太陽光発電

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

数年前に設計させて頂いた、川越増形の家と南大泉の家に太陽光発電を設置しました。
どちらもオール電化のお家です。

川越増形の家では新築した本棟に設置するのではなく既存倉庫の屋根に設置して…その電力を本棟で使用してます。
廻りが密集していないので日当たりが良いので、かなりの効率で電気を生み出してます。

一方、南大泉の家は北側道路の立地で、他三方を隣家に囲まれてます。
屋根は片流れなのですが西に向かって下がっています。
コストを下げるためにも屋根の勾配なりに設置しました。
完全に南に向いているわけではないのですが…西に向いていることで効率はそんなに落ちていないみたいです。

都心でも郊外でもその場に応じてよく考えて設置しなければなりません。
一時問題になった設置方法も充分検討しなければなりません。

ちなみに余談ではありますが…
どちらの家でも、土間コンクリートの下に電熱パネルを敷きこむサーマスラブを採用し…深夜電力も活用しながらの生活をされてます。
サーマスラブとは基礎躯体に蓄熱させて、床下に発生した熱を室内に上げるという方法です。
安い深夜電力を五時間使い、昼間の暖房もまかなってます。

太陽光もそうですが…電気は活用方法によってはとても有効なやり方があると思います(^^ゞ

南大泉の家
南大泉の家