【50歳からの家】インテリアが変わると、気持ちも変わる

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

■ なぜか落ち着かない。その原因はインテリアかもしれない
「家にいるのに、気持ちが休まらない」
「なんとなくイライラすることが増えた」
「前より家が好きじゃなくなった気がする」

50代のご夫婦から、よく聞く言葉です。

多くの方は、
仕事や年齢、体力の変化のせいだと思いがちですが、
実はその原因、インテリアにあることが少なくありません。

家の中で、私たちは毎日何千回も
色・形・素材・配置を“無意識に”見ています。

インテリアは、
想像以上に、心に影響を与える存在なのです。

■ インテリアは「気分」をつくる装置
例えばこんな違いがあります。

・色数が多く、物が多い空間
→ 落ち着かない、思考が散る

・素材がバラバラな空間
→ 無意識に疲れる

・視線が遮られる配置
→ 圧迫感、閉塞感を感じる

逆に、

・色味が整っている
・素材に統一感がある
・余白があり、視線が抜ける

こうした空間では、
自然と呼吸が深くなり、気持ちが整います。

インテリアは「飾り」ではなく、
**日々の感情を左右する“環境そのもの”**なのです。

■ 50代からは「ときめき」より「安心感」
若い頃は、流行やデザインの強さに惹かれて選んだインテリアも、
50代になると、少し違って見えてきます。

・派手すぎる色が落ち着かない
・尖ったデザインが疲れる
・物が多いと掃除が億劫

その代わりに求めるのは、

・長く見ていても疲れない
・触れると心地いい
・生活の邪魔をしない

つまり、
“気持ちが穏やかでいられるインテリア”です。

これは妥協ではありません。
人生のフェーズが変わった証拠です。

■ インテリアを変えると、行動が変わる
面白いことに、
インテリアが変わると、行動も自然に変わります。

・片付けやすくなり、散らかりにくくなる
・家事動線が整い、動きがラクになる
・リビングにいる時間が増える
・夫婦の会話が増える

つまり、暮らし方そのものが、やさしく整っていくのです。

「家を変えたら、気持ちが前向きになった」
という声が多いのは、決して偶然ではありません。

■ 家具を買い替える前に見直したいこと
インテリアを変えようと思うと、
まず家具や雑貨を買い替えたくなります。

でも本当に大切なのは、
**“配置”と“バランス”**です。

・視線の先に何が見えるか
・動線を邪魔していないか
・高さやボリュームが合っているか
・空間に余白が残っているか

これらを整えるだけで、
買い替えなくても空間の印象は大きく変わります。

インテリアは、
足すことより、整えることが先なのです。

■ 心地よい家は、心地よい人生につながる
50代は、これからの人生をどう過ごすかを考える大切な時期。

だからこそ、毎日を過ごす家の“雰囲気”は、
想像以上に重要になります。

インテリアを整えることは、単なる模様替えではありません。

自分たちの気持ちを、これからの人生に合わせて整えること。

家が変わると、気持ちが変わる。
気持ちが変わると、人生の景色も変わっていきます。

家は「過去の記憶」を守る場所であり、 これからの「人生の舞台」にもなります。そろそろ、自分たちのための家に“暮らし替え”しませんか?

ナイトウタカシ建築設計事務所では、 50代・60代のご夫婦が安心して次の暮らしを描けるよう、 「建て替え or リノベーション」判断をサポートしています。

▶ 詳しくはこちら → 暮らし替え相談ページへ

建てる前に、“どう暮らしたいか”を一緒に整理する。
そんな家づくりを、大切にしています。

ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧
設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、
すべての家づくりプロジェクトをこちらにまとめています。
→ https://lit.link/ntaa

ご相談・ご質問はこちらから
家づくりの不安やテーマづくりについて、気軽にお問い合わせください。
→ 公式サイト(https://www.ntas.info/)