●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
車の通行が多い道路に面し、交差点から望める立地。そこにダンススタジオとして存在感があり、道場としての内装をもつ建物を計画。コストを鑑み、木造とした。斜めの敷地に目一杯配置して、正面は道路に平行な外観とし、角度のあるフレームで正面性を高めた。大きなガラスの開口を設け、その一部に2階フロアを配し、存在感と開放感を両立した。外構とも連続性を持たせた。
床は杉無垢板3層の積層材を敷き詰め、柔らかめの杉が空手やダンスで膝に負担なく優しい。木に囲まれたスタジオは、時間とともに表情が優しく変化していく。