家が建つまで「地盤調査」

ユーザー 前田敦計画工房合同会社 前田敦 の写真

地盤の状況は一般的に目視できるモノではないので、家を建てる前に地盤調査を行います。
建物がどんなに頑丈であっても、地盤に対する適切な対応を怠ると家が傾いたり、地震の際に壊れやすくなりますので要注意です。

鉄筋コンクリートや重量鉄骨造の建築を計画する場合は、ボーリング調査(標準貫入試験)行いますが、一般的な木造住宅の場合はスウェーデン式サウンディング調査(SWS試験)を行います。

先端がキリ状になっているスクリューポイントを取り付けたロットに荷重をかけて、地面にねじ込み、
25センチねじ込むのに何回転させたかを測定します。

四角い建物も場合は四隅と中央の5カ所測定します。
※坑内水位の測定も必須です!

このような調査結果に応じて、地盤が良好でない場合は地盤補強を行います。
参考までに、
良好地盤とは、原則として粘性土でN値:3以上、砂質土でN値:5が連続する地層をいいます。