間取り迷子から抜け出す・建築家が考える“暮らしに合う間取りと動線計画”の見つけ方。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

情報に振り回されない家づくり

間取り迷子から抜け出すために大切なこと

家づくりを始めたばかりの方や、
SNSで情報を集めている方から、

「調べるほど分からなくなる……」

「どれも良く見えて、何を選んだらいいのか分からない」

そんな声を本当に多くいただきます。

※住まい手さんの価値観と

暮らしの動線と環境を丁寧に整えた、

やまぐち建築設計室提案の和モダン住宅の間取り図。

いわゆる間取り迷子。

でも、その状態になってしまうのは
あなたが悪いわけではありません。

情報が多いほど、

家づくりは迷いやすくなる

SNSには「良い間取り」や

「人気の設備」があふれています。

どれも魅力的で、

つい真似したくなりますよね。

しかし、その間取りは
“誰かの暮らしにとっての最適解” であって、
あなたの家族の最適解とは限りません。

間取りで失敗してしまう原因の多くは、
情報の選び方ではなく、
自分たちの価値観が

まだ言語化できていないことにあります。

■ 間取りは「あなたの暮らし」から自然に生まれるもの

やまぐち建築設計室が最初に行うのは、
いきなり図面を描くことではありません。

まずは、
「どんな暮らしを大切にしたいのか」
「家族が心地よく過ごせる環境はどんな姿か」
を丁寧に伺うことから始めます。

● 朝のルーティン
● 帰宅後の動き方
● 家事の順番
● 家族との距離感
● どんな時にストレスを感じるか
● 将来の暮らし方

こうした

“日々の積み重ね”を整理していくと、
必要な動線・収納・空間の大きさなどが

自然と見えてきます。

間取りは、

ゼロから発明するものではなく
「暮らしの必然」から

生まれるものなのです。

■ 人気の設備や間取りが

合わなかった理由・・・・・。

情報を集めても迷いが増えてしまうのは、

・便利そうに見えた
・みんなが採用している
・SNSでおすすめされていた

といった“外側の基準”で

選んでしまっているから。

家づくりで本当に大切なのは
「自分たちにとって何が心地よいか」
という“内側の基準”。

この基準が見えてくると、
選ぶことに迷いがなくなり、
家づくりが一気にラクになります。

■ 家づくりの不安を減らすいちばんの方法

それは、
間取りの答えを“情報”ではなく、
“あなたの暮らし”の中に探すこと。

暮らしの軸が見えてくると、
間取り・動線・収納の答えが

スッとそろいます。

これが、

やまぐち建築設計室が大切にしている
「暮らしからつくる家づくり」です。

■ 図面は「暮らしの写し鏡」

今回ご紹介した間取り図のように、
和モダンを基調としながら
LDK・玄関・家事動線・来客動線

収納計画を丁寧に整理することで、
家族それぞれが

心地よく暮らせる環境が

整っていきます。

どんな空間が必要か、
どの動線がストレスを減らすのか?
その答えは、

必ずあなたの暮らしの中にあります。

■ まとめ|間取り迷子から抜け出すために

・「人気だから」で選ばない
・暮らしの価値観を整理する
・自分たちの心地よさを基準にする
・間取りは暮らしの必然から生まれる
・情報は“参考程度”でOK

家づくりは、
あなたの暮らしを

見つめる時間でもあります。

焦らず、迷わず、
あなたらしい住まいを見つけていきましょう。

やまぐち建築設計室
https://www.y-kenchiku.jp

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------