ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ぱっと見ると、青空を撮影したような写真ですが(笑)

実は、狙っているのは、クリーム系の上品な色合いの建物です。

切妻の瓦屋根の家が多く建っている集落に、

突如現れたハコ型のヴォリューム。

こちら。

現在工事が進んでいる、とある家なんです。

昨日、現場の打ち合わせに行ってきました.

中央付近に大きな穴が開いていますが、

ここには、アルミ製の外付け電動ブラインドが取り付きます。

これまた、いいアクセントになるのではと期待してます。

外壁の色合い。

こちらは、お客様こだわりの色なんです。

塗装のサンプルをたくさん準備して、

その中から、一番お気に入りをセレクトされました。

お客様らしく、とっても上品な色合いになっています。

これから、急ピッチで仕上がっていくので

たのしみです!

こちらは、別の家創りの現場です。

屋根の板金工事が終わって、かつ、防水紙を張り終えたところ。

バルコニーの防水も完了しているので

たくさんの雨が降っても安心できます。

何となくですが、家の外形がわかってきました。

先ほどとは違って、同じハコ型ですが、

凹凸があって、とても表情豊かな外観です。

といっても、感覚的なデザインではなくて、

内部の機能性から創り出された形だったりします。

機能的で、しかも表情豊か。

いいですよね。

これから外壁のガルバが張られてきます。

たのしみですね。

実は写真の向きが、おかしいのですが。。

屋根面の内側を見ている感じです。

こちらの家では、吹付断熱を採用します。

その場合、屋根面には、通気層を確保することが大事になります。

その通気層を確保するための素材が「銀次郎」なんですよ。

屋根側は、表面にアルミが張ってある素材なので、

熱を反射してくれるそうです。

屋根面は、どうしても熱くなりがちなので、

こういった通気層をとることで、室内への熱の侵入を

減らしてくれるので、とても重要なんです。

ということで、しっかり施工されてるかは

現場でチェックしてきました。

あとで見えなくなってしまうところだからこそ、

しっかりチェックしておきたいです。

いろんな家創りが進行中。

現場って、ほんと愉しいです。

大泉学園の家(薪ストーブと自然素材の家)

●設計事例の所在地: 
東京都練馬区大泉学園町
●面積(坪): 
45.2坪(含、ガレージ)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

家の中心に位置するリビングダイニングで、都内にいながらも山荘で過ごしているような空間です。
家の南側に、東西方向を長手としてリビング、ダイニング、キッチンを設けています。
ビルトインガレージとこのリビングの中間には2階へ上がる階段を設け、その階段とリビングの上部を一体化した吹抜けとしました。
この階段のリビング側には薪ストーブを設け、これが上下階をつなぐ要素のひとつとなっています。
この吹抜けは、壁の中間に設けたライン状のブラケット照明(調光付)により空間全体を柔らかな光で満たすようにしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・自然素材を活かした健康に優しい家、
・機能性、各種の性能が高い家。
・広い薪ストーブがあるリビング。
・くつろげる浴室やガレージの設置。
といったご要望を受けた住宅です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これまで手がけた住宅の実績や家づくりに対する考え方をご評価頂いてお声をおかけ頂きました。
その後、配置計画やプランニングを行っていく中で、家づくりの方向性の確かさをご確認頂いて正式なご依頼(設計契約)をさせて頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

練馬区大泉学園の住宅地に建つ家です。
南と西側が道路に面する陽当たりの良い敷地にこれまでよりもゆったりと過ごせる家が求められた住まいです。
1階はリビングダイニング、キッチン、食品庫、洗面・トイレとガレージ、
2階には人が集まるたたみの間、浴室等の水回り、主寝室、ご主人の書斎の他、バルコニーや坪庭を設けた住まいです。

敷地は西側の主要道路(巾6m)と南側の生活道路(巾4m)との2面に接しています。
エントランスや2台分の駐車スペースは西側の主要道路側に配置することで、居住スペースを主要道路から離すようにしています。
また、建物は北側に寄せて、南面に大きなウッドデッキのある庭を設けています。

この敷地は練馬区の地区計画区域内にあり、塀の造り方にはかなり制約があります。
また、防犯面や視線の広がりという面からも、外周部は比較的オープンな造りとしています。

床や造作材はタモや桧材、その他仕上材は石、タイル、漆喰、再生紙、自然塗料といった自然素材を多く使用した家です。

その他の画像: 

ご希望内容や、地域性等の観点から、形態的には大らかな形にすることを意図して、
「凸凹の少ないシンプルな平面計画と片流れの大屋根、家との統一感がある外構計画」とすべく設計した住宅です。

雨に濡れずに数人が立てる大きな庇のかかるアプローチ空間です。
西側道路からのアプローチは、その脇に駐輪スペース、手前にペット用シャワー、玄関の扉脇には荷物などの一時置き場としてのベンチを設けています。
アプローチの正面には、その奥の屋外機等を隠す目隠し壁を設けています。

玄関は下足だけでなく、外部で使用するものや非常時の防災用品などを収納できるように大きめの壁面収納を設けています。
また、新聞や郵便物の受取が、室内側(玄関扉脇のボックス)にて行うことができるようにしました。
玄関扉は防火扉とする必要がありましたが、味気のない鋼製の既製品は避け、防火認定の取れている木製扉としています。
棚の上下に設置した間接照明により、玄関は柔らかな光に包まれる空間です。

ピアノ室より収納カウンター越しにリビングと南庭のウッドデッキを望む。

リビングよりダイニング越しにキッチンを望む。

キッチンよりデスクコーナー越しに南庭を望む。

2階の床よりやや低い位置に設けた、1階のガレージ上部に位置するたたみの間です。
このお宅は人が集まることが多いということから、1階と近しい位置とする必要があった部屋です。
暖房付の堀座卓は、床下に格納ができるものです。

敷地の中で主要道路から最も離れた静かな位置に配した主寝室です。
吹抜けに面し、下階を含めて家の中の様子が分かるようにした寝室で、いわばこの家の主の為の監視台のような位置にあります。
この部屋の床、建具、木枠等は全て桧材。
壁は再生紙を下貼りして自然塗料で仕上げ、明るく暖かみのある内装としました。

2階の廊下からは下階のリビング、ダイニング、キッチンの全てが見渡すことができます。
都内の住宅地の中の家ですが、別荘にいるかのような住まいです。

道路側の夕景です。
建物の左手が玄関アプローチです。

古民家の古材でマンション住居リフォーム

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区市谷
●面積(坪): 
23坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビング
床材など木材は古民家の古材を使っています。
曲がった柱も古材の再利用です。壁の一部に鏡を使って部屋の広がりを出しています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

『本物の民家の古材で購入した中古マンションをリフォームしたい。』というのが施主(友人のフランス人女性)の希望でした。
民家が多く残る福島県の山あいの村まで一緒に出かけ、昔の民家の解体材を選別して運び、一緒につくった住まいです。昔の民家の解体材を保存販売して民家の良さを残そうとしている方“小林さん”がいることを施主から聞いて出かけました。でも実際現地で材料を選ぶのは大変緊張する作業でした。どこに使えるか適切な部材を適切な量で選ばなければなりません。面白い経験でした。実際に施工を担当する方も一緒に行ってもらいました。材料は小林さんが東京まで運んでくれ、大工さんのアトリエで燻蒸殺菌してから加工し、現場に搬入しました。リフォームの現場でも施主と一緒になって床の張り方、玄関の玉石の模様などその場で材料を並べながら決めました。竣工後、施主の方に住まい心地を聞くと『とても落ち着きます。ここにいるとどこにも行きたくない。』と答えをいただきました。
http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/01juutaku/11Lana/11Lana.html

その他の画像: 

リビング
壁一面につくった本棚は古民家の古材をつかいました。とても落ち着いた部屋になりました。

玄関
下足入れ扉を鏡張りとし奥行きを出しました。玄関扉は錆び塗装とし、古さを出しました。。

廊下
突き当たりの壁は鏡張りの下足箱。広がりを感じます。

リビング
壁は珪藻土の左官仕上です。

可動間仕切り
障子紙風のワーロンボードの框戸の開閉で部屋を仕切ります。

古材の柱を半分に裂いてつくった戸袋
150□の柱を10本つかいました。同じ材料で埋木をしています。

食事室より居間をみる。

手づくりのキッチン
フランス製洗濯機とオーブンを組み込みました。(キッチンに洗濯機を組込むのはフランス流です。)

トイレの古材壁

会津の奥地から運んだ古材は大工さんのアトリエで材料の使い方を検討しました。殺菌燻蒸して使用しました。(施主の方と点検しました。)

大泉の家(ロフトと屋上のある4世代の家)

●設計事例の所在地: 
東京都練馬区西大泉
●面積(坪): 
46.6坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

屋根勾配に合わせて天井の高くした2階子世帯の住まいのリビング・ダイニングとキッチンです。
写真右手、この空間への入口部分は天井を低くして、その上にロフトを設けています。
正面の階段はこのロフトにつながると共に、ルーフテラスへもつながります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・しっかりとした基本性能の家
・1階はご高齢のお母様の部屋の近くに水回りを設けること
・2階は広いロフトとルーフバルコニーを設けること
といったご要望を受けた住宅です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これまでの2世帯住宅をはじめとした住宅の実績や家づくりに対する考え方をご評価頂いてお声をおかけ頂きました。
その後、配置計画やプランニングを行っていく中で、家づくりの方向性の確かさをご確認頂いて正式なご依頼(設計契約)をさせて頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

練馬区大泉の住宅地に建つ2世帯住宅で、4世代のための住まいです。
南に芝生畑が広がり、接道が北側という敷地に、新たな2世帯住宅としての建替えを行った家です。
1階はご両親とその親御さんの住まい、2階は子世帯という住宅で、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。
床や造作材は無垢板、その他内装材は漆喰、自然塗料、タイルといった自然素材を多く使用した家です。
ロフトを設けることから建物高さが比較的高い住宅とする必要があったこと、敷地や道路に関する法的な条件などから、建築には近隣説明も含めて様々な許認可が必要な住宅でした。
そのようなことから設計完了後、さまざまな手続きを経てようやく着工、解体工事や地盤調査・改良等を含めて、設計開始からはかなり時間を要して完成した住宅です。

その他の画像: 

敷地は北側が道路、南側は芝生畑が広がる敷地ですので、エントランスや駐車・駐輪スペースは北面に、南面には各諸室が面するようにしています。
建て主さんのご希望から外壁の色は群青色をベースとして、その他の色は黒とグレーのモノトーン色を組み合わせた構成としています。
若干凹凸のある平面計画ではありますが、屋根はできるだけシンプルにすべく、基本的には切妻屋根、一部を陸屋根(テラス)とした家です。

北側の道路側の外観です。
この地域は高い目隠し塀を設けることができない区域に指定されています。
とはいえ、一般的な化粧ブロック積みの上にアルミフェンスを載せるというのは避けたかったことから
写真のような黒い支柱によるスリットスクリーン状の囲障としたものです。

親世帯のリビングダイニングは南庭に大きく面するように東西方向に長い形状としました。
写真はダイニングよりリビングを望んだものです。
リビングの右手は寝室、奥は水廻りと親御さんの部屋です。
カーテンボックスの上に間接照明を設け、柔らかな光に包まれる場としています。

ご高齢の親御さんの部屋は1階の家の奥の最も静かな場所にしました。
トイレや洗面所、浴室と隣接した位置とし、木製天井による落ち着いたインテリアとしました。
リビング同様、カーテンボックスの上部には間接照明を設けています。

「浴室は桧の内装で」というご要望を受け、足元廻りはハーフユニットを使用し、 壁から天井廻りはその裏に通気層を設け、仕上材は桧の小巾板貼とした浴室です。

リビングの東面を望む(天井高は高い所で約4..8m)

リビングへの入り口部から部屋の南面を望む(左手がキッチン、その奥はリビングのTV台)

将来2室に分けることができるようにした洋室は東西方向に長くすることで、2室に仕切った際にも、双方の部屋が南面する配置としました。

リビングからつながるロフトです。
切妻屋根の最も高い部分を利用して設けたものです。
(床材は桧の無垢板)

玄関アプローチ部の夕景です。

善福寺の家(広い庭とガレージの2世帯住宅)

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区善福寺
●面積(坪): 
70.1坪(含、ガレージ)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側の道路からできるだけ奥まった位置に住まいと玄関を設けた玄関アプローチ。
右手はビルトインガレージです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・地震対策上や温熱環境、防音性能などの面でしっかりとした家
・1階はナチュラルなインテリア、2階は洋風な香りがするインテリア
・既設の庭や池はできるだけ残しながらも敷地を有効に使うこと
・1階には和室とビルトインガレージを、2階には楽器練習室と半屋外的なダイニングを設ける
といったご要望を受けた住宅です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これまでの2世帯住宅をはじめとした住宅の実績や家づくりに対する考え方をご評価頂いてお声をおかけ頂きました。
その後、配置計画やプランニングを行っていく中で、家づくりの方向性の確かさをご確認頂いて正式なご依頼(設計契約)をさせて頂きました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

杉並区善福寺の住宅地に建つ木造2階建ての2世帯住宅です。
もともと広い庭のある敷地に建っていた昭和初期の建物の建て替えです。
1階はご両親の住まいで2階は子世帯という、2世帯住宅としてはオーソドックスといえる構成の住まいです。
床や造作材は無垢板、その他内装材はタイル、石、漆喰、再生紙、自然塗料といった自然素材を使った家です。

その他の画像: 

1階の玄関は2世帯共用の玄関です。
木製の両開き扉を開けて入る広めの玄関で、2階の子世帯の住まいと吹抜でつながるようにしました。
玄関の床は、アプローチから連続する石貼の土間と、ピンカドという木の無垢板のヘリンボーン(寄せ木)貼。
壁は漆喰塗、トップライトからの光も降りそそぐ明るい玄関です。

親世帯のリビングとダイニングはワンルーム形式で、キッチンはあまり見せたくないというご要望から、ダイニング脇の独立した場所としています。
リビングは南庭だけでなく北庭にも面する明るく風通しの良い場所としました。
また照明は間接照明として柔らかい光に包まれる場とすることを意図しました。

家の南東の角に設けたキッチンは、ダイニングだけでなく玄関側からもつながるようにしました。
玄関とキッチンの間には、帰宅時にすぐに手洗いやうがいができるように洗面台を設けています。

客間兼仏間としてのたたみの間は、明るくすっきりとした部屋とすべく、南面は間口いっぱいに窓、襖は1本引、エアコンは隠蔽、杉板は白味のものを使用、
といった設計にしています。
既存の庭の景色を楽しむ為、幅広の障子は雪見障子としました。

たたみ間と同様に、壁を漆喰で仕上げた主寝室です。
間接照明や枕元に設けた自在に向きを変えることができるブラケット照明等により
さまざまなシーンに対応できる照明計画としました。

階段を上がって正面に設けた2階の子世帯の住まいのリビングです。
「洋風に」というご要望を受け、腰板やモールディングのあるインテリアです。

「外のテラスにいるようなダイニングにしたい」というご要望を受けたダイニングです。
床はテラスと同じタイル貼、ふたつの大型のトップライトを設けたダイニングです。
テラスへの出入口扉は木製建具、観音開きで開け放つことができるようにしています。

敷地の奥の比較的静かな位置に設けた主寝室です。
木部は全てアメリカンブラックチェリーの自然な色合いに合わせることで、明るく優しさを感じるインテリアとしました。

リビング脇の子供室は、楽器の練習室を兼ねる部屋です。
屋根、壁、床下を遮音構造として、室内は天井面を吸音仕上げとしました。

道路側が広い台形プランのガレージです。
自転車の他、外部で使用するさまざまな物が収納できるゆったりしたガレージです。
ガレージ内部の仕上は、防火面や耐水性といった観点から、外部仕上と同等のものとしています。

音楽家の家

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区代沢
●面積(坪): 
54坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

通りからの外観
エントランスは華やかにするため暖色系の割タイルで縁取りました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

クライアントであるご夫妻はともに音楽家です。ご主人は作曲などを手掛け、奥様はピアニストです。
音楽活動をする部屋は地階に配置し、コンクリート造としました。演奏中に大きな音量を出しても周辺に影響が少ないよう考慮しました。
お客をたくさん呼んでパーティーが開けるよう2階に居間食事室と連続する広いデッキテラスをもうけています。
カラフルな色彩をご希望されたので沢山のステンドガラスや発色性の良いモザイクタイルを多く使いました。
http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/01juutaku/24asaka/24asaka.html

その他の画像: 

外観
2階デッキ下は駐車スペース。

天井の高い吹抜け状のリビング

3階への階段

階段室から玄関と書斎コーナーを見る。
ステンドガラス工房へ行きフランスのサンゴバン社のステンドガラスを選びました。

地下のピアノ演奏室(地下室)
ピアノの音が外部に漏れないよう遮音に配慮しました。

ピアノラウンジ
奥の壁は音が和らぐように木の屏風状にしました。

地下のドライエリアの床はタイル模様貼りとしました。

洗面室

飼い猫用の壁に設けた出入口
引戸にしています。

2階の部屋を取り囲んで外部に広いデッキを設けました。

土間でサンマの焼ける家

●設計事例の所在地: 
東京都町田市玉川学園
●面積(坪): 
24坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

土間の玄関
玄関は田舎の農家の広い土間のようにしてつくり、框戸を介して中庭、食堂へ連続する。玄関先の多目的スペースとしてつかい、人を迎えたり、焼き魚を楽しんだり展示をしたりできる多機能マルチ空間です。
http://www.yumira.com/SpaceFiles/03work/01juutaku/01yamaza/yamazaki.html

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・ 都会に暮らしながら田舎にいるような家。
・ 仲間と宴会のできる場が欲しい。
・ 家の中で七輪でサンマを焼きたい。
・ 木をたくさんつかった家。
・ お風呂は広く。収納も広く。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

両側を隣家で挟まれた細長い敷地であるが,敷地の長さををいかして奥行きのある家づくりすることとした。
隣家の迫る外壁に開口を設けることをさけ、中心に中庭を配置して大きな開口を設けて日光と風の通り道をつくり、周辺からのプライバシーを確保しながら開放的な室内空間となるようにした。
寝室と収納部は2階に設けて1階は生活を楽しむ場としている。玄関は希望されていた農家の土間のようなスペースとしてつくり、ご主人の趣味の空間とした。外部アプローチー土間ー中庭ー食堂ー外の緑と連続して配置し、部屋の間は木製のガラス框戸で仕切るだけにし、ご主人の仲間が大勢集まる時は引戸を開け放って、広い会場ができるようにした。
月見ができるように坪庭のある浴室を設け、将来水風呂も別に置けるように広くした。
お孫さんやペットが土で汚れた時は外から浴室入れるようにしている。
竣工が建て主が庭に植えた2本のユリの木の成長が楽しみです。

その他の画像: 

外観
駐車スペースを通ってから奥行きを感じるようクランクして家の玄関に向かう。
外部玄関アプローチの木の框戸を開けると、土間の玄関に入る。通りからは植栽で中が直接見えないようにしています。

土間でサンマを焼く
七輪で炭をおこす。土間の三和土(タタキ)は固まるととても安定しています。

三和土の土間
土間は伝統的な三和土としました。専門の職人につくってもらいました。砂を敷き詰めて石灰を散布し粘土を転圧して本格的な土間とした。
粘土は瓦につかう地中の菌のない粘土

隣家に挟まれた地に都会の「田舎屋」をつくる。

食事室ー中庭ー土間玄関
各スペースの間は無垢材の木の框引き戸を設置して広いスペースとする。
中庭に面した大きな開口から一日中明るい光が入る。ガラスのはいった木の框戸で仕切っているので、各部屋が連続して広いスペースが出来ました。

中庭
家の中心に隣地の視線を遮った中庭をもうけることで開放感をつくる。
ここから光や風を十分に取入れる。
廃材の柱を利用した床
解体現場で発生した柱材を並べてデッキとしました。

隣家との間の衝立(塀)
木の格子に半透明のアクリルをはったスクリーン。
隣家の視線は遮りながら光を取入れる。鉢置きの花壇に利用している。

食堂
内装に木のムク材をつかう。木材はソリがでたり、節があったりしますが、湿気をコントロールするので体に優しい理想的材料です。
内の床には厚さ35mmの無垢のツガの足場板材を敷くことにしました。普段はあまり仕上材としては使わない材料です。ソリを心配していましたが問題ないようです。
壁の杉板は木場で見つけた節あり板材です。いずれもとても安価で施工できました。

浴室
広い浴室を設けました。
出入口の排水溝は既製のすのこを置いて、いつで新しいものとも交換できように考えました。
手前にスペースを残し将来水風呂を設置予定です。

土間の土壁
出来た直後からヒビ割れがありますが、とても味わいがあります。
土壁づくり
地元の土とワラを混ぜて2,3日寝かせて土づくりをした。

西荻の家(アーチ屋根と自然素材の家)

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区西荻北
●面積(坪): 
29坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

厳しい北側斜線制限のある敷地において「アーチ状の屋根」とすることで、
できるだけ広い室内空間を確保するようにした家の外観です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「両親の家の敷地内にどのようにしたら希望の広さの家を建てることができるか」
「30坪弱の家に子供室を3室設けながらも、家族が集まる場所はできるだけ広く」
「1階のリビング廻りをはじめ、各所に明るい陽射しが入る家」
というご懸念、ご要望に応えるようにした住宅です。
後者2点の課題は、今日の住宅における典型的なテーマ、問題点といえる内容です。
そこで廊下をできるだけなくし、各所を機能的・合理的につなげる平面計画
とすることにより限られた面積を有効に活用するようにすると共に、
敷地における部屋の配置や窓の設け方を工夫した住まいとしました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築計画の法的に実現させる為の手法を明確に提示できたこと、そして
基本案として提示させて頂いたプランや家の骨格(断面計画や形態等)にご納得頂けたこと、
その他これまでの実績や対話の中でご評価を頂いたものと考えています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この住宅は、杉並区西荻の住宅地に建つ
若いご夫婦と3人のお子様の住まいです。
前述のご懸念やご希望に応えるべく、プランニング、アーチ屋根提案等を行った住宅です。
床や造作材はできるだけ無垢板を使い、その他の材料もコストの許す範囲で木材を、壁材や塗料等も自然素材を多く使った家です。

その他の画像: 

たたみコーナーを併設したリビングです。
ダイニングはそのたたみコーナーの脇に配置し、リビングとは雁行させることで、
視線はつながりながらも独立したスペースとしました。

たたみの間よりリビングを望む。
右手はキッチン。
キッチンの奥は食品庫があります。

キッチン脇のダイニングと家族共用のパソコンコーナーです。

リビングの北側に設けた明るい階段室の上部です。
階段上部は家族共用の壁面収納を設けたクロゼット兼用スペース。
トップライトにより明るい場所としました。
奥は天井にほし姫サマを設けた洗面コーナーです。

2階の主寝室は階下のリビングや玄関廻りの気配も把握しやすい場所としました。
面積的にウォークインクロゼットを設けることが困難だったことから、
壁面収納形式のクロゼット(高さ3.3m)を設けました。
アーチ状の天井が空間を柔らかく豊かにするようにしました。

日中、家にいる機会の多い子供室は全て南面に。
ひとつは将来2室に区切ることを前提としました。
その際は小さな部屋となるので、全ての部屋に大きめのロフトを設けました。

2方向の壁沿いに窓を設けた階段室です。
家の北側ですが、上部のトップライトもあって明るく風通しのよい場所としています。

階段下は外部用倉庫としていますが、利用の難しい階段の下の段については、畳下収納(下記)と同様、
引き出しによる収納場所としました。

1階のたたみコーナー(3畳)の下は全て収納場所としました。
キャスターを用いた引き出し形式の収納です。

東側の外観です。
西側道路とは反対に東側道路は近所の子供たちが遊んでいるような車がほとんど通ることのない生活道路。
この道路に対しては比較的オープンな家としました。

二重縁側の家

●設計事例の所在地: 
東京都町田市
●面積(坪): 
約32坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築45年以上になる、一戸建て住宅のリノベーションです。 時の移ろいが造り出した、風合いと建物が持つ個性を最大限に生かしデザインしました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建て替えをせず、広くさっぱりした空間がある家にすることが可能か。最初にお話しをお伺いしました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建物全体で無く、ちょうど半分をリノベーションすることで、既存の建物の中でも気に入っている部分は想い出と共に残し、もう半分を天井や内壁を壊し、新しく、広くて明るい居心地の良い空間にする提案を、気に入っていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築45年以上になる、木造(一部鉄骨造)一戸建て住宅のリノベーションです。LDKの天井と一部壁を取り除き、大きな吹抜けにし、天井裏に隠れていたロフトと一体になった、立体的な空間を造り出しました。あらわれた木梁は、時の流れによってのみ造られる風合いを携え、落ち着いた雰囲気を日々の暮らしに与えてくれます。外部には木デッキの長い縁側を配置し、空間に広がりを与えています。温かい陽射しと、吹き抜ける心地よい風を感じる、新しい空間が出来上がりました。

依頼者の声: 

「念願だった、広く明るい家で、日々、快適に過ごしています。大のお気に入りの我が家です。」と言うお話をいただきました。

その他の画像: 

ロフトの床は簀子状になっており、明かりと風を通します。

空中の縁側のようになっています。

時の移ろいが造り出した風合いのある木梁。

立体的で明るい空間。

キッチンは既存のままの仕様。アイランド家具を設け作業性と収納量を上げました。

内壁を取払い広い空間を造り出しました。

元々は内壁で二分割されていた開口部。大きな開口になりました。

リビングダイニングの見上げ。

外と繋がる軒下空間。リビングダイニングに広がりを与えます。

デッキで縁側空間を造りました。

gre(グレ)・正方形の家

●設計事例の所在地: 
静岡県静岡市
●面積(坪): 
約25坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

明るい陽射しと心地よい風を取入れる大きな窓と白い壁面、木のテラスが印象的な、とてもシンプルな建物です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

シンプルで明るく広さを感じる空間と素材感を大事にした建物にしたい。と言うお話を最初にお伺いしました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以前、私たちが設計いたしました「木箱の家」を大変気に入っていただきました。また、シンプルな建物をデザインすることや素材に対する考え方やに関して、お話がとても合ったのではないかと思っております。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

1階は、自然な素材で長く使い続け愛着のわくような衣類や雑貨を扱うセレクトショップ。2階は、大きなテラスと繋がる、広がりを感じるプライベートな住空間になっています。正方形の平面形状を十字に切る「田の字」プランニングにすることで、無駄の無いとてもシンプルな間取りになっています。大きな開口と白い壁は、周囲のプライバシーにも配慮しデザインしています。また、室内の仕上げは、質感の表情に気を使いながら、お施主さまと話をしていく中で、工事中も一緒に様子を確認し決めて行きました。シンプルな形状のいたる所に愛情のこもっている家になりました。
2018年 「JIA東海住宅建築賞奨励賞」受賞
2018年 新建築「住宅特集」11月号 掲載

依頼者の声: 

ご依頼をいただいた際にお話しをお伺いした、「シンプルで明るく。素材感のある店舗と家。」が正に実現できたことを、とても、喜んでおられました。竣工後も買い物なども兼ねてお伺いさせていただき、木のメンテナンスを一緒にさせていただいたり、とても、建物を大事に使っていただいていることを、私たちも嬉しく思っております。

その他の画像: 

大きな窓が心地よい風と陽射しを呼びこみます。

温かい木の質感があるリビング・ダイニング・キッチン。

壁と窓で構成されたとてもシンプルな空間。

明るく、広さを感じる空間。

大きな窓に面した明るいキッチン。

庇、手摺、木製サッシ。全てに思い入れがあります。

シンプルで使い勝手の良い店舗。

家具デザインも致します。

正方形の建具の引手。

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