検査済証の重要性
投稿日時:
2015-01-15 16:54
まず…検査済証とは、建築基準法第7条第5項に定められたもので、「建築物及びその敷地が建築基準関連規定に適合している」ことを証する文書です。
特定行政庁、又は指定確認検査機関で交付されるものです。
完了検査申請書を提出して現場検査を受けた後、建築基準関連規定に適合していることが確かめられた場合、検査済証が交付されます。通常は建築確認申請書の通りに施工されていることを確認するものです。
検査済証は、昔は認識が薄く3割程度しか取得されていませんでしたが、近年は7割程度に上昇しています。
実際に保険、融資等に必要になるケースも多々あり、年数が経ち土地及び建物の売買時に役に立ったり…事務的な面で重要な意味を持つものでもあります。
きちんとやろうと建築業界の意識が高まってきたことはとても良いことですが、良い建築をつくることとはまた別のものだと思います。
あくまで私の見解ですが…
検査済証は気持ち的に最後の自分へのけじめだと思ってます(^^ゞ