内部結露
投稿日時:
2025-05-12 13:04
建物の壁は板が一枚あるだけではなく、断熱材や合板、石膏ボード等様々なものの組み合わせで構成されています。
昔は真壁等言われる柱の間のみを仕上げすることで柱の状態を毎日確認することが可能でした。
洋風の作りが流通することで大壁という柱も隠してしまうしあげが主流となり、柱の見えない作りが一般的となりましたがその場合に透湿抵抗や壁の中の湿気の排出までも考えられない作りが多く施行されています。
気密住宅のようなものでは、フィルムで壁を塞ぐため透湿抵抗が高くなりすぎ湿気が排出されずに溜まる傾向があります。機械換気で湿気の調整を行いますが、調整がうまく出来ない場合は壁内に結露が発生します。
条件や仕組みを理解した上で建物構造を検討することが大事です