節水で水圧が下がっても使えるタンクレストイレ

ユーザー 原田正史建築設計事務所 原田正史 の写真

今年の梅雨はあまり雨が降らず、7月・8月も東京の水瓶には雨が少なかったですね。

東京都水道局も、人口降雨機を作動させるも、少し降っただけ・・・。

約1ヶ月前から10%の取水制限が実施されていて、さらに東京都民には節水が呼びかけられていますが、過去の節水よりもちょっと節水意識はまだみなさん無いようですね。

でも東京水道の約7割は家庭で使われているようです。
1人あたりの1日の使用水量は約230L ・・・いろんな関連する水量含めてのことですが、できるだけ節水しなけばいけませんね。

ちなみにキッチンや洗面所、そしてシャワーなど出しっぱなしにすると、1分間に12Lは流れます。こまめに使ってかしこく節水しましょう。

またどこかの水道局では、水圧を10%落として供給しているとTVで報道しているのを見たことがあります。この対策が広まってくると心配になるのが、タンクレストイレ。

タンクがないシンプルな形状で、水圧の低くない地域で普及していますが、それを使っている地域で水圧が下がるとトイレが流れない恐れが出てきます。
10%ならまだ大丈夫かとは思いますが・・・。

LIXILの増圧ユニットCWA-79を付けたサティスや、TOTOのネオレストAHタイプ、RHタイプは水圧が下がっても使用できるので、これらを設置しておくと万が一水圧が低くなっても安心ですね