基礎の耐久性を左右する問題点について

 
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最近、朝方になると暑くて目が覚めてしまい 
寝不足で困っているみーくん@仲里実(51歳)です。 
 
 
7月ももうすぐ終わりですね 
夏も真っ盛りですね 
 
夏と言えばビールがおいしい季節です 
「ビールを飲み過ぎてお腹がビール腹になった・・・」 
とならないようにほどほどにしておきましょう 
 
 
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■建築家紹介センター通信2013/07/26 
【基礎の耐久性を左右する問題点について】 
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基礎の耐久性を左右する問題点について 
 
今回は一般の方には少しわかりにくいと思いますが、 
基礎の耐久性を左右する問題点についてお話します。 
 
基礎のかぶり厚が基準よりも少ない場合が多いそうです。 
 
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20130723/625049/ 
 
かぶり厚というのは鉄筋からコンクリートの表面までの厚さのことです。 
建築基準法では土に接する部分の基礎は 
60mmのかぶり厚をとるようになっています。 
 
文章では説明しにくいのですが、 
下記のページの画像がわかりやすいと思います。 
 
http://www.waritsuke.com/knowledge/level2_01.html 
 
コンクリートは最初はアルカリ性なのですが 
年月が経つとだんだん中性化してきます。 
コンクリートが中性化すると内部の鉄筋が錆びやすくなります。 
 
コンクリートの中性化は表面から始まって徐々に内部に進んでいきます。かぶり厚が少ないと内部の鉄筋が早く錆びるということになります。 
 
 
かぶり厚を確保するにはサイコロとかドーナツとか呼ばれる 
スペーサーを配置します。 
 
サイコロというのはこんなもの↓ 
http://www.kyosupe-group.com/product/2009/02/post-27.html 
 
ドーナツというのは下記のページの丸いものです↓ 
http://www.jrs-kantou.com/product01.html 
 
 
私自身も住宅の監理をしている時に 
「ここは捨てコンはいらないんじゃないですか? 
どうせベースをうつんだから、 
その上で墨だしすればいいんだし・・」 
みたいなことを言われてびっくりしたことがありました。 
 
捨てコンを打たないとサイコロが地面にめり込んで、 
かぶり厚が確保できない可能性が高くなるのですが 
いつも、他の現場で捨てコンを打たない作業をしていたみたいで 
それが当たり前だと思っていたようです。 
 
しかも、聞いてみると大手ハウスメーカの仕事でも 
捨てコンを省略したこともあるそうです。 
 
もちろんご自分で現場をチェックされるのも良いですが 
素人が指摘しても 
「これはかくかくしかじかで問題ない・・・」 
と言いくるめようとする監督さんもいます。 
 
さらに専門家からそう言われると 
素人としてはそれ以上、何も言えなくなってしまう場合もあります。 
 
基礎の中のことはコンクリートを打ってしまうと、 
後からでは見ることができません。 
 
できるだけ建築家に設計・監理を依頼して 
第三者の専門家に工事をチェックしてもらうことをオススメします。 
 
 
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■当サイト案件の進行状況 
 
 
※今号はとくにありません。 
 
 
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■当サイト会員建築家の設計事例 
 
 
▼混構造3階住宅兼事務所 
オフィス・アースワークス一級建築士事務所小松原敬 
静岡県 
 
 
今回紹介する設計事例は静岡県の混構造3階住宅兼事務所です。 
 
 
依頼者は建てる前は 
 
「3階建てにしたいが、事務所にはちょっとしたデモンストレート用の 
器械も設置する為1階の天井高を高くしたり 
部屋を大きくとりたい・・」 
 
と悩んでいました。 
 
 
しかし、 
 
「1階に希望の事務所を造りつつ、2階・3階には光や風を取り込む住宅間取りを提案していただいたので・・」 
 
オフィス・アースワークス一級建築士事務所小松原さんに依頼しました。 
 
 
小松原さんは1階が重量鉄骨、2・3階が木造の混構造の 
事務所兼住宅を建てました。 
 
「1階には仕事用の場所を設置しながら、 
2階・3階にはそれを感じさせない住宅を目指しました。 
 
その為に、2階のリビングの前には大きなバルコニーを設置して、 
下から植えられた木がバルコニーの開口から生えたいたり、 
リビングを吹き抜けにして光や眺望がたっぷり入るようにしました。 
 
断熱を等級4にする閉じる技術と、 
光や風を取り込むパッシブ環境利用をする開くデザインを 
実現しています。」 
 
と言っています。 
 
 
依頼者からは 
 
「眺望も住まい勝手もいいし、事務所の機能性にも満足しています。」 
 
と言っていただきました 
 
 
混構造というのは今回のように 
2つ以上の構造を組み合わせた構造のことです。 
 
今回の建物は鉄骨造と木造を組み合わせたものです。 
構造にはそれぞれに長所・短所があって、 
建物の用途上、組み合わせて建てたほうがいい場合もあります。 
 
今回は1階の事務所部分を鉄骨造で2階以上を木造としています。 
 
ハウスメーカーにはそのような商品住宅はないので、 
今回のような建物はハウスメーカーに依頼するには難しいと思います。 
 
事務所兼用住宅・店舗兼用住宅など、 
ハウスメーカーの商品住宅ではなかなか希望に合わない場合もあります。 
 
もし、ハウスメーカーに依頼しても 
「なかなか思うようなプランが提案されない・・・」 
という方は、ぜひ、建築家に依頼することを検討してみてください。 
 
 
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