その当たり前を考え直してみると、もっと自由な
家づくりができるんじゃないか。
そんなことで、ずっとお話してきてます。
昨日は、隣地との境界にあるブロック塀について
何がベストなのかをお話しました。
CB塀が二重になることがベストだという内容に
ビックリしたかもしれませんね。
今日は、外構の中でも、また別の箇所のお話です。
敷地境界線にあるCB塀と建物と間には、
当然ですけど隙間がありますよね?
その隙間。
よくある幅って、人が一人通れるくらいです。
当たり前ですけど、敷地が大きくなければ、
できるだけ有効に使いたいので、そうなりますよね。
その隙間を、あえてお金を使って何かをするまでもない
ということで仕上げをしないことって、よくありました。
そうなると。。
当然ですけど、雑草が生えてきて、大変なことに。。
なので。
最近は、防草シートを敷いた上に、砂利を敷く。
という方法が一般的になってきました。
砂利であれば、人が歩くと音がするので、
防犯にもなりますしね。
それでも、隣地に草が生えていたりしてると、
草の種が飛来してきて、根は張らないまでも、
砂利の上に雑草は生えてきます。
なので、雑草対策をしたいのであれば、
コンクリートを打ってしまう方がよいですね。
とはいえ。
その分、かなり費用がかかるので、全体予算との
バランスに決めてください。
ちなみに。
コンクリートを打つ場合は、大事なポイントがあります。
何かというと。
雨水の排水を考えておくことです。
何も考えずコンクリートで仕上げてしまうと、
雨のたびに水溜まりができてしまい、ジトジトします。
日当たりにもよりますが、コケが生えたりすることも
あるので、あまり嬉しくないはず。
なので、何らか対策はしておきましょう。
敷地境界側のCBに沿って、小さなU字溝を設置して
道路側へ勾配をつけて排出するとか。
竪樋からつながる桝に向かって勾配をつけて
そこへ雨水を流すとか。
前者の方がシンプルなので効果的かもしれません。
後者だと少し複雑になるので、施工者しだいでは
うまく勾配を工事できていないなんてことも。。
土とか砂利の場合でもU字溝をつけた方がいいの?
って思うかもしれませんが、コンクリート以外だと
溝に土や砂利が流れ込んで、排水をせき止めてしまう
ということも多いので、浸透することを優先して
考えた方がよいかもしれませんね。
参考にしていただければ幸いです。