家づくりで最も大切なことは何か?人生を整える住まいづくり|間取りの前に整えるべき価値観設計

人生を整える住まいづくり
間取りではなく「価値観」から始める
住まいの設計という選択。
住まいの質は「間取り」だけではなくて
自分自身の見方で決まるものです。
住まいづくりにおいて、
最初に整えるべきものは
「間取り」や「設備」ではありません。
それよりも先に整えるべきものがあります。
それは、
自分自身の価値観と
セルフイメージ(自己認識)です。
なぜなら、
どれだけ暮らしやすい家の設計であっても、
そこに暮らす人の「認識」が
整っていなければ、
その住まいは本来の価値を発揮しないからです。
そして逆に、
自分自身の捉え方が整ったとき、
住まいはただの空間ではなく、
人生の質を高める「器」へと変わります。
今回のblogでは、
なぜ「セルフイメージ」が
住まいづくりにおいて重要なのか?
そしてそれをどう暮らしに活かしていくのかを、
建築家の視点から丁寧に紐解いていきます。
間取りの前に、
本当に整えるべきものとは何か。
家づくりを考え始めたとき、
多くの方がまず思い浮かべるのは、
・間取り
・デザイン
・設備や性能
といった“目に見える要素”では
ないでしょうか?
もちろん、
それらは大切な要素です。
しかし、それらはあくまで
結果として現れるものです。
その前段階にある、
もっと本質的な問いがあります。
それは、
・どんな時間を過ごしたいのか
・どんな気持ちで日々を送りたいのか
・どんな人生を大切にしたいのか
という、「暮らしの価値観」です。
そしてこの価値観を大きく左右しているのが、
セルフイメージ(自己認識)です。
セルフイメージが、
住まいの選択を無意識に決めている。
人は、自分が思っている以上に、
「自分はこういう人間だ」という
認識に縛られています。
例えば、
・自分には贅沢すぎる
・こんな空間は似合わない
・無難でいい
こうした思考は、
一見“謙虚”や“現実的”に
見えるかもしれません。
しかしその多くは、
過去の経験や他人との比較から生まれた
思い込みであることが少なくありません。
そしてこの思い込みは、
住まいづくりにおいても
暮しにおいても影響を与えます。
本来であれば
手にできたはずの心地よさや豊かさを、
自ら遠ざけてしまうのです。
「心の鏡」が歪むと、
空間の価値も歪んで見えるということ。
セルフイメージは、
よく「心の鏡」に例えられます。
もしその鏡が歪んでいれば、
どれだけ整った空間であっても、
どれだけ実のある内容だったとしても
正しくその価値を
感じ取ることができません。
皆さんの日常生活や仕事でも
思い当たる節はあるのではないでしょうか?
心の鏡が曇った状態での仕事や人間関係。
住まい造りで例えれば、
・光の美しさに気づけない
・余白の豊かさを感じられない
・静けさの価値を受け取れない
それは空間の問題ではなく、
受け取る側の認識の問題である場合も
多いのです。
だからこそ、
設計とは単に空間を整える行為ではなく、
「感じ方」そのものを
整える行為でもあると私は考えています。
設計とは「価値観を整えるプロセス」。
このブログでも、
何度も書いていますが
やまぐち建築設計室では、
図面やプランを描く前の対話を
何よりも大切にしています。
形式的な、
単なるヒアリングではありません。
・なぜその暮らしを望むのか
・どんな時間に心が満たされるのか
・どんな未来を思い描いているのか
そうした問いを重ねながら、
お客様自身も気づいていなかった価値観を
少しずつ言語化していきます。
このプロセスこそが、
住まいづくりの質を大きく左右します。
間取りは後からでも整えられます。
しかし、
価値観が曖昧なままでは、
どれだけ整えても
完成後は「しっくりこない住まい」に
なってしまいます。
暮らしを変えるのは
「空間」だけではなく「認識」であるということ。
住まいを変えれば、
すべてが劇的に変わるわけではありません。
しかし、
住まいの「捉え方」が変わることで、
日々の時間の質は
確実に変わっていきます。
・光を意識する
・陰影を楽しむ
・静けさを味わう
こうした感覚は、
空間と認識が重なったときに
初めて生まれます。
つまり、
暮らしを変えるのは空間そのものではなく、
空間と自分との関係性なのです。
やまぐち建築設計室が大切にしていること。
私が大切にしているのは、
単に美しい住まいを
つくることではありません。
暮らす人、その建物を実際に使う人が
・暮らしの質が高まること
・時間の使い方が整うこと
・心の余白が生まれること
その結果として、その住まいで暮らす事により、
人生そのものが豊かになっていくこと。
そのために必要なのは、
間取りの工夫だけではなく、
「自分自身や家族との向き合い方」を整えること
だと考えています。
これから家づくりを考える方へ
もし今、家づくりを考えているのであれば、
まずは一度、
立ち止まってみてください。
・どんな暮らしを望んでいるのか
・どんな自分でありたいのか
・何に心地よさを感じるのか
その問いに向き合うことが、
後悔しない住まいづくりの
第一歩になります。
住まいは、人生を整え、
人生の時間を包み込む器です。
だからこそ、
その器を整える前に、
住まい手さん自身の在り方を整えることが
重要なのです。
やまぐち建築設計室では、
そのプロセスを大切にしながら、
一人ひとりに寄り添った
住まいづくりを行っています。
・何から始めればいいかわからない
・自分たちに合った暮らしを整理したい
・間取りの前に価値観を整えたい
今回のblogの投稿内容が
皆さん暮らしを見直す
キッカケとなれば幸いです。
〇関連blog
人生設計から考える注文住宅|間取りの前に見直す、家族の変化に寄り添う住まいの整え方
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail814.html
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