木造3階ウナギの寝床

ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

幅3.7m奥行15.5mの細長い敷地です。
間口方向の柱間で2.4m、室内有効幅となると2.27mです。
北と南に道があり南は車庫、北は玄関という構成です。
狭さのデメリットを長さのメリットに置き換えて設計しました。
車庫はさすがに柱が邪魔ですので一本足で立っています。
逆に洗面カウンターは3.7mもあり贅沢な気分です。
お風呂も短辺から入りますが鏡で2倍の幅に感じます。
造り付けのダイニングテーブルは奥行45㎝ですが長さ4.8mで、狭さを十分カバーしています。
木造3階ですがトップライトからの光は3階の透明床を介して2階まで届いています。
このトップライトは電動開閉で家全体の通風換気に役立っています。
遙か向こうに見える室内風景は狭さを忘れるほど開放的でした。

長い洗面カウンター

短辺から入る風呂

長いカウンターテーブル

透明床から降り注ぐ光

電動開閉トップライト