気候風土適応住宅とは?日本の住まいの知恵を受け継ぐための仕組み

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

気候風土適応住宅という制度があるそうです。
 

伝統的構法による住宅では、土塗壁(つちぬりかべ)や大きな開口部が設けられるなど、一般的には断熱材の施工が困難であること等により、高い断熱性を確保することが困難な面があります。
一方で、土塗壁は調湿機能が高いとされ、結露の防止や快適性の確保等の効果や、通風・日射の制御や活用など地域の気候・風土・文化を踏まえた工夫により、優れた居住環境の確保を図るものでもあります。
そのため、我が国の歴史・気候風土に根ざした木造文化の伝承や地域の観光資源の観点からも次世代に継承していく必要があるものとして、建築物省エネ法においては、「気候風土適応住宅」として位置づけ、省エネ基準のうち断熱性能に関する基準の適用を除外するとともに、その要件については、国が定めるものに限らず、地方公共団体が独自要件を定めることができることとしています。

 
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_00030...
 
建築物省エネ法などによって省エネ基準が厳しくなり、伝統的構法による住宅などは建てにくくなっています。
気候風土適応住宅に適合すれば伝統的構法による住宅も合法的に建てることが可能です。
古民家のような家を建てたい……
という方はぜひ上記の制度について調べてみてください。
 
建築家相談依頼サービスでは気候風土適応住宅についての相談も受け付けています。