。。
シンプルに考えたいのであれば、こちらがよいかも。

かなりしっかりと、道路から閉じていますよね。
プライバシーがしっかり確保されています。

こちらであれば、アルミで構成されていて、
錆の心配もないし、メーカー既製品なので、
わかりやすいですよね。

ショールームでも確認できたりしますから。

もっとオリジナル感じがよければ。
製作でつくってしまうのもありでしょう。

ただ。
費用を考えると、既製品をうまく取り入れる方が
よいところ。。

コストとのバランスも考えながら、決めていけると
いいんじゃないかなと思います。