好みの変化って自然ですから④

先日から、初めてお会いしたご夫婦から
ご相談いただいた内容についてのお話です。
とある設計事務所で家づくりをスタートしてる
このご夫婦。
とっても気に入っていた外観デザインについて
少し違和感を感じ始めます。
ちょうど設計事務所と打ち合わせがあるので、
その時に、他のデザインも可能なのか聞いてみることに。
今日はその続きです。
予定の日。
設計事務所へ訪問して打ち合わせが始まります。
間取りのこととかを話した後、話題が外観デザインに。
ご主人が思い切って、話を切り出します。
最近、インスタでいろいろと見るようになって、
外観デザインを変更してみたいと。。
どんなデザインですか?と聞かれて、インスタの画像を
いろいろと見せていきます。
黙って見てくれるので、対応してもらえそうだと思って
正直なところ、まだ迷ってるんですけどと伝えたそうです。
設計士は、一通り画像を見た後、話を切り出します。
いろいろ見せた外観デザインについて否定するわけでもなく、
そういうデザインもいいですよねと前置きしながらも、
今提案している外観デザインのどこが美しいのかについて
話し始めました。
同じように見えても、塗り壁の色とか仕上げ方のこととか、
屋根のラインを細くしてシャープに見せているとか、
木材も偽物ではなく、本物を使っているとか、
全体の形のバランスのこととか。
他と比較しながら、丁寧に説明してくれたそうです。
確かに。
よく見ると、違いはありそうとは思いつつ。。
少し論点がずれていると感じます。
そこで。
他との違いではなくて、軒のあるデザインとして、
説明してくれた細かなことを満たしてもらえませんか?
と問い直します。
軒のあるデザインは。。。
なんだかんだと説明はしてくれたのですが、
先ほどよりは、ずいぶんと理解しにくい内容に。。
結局は、今のデザインがベストですとのこと。
納得はできなかったものの、ハッキリしたことは、
他のデザインにしてもらうことは難しいということ。
その打ち合わせは何とか切り抜けます。
帰りの車中で、ご夫婦お互いの理解を共有。
少し、調べてみよう。
ということになりました。
長くなったので、明日に続きます。