家づくりで夫婦の意見が合わない理由|実は間取りではなく暮らしの整理が事前に必要。建て主目線で考える、後悔しない暮らしのつくり方

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

家づくりで

夫婦の意見が合わないのは普通です。

実は間取りより先に

整理するべきことがあります。

平屋がいいと思う・・・・・。

いや、二階建ての方が

現実的じゃないか?

収納はたくさん欲しい

でも予算も気になる・・・・・。

開放的なリビングに憧れる。

それより断熱性能や光熱費が大切では?

家づくりを考え始めると、

ご夫婦の意見が

少しずつ違ってくることがあります。

最初は楽しかった家づくりが、

いつの間にか

話し合いのたびに疲れてしまう。

SNSを見ても答えが出ない。

住宅展示場へ行っても決めきれない。

そんな状態に

なっていないでしょうか?

実際に奈良県で

注文住宅の設計相談をお受けしていると、

夫婦で意見がまとまらなくて

家づくりが進みません・・・・・・。

何かいい方法はありませんか?

というホームページからの

お問合せをいただくことがあります。

というか、ホームページからの

このような「ご相談」は

決して珍しいものではありません。

私は、そのお悩みをお持ちの皆さんは

決して悪いことだとは思っていません。

なぜなら、

ご夫婦が真剣に

家族の未来を考えている

証拠だからです。

むしろ気を付けたいのは、

意見が違うことではなく、

その理由を整理しないままで

家づくりを進めてしまうこと。

家づくりで

夫婦の意見が合わないのは当たり前

家づくりは人生の中でも

大きな決断です。

土地探し。

子育て。

人生設計。

仕事との両立。

将来の暮らし。

老後のこと。

さまざまな要素が関係してきます。

だからこそ、

ご夫婦それぞれが違う視点を持つのは

自然なことです。

例えばご主人は、

・住宅ローンの負担

・ 維持管理費

・ 耐震性能

・ 断熱性能

・ 将来の安心感

を大切にしているかもしれません。

一方で奥様は、

・ 家事動線

・ 収納計画

・ 子育て環境

・ 居心地の良さ

・ インテリアやデザイン

を大切にしているかもしれません。

どちらも家族を

想っているからこその考えです。

だから意見が違うこと自体は

問題ではありません。

問題なのは、

何を大切にしているのかが

お互いに見えていないことです。

実は間取りが問題ではないことが多い

家づくりで意見がぶつかると、

多くの方は

間取りの問題だと思います。

しかし実際には、

間取りそのものが

原因ではないことが少なくありません。

例えば「平屋にしたい」という希望。

その理由は何でしょうか?

将来も安心して

暮らしたいからかもしれません。

家事を楽にしたいからかもしれません。

家族との距離感を

大切にしたいからかもしれません。

一方で「二階建てが良い」

という考えにも理由があります。

土地条件。

予算。

プライバシー。

敷地の活用。

つまり、

平屋か二階建てかが問題なのではなく、

その奥にある暮らし方が

整理されていないことが問題なのです。

SNSを見れば見るほど迷う理由

最近はInstagramやPinterest、

YouTubeなどでたくさんの

住宅事例を見ることができます。

和モダンの平屋。

中庭のある家。

吹き抜けのあるリビング。

ホテルライクな住まい。

どれも素敵です。

しかし、その住まいには、

その家族の暮らしがあります。

SNSで見た理想の家が、

自分たち家族の暮らしに

最適解の家とは限りません。

実際にご相談に来られる方の中には、

たくさん情報を事前に調べたのに

何がいいのか全く分かりません。

という方が少なくありません。

それは情報不足ではなくて

むしろ逆の状態・・・。

情報が多すぎて、

自分たち家族の軸が

見えなくなっているのです。

実は夫婦が望んでいることは同じ場合が多い

設計相談をしていると、

とても興味深いことがあります。

最初は意見が真逆に見えていたご夫婦が、

お話を重ねていくうちに、

実は同じことを望んでいた、

ということが少なくありません。

例えば、

ご主人は性能を重視している。

奥様は家事動線を重視している。

一見すると違う話です。

しかし深くお話を伺うと、

「家族が快適に暮らしたい」

という想いは共通しています。

ご主人は予算を気にしている。

奥様は収納を重視している。

これも、

「住んでから困らない暮らしをしたい」

という共通の願いに

つながっていることがあります。

つまり、

意見が違うのではなく、

表現の仕方が違うだけだった。

そんなことは決して珍しくありません。

実際の設計相談でよくあること

先にも書きましたが

これまでの設計相談でも、

夫婦で意見がまとまらないので

相談に来ました・・・・・。

という方は少なくありません。

しかし不思議なことに、

お話を伺っていくと、

最初に問題だと思っていたことが

問題ではなくなることがあります。

例えば、

平屋か二階建てかで悩んでいたご夫婦。

お話を聞いていくと、

ご主人は将来の安心感を求めていた。

奥様は家事の負担を減らしたかった。

つまり、

平屋か二階建てかを決めることではなく、

将来も無理なく暮らせることが

本当に大切だったのです。

家づくりでは、

このようなことが少なくありません。

やまぐち建築設計室が最初に行うこと

家づくりの相談というと、

「何LDKにしますか?」

「どんな外観にしますか?」

という話から始まると

思われるかもしれません。

しかし、

やまぐち建築設計室では少し違います。

まずお聞きするのは、

暮らしについてです。

例えば、

・朝は何時に起きますか

・朝食はどこで食べていますか

・洗濯は誰が担当していますか

・洗濯物はどこで干していますか

・帰宅後はどのように過ごしますか

・お子様はどこで宿題をしていますか

・休日はどのように過ごしていますか

・将来はどのような暮らしを望んでいますか

そんなお話です。

すると、

ご夫婦自身も気付いていなかった

価値観や優先順位が

見えてくることがあります。

家づくりで必要なのは、

答えを急いで出すことではありません。

まずは暮らしを整理することです。

土地が決まっていなくても相談できます

実際にご相談いただく方の中には、

・土地が決まっていない

・建築会社を決めていない

・何を相談したらいいのかわからない

・予算が決まっていない

という方もいらっしゃいます。

むしろ、その段階だからこそ

整理できることがあります。

家づくりは、

土地が決まってから

考えるものではありません。

間取りが決まってから

考えるものでもありません。

その前に、

家族がどのような暮らしを

望んでいるのかを整理することが大切です。

奈良で家づくりを考えている方へ

もし今、

・夫婦で意見がまとまらない。

・何を優先すれば良いのか分からない。

・SNSを見れば見るほど迷ってしまう。

・土地探しも間取りづくりも前に進まない。

そんな状態であれば、

焦って答えを出そうとしなくても

大丈夫です。

家づくりは、

間取りを決めることが

目的ではありません。

ご家族が心地よく暮らせる住まいを

つくることが目的です。

そのためには、

まずは暮らしを整理する時間が

必要です。

やまぐち建築設計室では、

間取りを提案する前に、

ご家族の暮らし方や

価値観について

丁寧にお話を伺っています。

家を建てることではなく、

その先の暮らしを

豊かにすることを

大切にしているからです。

もし、

一度、自分たちの考えを整理してみたい

夫婦で話していても答えが見つからない

家づくりをどう進めれば良いのか

相談したい・・・・・。

そう感じているのであれば、

一度お話をお聞かせください。

家づくりで悩んだら、

間取りを考える前に、

暮らしを見直すことから。

その時間が、

後悔の少ない住まいづくりに

つながると考えています。

〇関連blog
奈良で家づくりを考える人へ。家を建てた後に後悔する人と満足する人の違いとは|後悔しない住まいづくりのために本当に大切なこと

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail882.html

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  建築家 山口哲央
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