家事導線のノウハウ

ユーザー マツモトケイスケ一級建築士事務所 松本啓介 の写真

家事導線には、キッチンと洗濯脱衣室や便所をまとめた集中型とそれらを分けた分散型に分別できます。
 
写真は洗濯脱衣室-キッチン-物干しスペースへと繋げた集中型の一例です。
  
家事導線をコンパクトにまとめて、作業性を優先した形になっています。
 
キッチンを中心に、ユーティティーなどの室を加えて、回遊導線を作るとより魅力的な空間構成となります。
 
分散型では、例えばデッキや寝室などとつなげることによって採光や通風も確保しやすく、
  
水廻りを魅力的な空間に変化させることも可能となります。
 
その他、雪国ならではのプラン手法としては、インナーガレージから勝手口を経由して食品庫またはキッチンへ
 
直接結び付ける方法もあります。
 
買い物をして車から降り、雪や雨に打たれることなく、また導線も短いので重い買い物袋を持ったまま
 
キッチンへとショートカットできる便利な導線が確保できます。