アパートと長屋

ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

アパートと長屋はどう違うかは専門家でなければ答えられない問題かと思います。
建築基準法的にはアパートは共同住宅に分類され、共用階段や共用廊下を有するものです。木造、RCに関わらずこれに当てはまります。
一方長屋は共用部分をもたず直接各住戸にアクセスできるものを言います。
長屋でも縦に重ねたものを重層長屋と呼んでいます。
写真は地下1階地上3階、木造一部RC造の重層長屋です。

こちらは木造2階建て、ロフト付長屋で2戸が横につながった事例です。
壁を共有した1棟の建物です。

アパート=共同住宅で片廊下のRC造3階建ての事例です。
このタイプが一番規模を大きくできる利点があります。

アパート=共同住宅で共用階段の木造2階建ての事例です。
木造といえども共同住宅は特殊建築物として法的には長屋より厳しいのが実情です。
規模が小さければ長屋のほうがなにかと戸建感が出しやすいと思われます。