家族の絆をつくる家の工夫

ユーザー KAZ建築研究室 小磯一雄 の写真

この家は、中央1階に土間リビングがあります。その上部は大きな吹抜けで2階と繋がっています。一声かけると2階の子供ルームにも伝わります。また2階子供ルームは開閉間仕切りによって吹抜けを介して1階リビングと繋がります。
一つ屋根の下で暮らす家族がいつでも気配を感じられる家です。

こちらの家は、黒い壁の中が子供ルームになっています。上部に天井はなくその上の勾配天井まで吹き抜けています。上部がリビングと繋がっていることでお子さんの声は聞こえますが、間仕切り壁によってプライバシーは守られています。多少の話し声が聞こえてもそこは家族。完全な個室にしないことで家族の気配が伝わりお互いを感じ取れます。もちろんそこに住まう方の承諾と理解が必要ですが、こんな方法もあります。