土地探しというか土地選びのお話⑥

先日から、これから土地から家づくりを考えてる方と
お会いした時のお話をきっかけにしています。
高低差のある敷地ということで御紹介したのですが、
もう少し詳しく知りたいとの問い合わせがあったので、
お話しています。
昨日は、高低差のある土地で、敷地を有効活用する場合
擁壁が必要で、その種類についていくつかお話しました。
今日はその続きです。
昨日、ゆったりとした敷地の場合、斜面を残すのも
一つですよ。
そんなお話しましたよね。
斜面を残すって、どんなん?
そんな疑問が湧いてきた方もいるかもしれません。
先日お話した通り、30°勾配以下にすることで、
危なくない斜面として扱うことができます。
つまり。
高低差はあるのに、擁壁をつくらなくていいんです。
ただし、家を建てれる範囲が相応に狭くなりますが。。
それはさておき。
斜めにした場合、どんな感じかというと。
高低差があれば、斜面はもっと大きくなります。
このイメージを見ると。。
小さなお子様が、滑り台みたいに滑って遊んだり
なんて妄想が広がったかもしれませんね。
よく、公園とかでありませんか?
それが自宅にあるんですから。
なんだか素敵なイメージじゃないですか??
もちろん。そんな使い方もできてしまって
すごく魅力的なんですけど。。
この天然芝。
どうやって芝刈りしますか??
斜面を芝刈り機でというのもなかなか大変。
しかも。
途中で植栽なんかあったら、もっと大変です。
ただ、伸ばしっぱなしにもできないですし、
雑草は取らないといけませんので。
なので。
もし、やるのであれば、天然芝というよりは、
フッキソウのような地被類を植える方がいいです。
手入れが楽ですから。
ただ。滑り台みたいな遊び方はできないかも。。
それともう一つは、大きな石でカバーする方法です。
いわゆる石積とは違いますよ。
斜面の表面に防草シートを張って、その上に、
割栗石という大きめの石を置いていきます。
石積風で、見た目はクールでよいですよね。
しかも雑草が生えにくいのも大事なポイントです。
ということで。
斜面にするのはいいのですが、その仕上げをどうするか。
その辺りは、設計士と相談しながら決めてくださいね。
参考にしていただければと思います。