狭い土地に家を建てる工夫

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

狭い土地に住宅を建てる時に考慮しなければならないことは、
採光と通風です。建築基準法で居室の面積の1/7以上の
採光がなければなりません。隣地と接近していれば、
2階建ての場合、1階では採光がとれません。
トップライト、吹き抜け、大きな空間(部屋を引き戸等で連続させる)
にする方法があります。また各階を連続させるためには、
階段の開放性をはかることにより、通風を確保出来ます。
風の取り入れ方は、下から上に抜けるので、窓の位置を工夫する
必要があります。
構造では、壁面の量を確保しにくいので、工夫が必要です。
窓と壁面のバランスを考える必要があります。
設備の配管も道路まで、十分なスペースがとれないので、
点検、交換等を事前に考えなければなりません。
写真は階段をグレーチングにして、通風と採光を確保しました。

縦空間吹き抜け