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セッションに行ってきたみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。楽器店が主催するセッションにいってきました。初心者向けのセッションなのであまり緊張しないで演奏することができました。
3月も今日で終わりですね
テレビを見ていたら福岡では桜が見頃になっているようです。近所の桜並木ももうそろそろ見頃だと思うので、様子を見に行ってみたいと思います。
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■建築家紹介センター通信 2025-03-31
【細長い敷地を余すところなく使った自邸】
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■細長い敷地を余すところなく使った自邸
アーキシップス京都 古前極さんの自邸は細長い敷地に建つ細長い建物です。
京町家の坪庭のように、建物に外部を導入し、室内の隅々まで光と風を届けることができます。アーキシップス京都 古前極さんに自邸について伺いました。
・自邸の設計で工夫した点を教えてください 自邸「竹林風洞」は、間口8m×奥行き31mの細長い敷地に建つ、アトリエ併用住宅です。居住者は有職夫婦、木造二階建て、敷地76.4坪、延べ面積53.5坪。壁仕上げはモルタルに左官仕上げ一部杉板張り……続きはこちら↓
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼東京都 二重縁側の家 一級建築士事務所すずき 山村尚子 鈴木宏亮┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17991?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は東京都の「二重縁側の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「建て替えをせず、広くさっぱりした空間がある家にすることが可能か……」
と悩んでいました。
そこで
「建物全体で無く、ちょうど半分をリノベーションすることで、 既存の建物の中でも気に入っている部分は想い出と共に残し、 もう半分を天井や内壁を壊し、 新しく、広くて明るい居心地の良い空間にする提案を 気に入ったので……」
と一級建築士事務所すずき 山村尚子 鈴木宏亮さんに依頼しました。
山村さんは築45年以上になる、一戸建て住宅をリノベーションしました。
「時の移ろいが造り出した、 風合いと建物が持つ個性を最大限に生かしデザインしました。
築45年以上になる、木造(一部鉄骨造)一戸建て住宅の リノベーションです。 LDKの天井と一部壁を取り除き、大きな吹抜けにし、 天井裏に隠れていたロフトと一体になった、 立体的な空間を造り出しました。
あらわれた木梁は、時の流れによってのみ造られる風合いを携え、 落ち着いた雰囲気を日々の暮らしに与えてくれます。
外部には木デッキの長い縁側を配置し、 空間に広がりを与えています。 温かい陽射しと、吹き抜ける心地よい風を感じる、 新しい空間が出来上がりました」
と言っています。
依頼者には
「念願だった、広く明るい家で、日々、快適に過ごしています。 大のお気に入りの我が家です」
と言っていただきました。
既存の建物のいいところを残してリノベーションしたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼4月5日 (土)くらしと住まいの相談室Vol.53を開催します。参加費は無料です! 千葉県 2025年04月05日 10:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30058?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼2025.04.26 生き方から考える住宅相談会 神奈川県 2025年04月26日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30076?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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新築住宅を検討中です。岐阜市近郊にて、土地は未取得です。単世帯での25坪程で建物1500万程での建築は可能でしょうか?現状ローコスト住宅の規格住宅しかないのかと思っておりますが、お力添え頂けるようでしたら前向きに検討したいと思っております。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
初めまして。東京都世田谷区にて不動産仲介業務を行っております。弊社を介し土地を購入し、注文住宅を建築しているお施主様の現場(4棟)について、設計~確認済証発行まで担当した設計兼施工監理者である設計士がとんでしまい、一切連絡が取れなくなっております。現場は工務店(本設計士とは無関係)のお力添えにより竣工に向けて進んでおりますが、完了検査や省エネ適合証明書の作成を行う人間がおらず困っております。各現場、本年4月末~5月末の竣工を予定しており、民間検査機関への変更申請をはじめとした検査済証が発行されるまでの諸業務を請け負っていただける方を探しています。お力を貸して頂ける方がいらっしゃいましたらお返事いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
このことろ続いてる、少し変わったお話。よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を積み重ねてできているんですよね。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになるなんてこともありますから。
先日は、そもそもカーテン類を設置しない。そんな方々の事例をご紹介しました。
中庭をつくって、周囲からの視線を遮ったり外付けのブラインドをつけたり。
工夫することで、大きな窓でもカーテンはいらない。そんなこともできるんです。
そんなお話でした。今日はその続きです。
カーテンをなくせると、いいことありますよ。
開放感が違うってことでしょう?って思ったかもしれません。
それもひとつ大事なポイントです。でも。もう少し実用的なことなんです。
突然ですけど。みなさんは、カーテン類って、洗濯してますか?
いろんな方がいるとは思いますが、よく聞くのは大掃除の時に取り外して洗うというもの。
敢えてうかがいますけど。。カーテンの洗濯って大変じゃないですか?
小さな窓であれば、まだしも。。リビングやダイニングにある掃き出し窓のカーテン類って、取り外しも、洗濯も、取りつけもかなり大変ですから。
とはいえ。洗濯しないのもどうかと思うので。。
そもそもなんですけど。ドレープやレースは、自分で洗濯できるかどうか。布地を選定する時に気を付けてみてくださいね。
これ。逆の見方をする方がいたりします。
カーテン類の洗濯が面倒だなということで、ものすごくお値打ちなカーテンを購入して、汚れ等が気になったら、買い替える。
木造の窓で、ある程度規格の大きさであれば、それに対応するドレープとかレースって、ニトリとかだと、驚きの価格で販売しています。
シンプルなデザインでいいし、機能を満たせばいいということであれば、十分役割を担ってくれます。
いや。。もっとこだわってカーテン類を選びたい!という場合はどうしたらいいか。
例えば、レースを、化学繊維ではなくて、天然素材の麻にしたいとか、デザインや質感のいい布地とか。
そんな時にはどうしたらいいか。
明日に続きます。
新築の兼用住宅の建設を考えています。土地は神奈川県平塚市******で取得済。第一種低層住宅地域。面積は、およそ400平米。20×20メートルほど。傾斜地で、高低差5mほど。東西方向に傾斜。東側西側ともに幅5.5mほどの道路に面しています。東側が低い側です。このうち、半分の区画(10×20m)の区画に、東西の道路に面した形で兼用住宅の建設を考えています。1Fが事業区画。およそ50平米ほど。出入口は東側に、2Fと3Fが住居で、西側に出入口。これで建築家にプランをお願いしましたが、総コストが1億程度かかるとされ予算オーバー。総予算6千万ほどでできる方法がないか模索中です。現在の案では1FをRC、2F3Fを木造で考えていましたが、2F3Fはもしかしたらプレハブ造、コンテナ、等のやり方もあるのではないかと考えています。例えば3Fは当初はやめて後で増設するとか。残り半分の区画にプレハブで増設するとか。このあたりで相談に乗っていただける方がいらしたらお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
がけ条例に抵触すると思われる土地での新築について質問です。100坪の土地で9割以上が斜面地(おそらく傾斜30度程)の土地に約30坪前後の家を建築する場合、安全性の高い擁壁工事の費用がどれくらいなのか、概算費用をざっくり教えていただきたいです。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
※光天井をデザインして玄関とホールに和の細工を施した玄関の設計事例
和の趣を愉しみながら暮らす
住まいの計画・・・。
忙しい日常の中でも、
ホッと安らぎを感じられる空間づくり。
そんな“日本の美意識”が
息づく住まいは、
四季の移ろいとともに
日々の暮らしに
深い味わいをもたらします。
特に玄関は家の“顔”として
迎え入れる場所でありながら、
伝統技術と
現代の快適性を
融合させるデザインが大切。
先の写真のような玄関も
天然素材の美しさや
照明効果が巧みに組み合わさり、
まるで高級料亭のような
雰囲気を醸し出しています。
和風住宅を計画することで
得る事の出来る
味わいある暮らしをテーマに、
和風の玄関づくりの
ポイントや魅力を
少し書いてみたいと思います。
和風住宅がもたらす味わいある暮らし。
〇自然素材の心地よさ
日本特有の木材や和紙、
土壁などの自然素材には、
独特の温かみや風合いがあり、
日々の暮らしを
豊かにしてくれます。
〇耐震・省エネ技術との相性
現代の省エネや
耐震技術と
伝統的な建築手法を
掛け合わせることで、
安心かつ快適な
住環境を得やすくなっています。
〇四季の移ろいを取り込む住まい
日本の四季は変化が豊かです。
外の景観を
室内に取り込む
障子や縁側、
庭との一体感を
意識した間取りなどが、
より一層季節感を
感じさせてくれます。
“味わい”を生む要素
和風住宅ならではの“味わい”
〇素材の表情:木目の美しさ、
畳の香り、和紙の柔らかな質感など。
〇空間の余白:過度に詰め込みすぎず、
あえて“余白”を活かすデザイン。
〇光と影の演出:障子や格子戸、
間接照明などで、
光と影を繊細に取り入れる。
この3つがバランスよく
組み合わさることで、
“和風の住まい”だからこそ
味わえる豊かな感覚が
得られるようになります。
和風の玄関が果たす役割
「おもてなし」の象徴として
玄関は来訪者を
最初に迎える場所であり、
住まい手自身も
外観土曜に“ただいま”と
心が安らぐ大切な空間です。
和風住宅では、
特に玄関まわりに
“おもてなし”の心が表現されます。
最近は玄関不要論も
ありますが
それにはそれのメリットがあり
どのような暮らしにも
それぞれの良さと目的があります。
タイパとコスパということであれば
玄関不要論もわかります。
ですがそうではない
「豊かさ」を味わう暮らしや
「機能性」には玄関は重要です。
玄関たたきと
上がり框がもたらす
“和”の演出。
現代ではバリアフリーの観点から
玄関の段差や床の段差も
見直されることも増えました。
ただ、こうした段差を
適度に残すことで
靴を脱ぐ・揃える行為がスムーズになる 落ち着きや空間のメリハリが出る 木のフローリングとの境界が明確になり、美しい見た目が保たれる
などのメリットがあります。
木材を使用することで、
経年変化を楽しむことができる
“和の味わい”がプラスされます。
木材・和紙・石材の組み合わせ
玄関は家の第一印象を左右する
場所ですが、
和風住宅では特に
素材選びが重要になります。
木材・和紙・石材を
組み合わせることで、
生まれるコントラストや
質感の違いが
視覚的にも触感的にも
心地よさを演出してくれます。
〇木材:上がり框や床、
天井の梁に使用。
視線の先に見える木目は、
落ち着きとぬくもりを
与えてくれます。
〇和紙:障子や照明カバーとして
利用することで、
光を柔らかく拡散し、
心地よい陰影を生む
役割を担います。
〇石材:土間に用いると
上質感が増し、
独特のひんやりとした触感が
外部との境界を
示してくれます。
和モダンの要素
天井にあしらわれた
和紙を思わせる照明パネルや、
天井から下がっている
垂れ壁と変木が
和の絶妙なアクセントに
なっています。
さらに壁面には
落ち着いたトーンの仕上げを採用し
空間全体を
柔らかな色合いで
統一させています。
外部に面した
大きな窓の向こうには
植栽が見え、
自然と室内をつなぐ
“和の借景”が楽しめるのも
ポイント。
こうした意匠は、
高級料亭や数寄屋建築に
通じる“もてなし空間”を
想起させます。
〇照明計画と陰影の美
和の空間における照明の考え方
和風住宅の照明は、
一般的な住宅照明とは
異なるアプローチも重要です。
一般的には
均一な明るさを
目指すことが多いですが、
和の空間では
“陰影を楽しむ”ことが大切。
ほんのりと柔らかい
明かりの中で
素材が引き立ち、
落ち着いた雰囲気を
醸成します。
間接照明:天井の隙間や
床下に配置し、
直接の光を隠すことで
柔らかな陰影を生む。
ポイント照明:床の間やニッチなど、
見せたい部分だけを
照らすことで
空間にメリハリを与える。
和紙シェード:和紙が光を通すことで、
部屋全体が
優しい色合いに。
現代のLED技術との融合。
和風住宅でも、
近年はLED照明が
主流になっています。
省エネ性能が高いだけでなく、
調光・調色機能を
活かすことで、
一日の時間帯や
季節に合わせて
光の色や明るさを
変化させることが
可能です。
照明デザインにこだわることで、
玄関の雰囲気を
格段にアップグレードできます。
〇具体例から見る上質な玄関演出
写真で見る“使い勝手”と
“デザイン”の両立
掲載の写真では、
玄関の正面に
ニッチ(壁のくぼみ)と
飾り棚があり、
そこに工芸品の焼き物が
飾られています。
これにより
玄関に入った瞬間に
視線を向ける「フォーカルポイント」として
上質な雰囲気が漂い、
和の“おもてなし”が
感じられます。
一方で正面の奥にも
大きな窓を計画してあり、
明るさと通風を確保。
さらにサイドに見える
室内庭園のような
植栽スペースが、
自然の風景を感じさせる演出を
プラスしています。
機能面への配慮・・・・・。
玄関はもちろん
デザイン性だけでなく、
機能面も重要。
シューズクロークの配置。
玄関周りの
収納を充実させることで、
靴や外出グッズが散らからず
スッキリと保つことが出来ます。
照明スイッチやコンセントの位置。
和風建具やニッチの
配置に合わせ、
なるべく目立たない場所に設置する。
段差や手すりの設置。
伝統的な玄関は
段差があることが多いが、
家族構成によって
高齢者や子どもの安全にも
配慮して計画する。
伝統と現代技術の融合。
省エネ・耐震性を
考慮した家づくり・・・・・。
断熱性の向上で快適に。
和風住宅=冬は隙間風、
夏は暑いと思われがちですが、
近年の断熱技術を
一年を通じて
快適な室温を
保つことが可能です。
特に玄関付近は
外気の影響を受けやすいため、
断熱ドアや断熱サッシの
採用が重要になります。
省エネ性能を高めることで、
光熱費の削減はもちろん、
地球環境にも
配慮した住まいが実現します。
耐震性を高める為の
伝統構法×最新工法・・・・・。
木造住宅でも、
伝統的な在来工法に加えて
制震・耐震装置を
地震への備えは十分に可能です。
特に玄関まわりは
構造壁や梁が集中しやすい
部位でもあるため、
設計の段階で補強計画を
綿密に行うことが大切です。
庭とつながる暮らし・・・・・。
四季折々の楽しみながら
日本庭園や坪庭の活用。
和風住宅の玄関は、
外部の景色や
庭と直接つながるよう
設計される場合も多くあります。
先の写真に見られるように、
大きな窓から
植栽を望めるアプローチは、
ただの出入り口ではなく、
室内にいながらにして
自然を感じる大切な
景観要素となります。
坪庭:限られたスペースでも、
植栽や石灯篭、
水鉢などを配置し、
奥行きと風情を生むことが可能。
内外の連続性:玄関土間と
庭の縁を近づけることで、
靴を脱がずに
ちょっとしたアウトドア気分が
味わえる演出も可能です。
四季を通じた楽しみ方。
春には新緑、
夏には涼やかな葉の音、
秋には紅葉、
冬には雪見など、
庭を眺める喜びは
四季の移ろいとともに変化します。
玄関周りに植栽や庭の風景を
取り込むことで、
日々の変化を
楽しむ事も出来るようになります。
職人技とディテールが光る
“数寄屋”スタイル。
数寄屋建築のエッセンス。
「数寄屋」とは
茶室の建築様式に由来し、
日本の伝統建築の
ひとつとして知られています。
数寄屋では、
素材を厳選しながらも、
控えめでありつつ
粋なディテールを大切にします。
玄関にも随所に職人技が活かされ、
柱や梁、
床の仕上げに至るまで
精緻な加工がなされています。
和のオリジナリティを
出すポイント。
一枚板の上がり框。
自然の木目や
端材の形をそのまま
活かしたデザインで、
唯一無二の存在感を演出。
床の間の活用。
玄関に小さな床の間や
ニッチを設け、
季節の花や
工芸品をディスプレイする。
障子や格子戸のアレンジ。
現代的な耐久性を持つ
紙やファブリックを使ったり、
樹脂製の和紙調パネルを
活かしてメンテナンスを
しやすくしたりする。
計画時に押さえておきたいポイント。
家づくり全体の
コンセプトを固める。
和風玄関を中心に据えたい場合、
住宅全体のテイストや
間取りとのバランスを
考えることが大切です。
リビングや和室の配置、
キッチンや
ダイニングとの動線など、
家全体の一貫性を保つことで
完成度の高い空間づくりが
可能になります。
生活動線と収納計画。
和風住宅だからといって、
昔ながらの不便な動線にする
必要はありません。
日々の買い物や
家族の帰宅動線、
掃除やメンテナンスの
しやすさなどを考慮し、
モダンな利便性を
取り入れることが大切です。
玄関のシューズクロークに加え、
玄関脇に大型の
収納スペースを設けておけば
季節物の家電や
アウトドア用品なども
スッキリ整理できます。
予算配分と優先順位。
上質な素材や
オーダーメイドの
造作家具など、
こだわるほど
費用がかさむのも事実です。
しかし、
玄関は“家の顔”として
長く付き合う部分なので、
予算を配分する
価値があります。
コストを抑えたい部分。
見えない部分の工事や
下地材での工夫、
量産品の上手な活用。
こだわり部分。
玄関扉や上がり框、
床材、照明など、
毎日触れるところ。
メリハリをつけることで、
納得度の高い
家づくりが実現します。
和風住宅の計画は、
日本の伝統美を
継承しながらも、
現代のライフスタイルや
テクノロジーと
より深い“味わいある暮らし”を
実現することが出来ます。
その象徴ともいえる玄関は、
素材選びから照明計画、
そして機能性と意匠性の
バランスが求められる
重要なスペースです。
木の温もりや
和紙の優しい光、
庭の緑を取り入れた
デザインによって、
訪れる人に和の味わいを存分に。
家づくりを
これから計画している
方にとって、
和風住宅は「敷居が高そう」
「古臭い」という
イメージが
あるかもしれません。
しかし実際は現代技術と
上手に組み合わせることで、
省エネや耐震などの
機能面を向上させながら、
和の美意識を
存分に取り入れる事ができます。
生活習慣や
好みに合わせて
カスタマイズできる柔軟さこそ、
和風住宅の大きな魅力といえます。
ぜひこの機会に、
玄関をはじめとした
“和”の設計要素を
取り入れながら、
心豊かな暮らしを
創造してみてください。
四季折々の風情を
感じられる空間が、
自分自身や家族にとって、
さらにかけがえのない
住まいへと育っていくはずです。
和風の住まいを計画する事で
生まれる味わいある暮らしは、
それぞれの趣に相応しい
安らぎと誇りを
もたらしてくれます。
玄関から始まる
その空間づくりにこだわって、
今よりも一歩豊かな
家づくりを進めてみませんか。
心地よくそして長く愛せる
“わが家”を目指して、
是非和の住まいも
ご検討ください。
やまぐち建築設計室はその家に暮らす家族の過ごし方をデザインする設計事務所です。‐‐----------------------------------------■やまぐち建築設計室■奈良県橿原市縄手町387-4(1階) 建築家 山口哲央https://www.y-kenchiku.jp/
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東京都府中市の普通住宅を200平米以上のため、寄宿舎に用途変更したいです。 使用目的は障害者のグループホームです。 費用感を教えてください。よろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、カーテンについてお話しました。窓にはカーテンをつけることが多いと思いますが。。
例えば、トイレの小さな窓にまで設置するかというと、そこまで必要ないかもしれませんよ。
そんなお話でした。今日はその続きとなります。
小さい窓だから、カーテンがいらない。そこまでは理解できるかなと思います。
でも。そうではなく、大きな窓なのに、カーテンを設置していない方がいらっしゃいます。
お隣から覗けるので、露出狂なの?(笑)って言われそうですが、もちろん違います。
周りに何もない、郊外の土地なんでしょう?って思ったかもしれませんが、違います。
いろいろやり方はあると思うのですが。ここでは二つご紹介しておきたいと思います。
一つ目は。。街中の住宅密集地に立つ家なんです。
道路以外の三方は、隣家が近接しているので、南面だからといって、大きな窓を設置すると。隣家から、それこそ丸見えです。
では、どうしたのかというと。隣地境界線に沿って、ぐるっと壁をつくっています。
なので。大きな窓から見えてるのは、隣家ではなくて自分の家の壁なんですよね。
あまり近接していると光が入ってきませんが、その辺りは検討して、ほどよい高さと幅を確保しています。
当たり前ですけど。壁があるので、覗かれる心配は全くありません。
これに通ずる方法としては。中庭のあるロの字型の間取りでしょうか。大きな窓から見えるのは、隣家ではなくて自分の家の部分ですから。
もう一つはどんなカタチなのかというと。こちらご覧ください。
窓に何かルーバーがありますよね?
これ。外付けの電動ブラインドなんです。日射をコントロールする目的で設置したのですが、
角度を調整することで、隣家からの視線を遮ることにも貢献してくれています。
こちらの家もカーテンは一切ありません。
ということで。
窓にカーテンはあるものだと思っているかもしれませんが、なくても困らない方法があったりするんですよ。
少し雑談を挟みましたが、本題に戻ります。
先日までは、家具の当たり前について、いろんな切り口からお話しました。
造作家具って、相当な自由度ですから。もし採用されるなら、自由は発想で考えていただけるといいかなと思います。
さて。今日から違う部分のお話となります。
テーマは、カーテンです。
みなさん。今暮らしている家の窓に、カーテンってつけていますよね?
賃貸物件であれば、LDKの窓、洋室の窓くらいでしょうか。
両側に引き分けるタイプで、薄いレースと分厚いドレープといった組みあわせでしょうか。
昼間は、光を取り入れながらも視線を遮るため、レースのみ。
夜は、中の光が漏れないようにレースにプラスしてドレープをしめる。
そんな感じですよね、きっと。えぇ?それ以外に何かあるの?って思ったはず。
もちろん。そのカタチでも全然いいんですよ。
でも。少し考えてみると、違うカタチがあるかもしれません。
そもそもなんですけど。カーテンがいるのか、いらないのかについて。
いやいや、いるでしょう。そんな声が聞こえてきます(笑)
ここ数年、断熱性能のことが話題になるようになってから特に、窓は小さくなる傾向です。(窓が減る方向でもありますが)
大きな窓ではなくて、小さな窓を分散して配置するなんて方もいたりします。
それ以外でも、トイレの窓って、大きくするということがあまりなくて、設置しても小さいことが多いです。
下手すると、30cm角。
そこにドレープ+レースを設置しますか?してもいいんですけど、ガラスが半透明ならよほど、必要ないかなと思います。
確かにそうだけど、それくらいでしょう?って思ったでしょうけど。。
明日、少し違う側面からお話します。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
早々に連絡を頂き、面談までさせて頂きました。このような機会を得られるのもこのサイトのお蔭と感謝致しております。今後設計の先生と共に発展出来ればと思っております。...
このサイトを見つけ、思い切って投稿してよかった。10名ほどの建築家の方からメッセージをいただきました。中には、本当に丁寧に書いてくださったお返事もありました。...