天空率

ユーザー 設計工房 be with 海野剛 の写真

『天空率緩和』という言葉を聞いたことはありますか?
隣地斜線、道路斜線、北側斜線の緩和規定なのですが、
この規定が形にどう表れるのか、道路斜線を例に見ていただきましょう。

tenkuuritukanwa

手前から2番目の建物は、道路斜線のラインで壁が折れてますが、
手前の黒い建物は、壁がそのまま立ち上がっていて、
道路斜線のラインを超えています。

 
天空率緩和を使うと、このようなことが出来るのです。
この住宅は箱型のデザインにしたかったため、天空率を使用しました。

 
住宅は、ガレージ部分など隣地との空きが意外にあるので、
天空率緩和が有利になる場合があります。 
『斜線の勾配がデザインの邪魔だなー・・・・・』
という時は、天空率のチェックをおすすめします。