コンクリートへの異物混入

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

この問題の答えは単純明快です。
現場に携わる人間がきちんと倫理観を持っているかということです。

そしてもっと大切なのは…設計監理と施工を分けて考え、設計監理者がきちんとした現場監理を行うということです。
そうはいっても、設計監理者がいい加減では話になりませんが…(笑)
設計施工でもきちんとした現場監理を行えば問題はありません。
そんな風に頭の中を巡らせていると…結局最初に言いましたように、全ては携わった人間の倫理観に宿るのです。

そうは言っても、防ぐ方法として設計監理と施工を別にするということで防げる確率はよりアップします。
設計施工の場合、携わる人間が同じグループの中にいるので一部始終を見ていない限り、中で何が起こっているかわかりません。
それと違い、設計監理と施工が別の場合、設計監理者は施主の代理者=第三者として携わるので、施工チェックをする立場になるのです。
現場で信頼関係を持った良好な関係を築いていきながら現場を進めていきます。

施主となる建築主の方々は、自分のが信頼できる建築家(設計事務所)と共に歩むのが良いと思うのですが…
一般の住宅でさえ…基礎の中にタバコが入っていた、空き缶を入れられた、等を目撃してしまい…嫌な想いをしている
方々の話を沢山聞いたことがあります。
私の中では信じられませんが…現実的にそういうことが起こっているのです。

仕事には、それぞれの役割があると思います。
建築家(設計事務所)の仕事はとても大切なものではないでしょうか…(>_<)
私も決して倫理観を忘れることなく…建築家の使命を全うしていきます(^^ゞ

※写真は横須賀の家での基礎立上りコンプラストコンクリート打設の様子…職人さんたちと頑張っているスタッフの勇姿です(^・^)…現場監理ってこういうことです(^^ゞ