【自宅サウナ】本格派はやっぱり「フィンランド式」?
1. フィンランド式は「温度と湿度のバランス」が違う
フィンランド式サウナの最大の特徴は、
高温×低湿ではなく、「高温×可変湿度」であること。
サウナストーブの上に積んだ石に水をかける
「ロウリュ」によって、
一時的に湿度を上げ、体感温度をコントロールします。
これにより、
熱が刺さるように痛くならない
息苦しさが少ない
汗が自然に、深部から出る
ただ熱いだけではない、
“包まれるような熱”が生まれるのです。
2. 「ととのう」が起きやすい理由
フィンランド式サウナは、
サウナ → 水 → 休憩(外気浴)
という一連の流れを前提に設計されています。
この流れが、自律神経の切り替えを自然に促し、
心と体が一気にリセットされる。
いわゆる「ととのう」状態に入りやすいのです。
特にロウリュ後の熱と、
外気浴で感じる風のコントラストは、
他のサウナではなかなか得られない体験。
だからこそ、
「一度フィンランド式を知ると戻れない」
と言われるのです。
3. 実は“自宅向き”でもあるフィンランド式
「フィンランド式=大きな施設向け」
そう思われがちですが、
実は自宅サウナとの相性も非常に良いのが特徴です。
近年は、
電気式フィンランドストーブ
コンパクトサイズ
住宅向け安全設計
といった製品が充実し、
1〜1.5畳程度のスペースでも本格的なフィンランド式が実現できます。
さらに、
温度調整がしやすい
ロウリュ量で体感を変えられる
家族それぞれが好みの入り方を選べる
という点で、
共有型サウナとしても非常に優秀です。
4. 他のサウナ方式との違い
遠赤外線サウナは手軽ですが、
“熱を浴びる”感覚が中心。
ミストサウナはやさしい反面、
発汗や爽快感は控えめ。
それに対してフィンランド式は、
熱・湿度・呼吸・休憩が一体化した体験。
単なる健康機器ではなく、
“時間の質を変える装置”として成立している点が、
本格派と呼ばれる理由です。
■結論:本格派がフィンランド式を選ぶ理由
フィンランド式サウナが選ばれるのは、
「伝統だから」でも
「流行っているから」でもありません。
それは、
人が自然に整うための構造を、最初から持っているから。
熱さを調整できる
無理がない
何度でも入りたくなる
続けられる
サウナは、続けてこそ意味があるもの。
だからこそ、本格派ほどフィンランド式を選びます。
もし、自宅にサウナをつくるなら、
「一番気持ちいい原点」から考えてみる。
それが、後悔しない選択につながるはずです。
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