家の当たり前を考え直してみる(79)(外構⑳)

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家づくりにおいて、いろんな当たり前があります。
その当たり前を考え直してみると、もっと自由な
家づくりができるんじゃないか。

そんなことで、ずっとお話してきてます。

昨日は、駐車場の屋根としてカーポートの中で
車の出し入れの際に気になる柱の対処について
お話しました。

今日はその続きとなります。

突然ですけど。。
ここ数年、車の盗難がとても多くなっています。
うちは大丈夫なんて思ってると危険かも。。

ハンドルロックをしたり、GPSをつけたり、
車側でいろいろと対処することって
すごく大事なんですけど。。

外構工事側でも、何らか対策をしておけると
いいですよね。

どんなことができるのかというと。

一番は、駐車場と道路の間に何かを設置する
ということがあります。

オープン外構って、自由に出入りできるのは、
便利なんですけど、車の防犯という意味では、
不用心ですから。

そこで。
駐車場の出入り口に、シャッターを取り付け
できると、かなり状況が変わってきます。

手動でも、電動でもいいのですが。。
車の中からシャッター操作できる方がよいので、
電動がオススメです。

それはさておき。
シャッターを設置することで、そもそも敷地内に
入りにくいですし、車を見えにくくすることにも
つながりますよね。

カーポートにシャッターつけれるの?
って思った方もいると思いますが。。

門型のフレームとシャッターがセットになった
製品があるので、良いかもしれませんね。

シャッターとしてスケスケタイプもセレクト
出来ますが、防犯面からは塞がってるのがベター。

ただし。
この門型のシャッターは相当金額が高いので、
採用のハードルが高いかもしれません。

もしそうであれば。。こちらはどうでしょう。

カーゲートですね。
シャッターのように車を隠せないのですが、
侵入への心理的なハードルにもなりますし、
車を出す時に、障害にはなりますから。

このほかにも、床からパイプを出し入れする
バリカーもありますよ。

ただ。毎日の出し入れが大変なので、
結果、出し入れしなくなったら効果なしに。

そういう意味では、シャッターかゲートが
よいかもしれませんね。

防犯対策は奥が深い。。