緑を愛する依頼者との出会い

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真

建築と緑は相性が良い。見学に行った知人から「緑に恵まれた良い敷地でうらやましいですね。」とよく言われる。しかし、完成時点は工事の影響でハゲ山だったり、つる系植物で将来はグリーンウォールだ、とか言っても竣工時はなにも無い場合がある。数年経ってから現地を訪れて、「あー計画通り」と自己満足してはいけない。これは思っているほど簡単なことではない。そこには枯れても枯れても試行錯誤をしてくれた依頼者のたゆまぬ努力がある。ガーデニングを何より愛し少しづつ緑を完成させた依頼者がいる。限られた敷地内の自然資源を大事にしてきた依頼者がいる。緑を愛する崇高な理念と建築の幸せな出会いがそこにある。

中庭 植栽 依頼者のセンス

竣工時に貧弱だった中庭の緑が見事に成長し、さらに地被類やセンスの良いトレリスやエクステリアが配置されている。建築が生き生きしている。依頼者に感謝感謝

竣工後 緑に覆われている。

竣工時は建物の基礎の施工や外壁の施工による影響範囲は全てハゲ山になってしまう。依頼者は毎年苗木を植え、花の咲く植物を植え・・・・・。数年経つと自然と建築が見事に一体化した状況になる。