ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

昨日は、移動できる家具の魅力的な側面でなく、
注意した方がよい点についていくかお話しました。

ハコの強度、キャスターの耐荷重は、移動する家具の
要になる要素なので、重視したいところ。
コスパを重視しすぎるのも、考えものですね。

今日はその続きとなります。

突然ですけど。
家づくりを考えているご夫婦に対してですが、
子供部屋って、どんなふうにしたいと思ってますか?

御要望をヒアリングさせていただくと、
よく話題になることがあります。

子供部屋は、当面は一つの大きな空間として使い、
将来、子供が思春期になったら、分割できるように
しておきたい。

そんなご要望です。

一つの空間にしておくと、子供が小さいうちは
走り回れたりするし、兄弟姉妹で一緒に勉強や遊び、
就寝までできたりするので、気持ちは理解できます。

その場合、分割した時に困らないよう、
各部屋に、ドアとクローゼットを計画しておくことに
なります。

ここまでは想像できそうですよね?

はて。
家具の話が出てきませんね?って思いました?
大丈夫。ここから出てきますから(笑)

もし、移動できるクローゼットがあったらどうですか?

もちろん。
腰高のタイプではなくて、天井付近まであるタイプ。

何かっていうと、そのクローゼットのハコがあれば
それで部屋と部屋を区切るように使えます。

均等に分割するだけではなくて、部屋の分割の配分を
自由に設定できますよね。

例えば。
2人の子どもを想定して、子供室を計画したとして
一人しかできなかったという場合。
子供部屋を少し広めに確保して、その残った場所を
ご主人の書斎や納戸にするとかできますよね。

それに、将来子供が独立したら、クローゼットを
撤去して、一つの大きな部屋として使えます。
その時に、大がかりな工事は必要ないのもいい。

それはいい!って思う人もいつのかなと思います。

ちなみに。
クローゼットを移動させるのであれば、昨日お話した
ハコの強度やキャスターのことは、かなり重要です。

安易にネットで購入するのは、得策ではないかも
しれませんよ。

充分に検討して決めてくださいね。

移動するクローゼット。
みなさんはどう思いましたか??

I-4736、飲食店営業許可証申請のための平面図(愛知県)

ユーザー はるき の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

愛知県 大須
飲食店営業許可証申請のための平面図の作成を依頼したいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

昨日は、壁に一部固定された造作家具ではなくて、
自由に動かせる家具についてお話しました。

それを踏まえて。
家具が動かせるって、意外と便利なのでは?
って思っていただいたかなと思います。

今日はその続きです。

動かすことができる家具を採用するとき、
いくつか気にかけた方がよいことがあります。

ひとつ目は、しっかり固定できること。

えぇ??動かせる家具なのに、固定って?
そんな声が聞こえてきそうです(笑)

昨日ご紹介したワゴンであれば問題ないのですが、
ある程度の大きさで、相応に重さがある家具の場合、
動かした後、配置が決まったら、そこから
動かせないようにしないといけません。

ちょっと触っただけで動いていったら危ないです。
家具に子供がぶつかってもいけないですし、
家具の上のおいてあったモノが落ちたりすると、
いけませんよね。

ここ!って決めたら、動かないように設定できる。
そんな仕組みが必要です。

二つ目は、しっかりとした造りの家具であること。
家具って、どれもしっかりしてるんじゃない?
そんな風に思ったかもしれません。

そもそもなんですけど。
背面に壁があることを前提とした造りと、
自立することを前提とした造りとでは、
家具本体の構成が違っています。

移動するのであれば、自立することを前提にして
押したりしても大丈夫な強度を持たせたいです。

内容物が重いと、家具を移動し始める時に
家具の側面へと強い力が必要になりますから。

無理に押したり引いたりするとゆがみますよね。

三つ目は、キャスターの強度について。

軽いモノを収納する家具であれば、さほど気にならない
かもしれませんが。。

例えば、本等があると、かなり重くなります。

その重量に適合するキャスターでないとすると、
沈み込んでしまい、スムーズに移動できなくなります。

何をどれくらい収納するための家具なのか。
それをハッキリさせた上で、適正な金物等を
採用することが求められます。

ネット等で購入できる、キャスター付きの家具が
どこまでの重量に耐えうるものなのか。。
造作しないなら、それをしっかり見極めてから
購入するといいでしょう。

もう少しあるのですが、長くなったので、
明日に続きます。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

昨日は、収納できるベッドによく似た発想でつくる
造作家具についてご紹介しました。

畳めるアイロン台や玄関ベンチですよね。
もっと、他にもできそうなので、妄想を膨らませて
みてください。

今日はその続きですね。

造作家具が固定ではなくて、可動する。
そんな事例をいくつかご紹介しました。

この発想。
もう少し広げて考えてましょう。

昨日までは、どこかが建物の固定されていて
それ以外が可動するというカタチでしたよね。

いやいや。
そうじゃなくて、建物に固定されてなくて
いいんじゃないですか。

まず。
造り付け=建物に固定という考え方を
取っ払いましょう(笑)

それって、ただの家具屋で買う家具のこと
でしょう?って思いますよね?

家具屋さんで売ってる家具といっても、
そのほとんどは、動かす前提ではなくて、
配置したら、そのまま固定が多い。

でも。
その家具が動かせたらいい場合はありませんか?

一番わかりやすいものとしては。。
キッチン周りで使うキャスター付きのワゴン。

配膳するために使ってもいいですし、
調味料等をダイニングへ移動するでもいいし、
飲み物を運んでおいてもいいですよね。

ダイニング脇に、ちょっとした棚がほしい。
そんなニーズにもマッチするはずです。

ちなみに。
このワゴンは便利なんですけど、格納するための
基地を想定しておかないと、意外にもジャマになる
なんてこともあるので、ご注意くださいね。

キッチン周りであれば、もう少し広げて。。
腰高の食器棚が動くとしたらどうでしょうか??

食器棚って、対面キッチンだと背面に固定されている
ことが多いですよね。
家具屋さんで購入したとしても固定が多い。

それにキャスター付いていて動くとしたら。。

動く食器棚の天板は、食材を置いたりもできる
作業台として使うとかもいいでしょうね。

特に、Ⅱ型のキッチンの時であれば、
とても重宝するかもしれませんよ。

食器も取り出しやすいし、便利に感じる人が
いるかもしれませんね。

あれ?
動く家具って、ありなんじゃないですか??

みなさんは、どう思いましたか???

明日に続きます。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

施主支給のキッチン…最近はミラタップ・イケア等施主自身が購入できるメーカーさんがあります!
私の物件でも施主さんから自分で購入して現場で取り付けて頂くことはできますか?…のような質問を頂くことがあります。
その時にお話するのは…できる限りやめたほうが良いと思いますとお伝えするようにしています。
なぜかというと責任の所在が100%完全に分けられないからです。
建築は職人さんによる工事が必ず発生します…取り付けしようとしているモノがどういうモノかを現場で判断して最適な方法で施工しますが、メーカーの考え方もあるため職人さんたちは現場でやりにくくなってしまう話をよく耳にするのです。
そのために現場サイドでモノを買って施工するやり方が最適だと私は考えます!

塚原の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県南足柄市
●面積(坪): 
35.8坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

御夫婦とお子様、それに猫一匹が暮らす家

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

東西に長く、南北方向が狭い敷地形状。さらに西側には約3.0mの高さののり面がある土地の中に、駐車場を三台確保した上で、明るく暮らしやすい家を希望。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

東西に長い敷地に建つ2LDKの家。ベッドルームの他に、玄関に広いシューズ・クローゼット、台所脇にはパントリーと家事室を設けています。またリモート・ワークに使う書斎も設けているため、寝室の数だけを基準とした「2LDK」と表す以上の広さとゆとりを確保しています。敷地東側に道路、西側には高さ約2mののり面があり、その部分は庭などに活用できません。その上、北側斜線の制限を受けるため、建物の配置計画及び外部との繋がり方が計画のポイントとなりました。

1階の一部に中庭を設けることで、24帖の広さを確保したLDKの動線と明るさを確保しつつ、閉塞感を感じさせない寛ぎの場所を確保しています。階段を基準とし北側エリアに家事に必要な諸室を隠しつつ、一直線で繋がるように設えています。階段の南側には居間と子供も勉強できる小さなワーク・スペースを確保しています。階段を中心にぐるりと回れる動線とし、家の広がりをより感じられるように配慮しました。適材適所に造り付け収納棚を設け、本などを効率的に収納できるように配慮もしています。断熱等級5、一時消費エネルギー等級6、耐震等級2を確保しています。土地探しから、お手伝いさせていただいた家造りでした。

その他の画像: 

駐車スペースと家人が歩く動線を分けるアプローチ

広くて収納量の多いシューズクローク

家の端から端までが一直線に見渡せる空間

素材の違う材料を設えた傾斜天井を持つ居間

見せる収納と開放性の高い階段

外に洗濯物を干さない家には家事室にスロップシンクがあると便利

寝室に設けたブラインドは大型プロジェクターのスクリーン兼用

閉じないクローゼット

ホームワークを行う書斎は閉じた空間の方が好ましい

家に辿り着いた時に見る光景は安心感が必要

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から続いてる、少し変わったお話。
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできているんですよね。

その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
なんてこともありますから。

昨日は、ベッドを造り付けにしたい!というお客様を
事例にいろいろとお話しました。

ベッドが壁に固定してあるだけじゃなくて。。
壁面に収納されてしまうというもの。
スッキリ部屋を使えますよね。

今日は、造作家具のお話の続きです。

そうそう。
ベッドの壁の収納するという面白いアイデアですが、
金物以外に注意してほしいことがあります。

造作家具全般にも共通することではあるのですが、
故障した時、取りかえには相応に費用がかかります。

造作でなければ、簡単に取りかえできますが
造り付けになると、工事が必要ですので。

固定された造作家具であれば、よほどいいのですが、
収納式ベッドという可動するものとなると、
金物部分に負担がかかるので、長い目で見ると、
最低でも、金物の取りかえは必要になると思います。

それでも、得られるメリットは大きいので!
ということであれば、採用を検討してみても
いいと思います。

前置きが長くなってしまいましたね。
次のお話していきます。

収納式ベッドでお分かりになったと思いますが。
造作家具って固定されるような印象ではあるものの、
可動させるような発想もできるんですよね。

ベッドに似た発想で、他にあった事例としては
壁に折りたたんだカウンターを広げたりした
アイロン台とか、玄関近くのベンチとか。

折りたためないと洗面や玄関が狭くなります。
なので。
使わない時はたたんでおくことができるので
便利ですよ。

そう考えると、いろんなところで採用できそうで
面白くなってきませんか?

ぜひぜひ妄想を広げてみてください(笑)

ちなみに。
ベッドの時にもお話したんですけど。。

可動させるための金物は、しっかり選定して
もらってください。

先ほどお話した、アイロン台の場合ですが。

カウンターがたわまないようにするため、
厚みのある集成材を使ったりします。

当たり前なんですけど、それってかなり
重たくなるんですよね。

普通に丁番という金物しかついてないと、
その重さが苦痛になってしまうかもしれません。

せっかくつけたのに、使いにくかったら
意味ありませんから。。

設計士に相談しながら、決めてくださいね。

家具が動く。
その発想について、明日またお話します。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※和を意識したリビング空間からも繋がる庭を囲む通り土間の提案設計

暮らしの中に情緒ある空間と

多機能性を持つ空間。

土間のある家・・・・・。

現代の暮らしに息づく

伝統空間の魅力提案。

住宅雑誌やWEB上(SNS)

ピンタレストやInstagram、

ポータルサイトでも

ご覧になられて

「土間のある家」について

ご質問やご相談を

いただく事があります。

土間とは、

かつての日本家屋で広く見られた、

屋内にありながら

土足で利用できる

半屋外的な

スペースのことです。

かまどがあった

昔の住まいでは、

煮炊きや作業をする場として

欠かせない存在でしたし

家の中を通り土間として

活用する事で

外と中の行き来などにも

活用されていました。

しかし現代では、

キッチンやリビングを中心にした

間取りプランが一般的になり、

伝統的な土間は

姿を消しつつありました。

ところが最近、

外と中を緩やかにつなげる空間として

その機能性や多機能な空間に

憧れの生活を

重ねる住まい手さんも増えて

ふたたび設計提案に

取り入れる事例も・・・・・。

土間の存在が注目される背景には、

ライフスタイルの

多様化があります。

たとえば

自宅で趣味を楽しみたい、

あるいはペットや

子供が伸び伸びと遊べる場所が

室内にほしい、

アウトドアグッズを

手入れする作業スペースが必要など、

さまざまなニーズが

出てきたからです。

そういうライフスタイルの

変化やもともと

そこにある魅力に気づき、

土間のある家を・・・・・。

多目的に使える

フレキシブルな空間。

土間の最大の

メリットは

「多目的に使える」という

フレキシビリティです。

屋内に設けられた

空間でありながら

土足で過ごすことができるため、

趣味の道具を広げるような

作業場としても、

子供やペットが

多少汚れても

気にせず遊べる場所としても

活躍します。

自転車やバイクを

そのまま持ち込めるのも

大きな特徴で、

雨天時のメンテナンスや

盗難防止にも役立ちます。

さらにキャンプ用品など

アウトドアグッズの収納や、

ガーデニングで使う

道具の手入れの場としても

便利です。

また、

土間のゾーンを間取りの中で

適切に調整して

程よい空間に設計すれば、

テーブルや椅子を置いて

第二のリビングとしても

活用できます。

床仕上げを

モルタルやタイルにする

ケースが多いのですが、

適切な断熱や

床暖房を組み合わせることで、

真冬でも快適に

利用できるようにすることも

可能です。

壁面に収納を

造作しておけば、

雑多な物が散らかりにくく、

いざというときには

応接間のように

活用することもできます。

外と内をつなぐ

開放感とデザイン性・・・・・。

土間は、

玄関からリビングへ

至るまでの

アプローチとしてだけでなく、

外と内を緩やかにつなげる

という役割も担うことが出来ます。

ガラス戸や大きな窓を設けて

外部から光を取り込めば、

土間を通して

自然光や風が

室内全体に広がり、

居住空間全体が

明るく気持ちのよい

雰囲気になります。

これは通風や採光の面でも

大きなメリットで、

家のなかに

余裕のある「息づく空間」を

生み出してくれます。

さらに、

土間の素材感は

空間デザインとしても

魅力的です。

例えば無垢材で仕上げた

室内空間と

モルタルやタイルで仕上げた

土間が連続することで、

異素材の対比から生まれる

空間の心地良さや

奥行きを

演出することができます。

こうしたマテリアルの

組み合わせは、

シンプルでモダンな

住宅にも、

和の趣を活かした

住まいにもよく馴染みます。

「土間のある家」という

キーワードで検索される方は、

往々にして

デザイン性を重視する

傾向がありますが、

その期待に応えるだけの

表現力が土間には存在します。

コストとスペースの確保。

一方で、

土間にはいくつかの

デメリットも存在します。

まず第一にコスト面です。

土間を設ける場合、

玄関だけで

済ませられるスペースを

大きく確保し、

さらに床の仕上げや

断熱処理など

通常の居室とは異なる

工事が必要になります。

たとえばモルタルを

打設する場合も、

単にコンクリートを

流し込むだけではなく、

ひび割れ対策や

仕上げの加工、

スロープなどの

納まりを検討する必要があり、

費用がかさんでしまうことが

多くなります。

また、

スペースの確保も

問題になります。

土地の広さや

間取りに余裕があるならまだしも、

駅前など敷地の広さが

極端に限られている場合は、

土間に割く面積を

どのように捻出するかが

大きな課題です。

せっかく土間をつくっても、

狭すぎて

自転車やベビーカーを

置くとすぐに窮屈になってしまう、

というケースもあります。

土間は存在するだけではんなくて

暮しにとって

自由な空間であることが

重要ですから、

必要な目的を確保するために

間取りの意味を

慎重に検討する必要があります。

寒さ・汚れ・メンテナンス。

土間が敬遠される理由のひとつに、

「寒さ」があります。

古い日本家屋の土間は

断熱性能が低かったため、

冬になると冷気が流れ込み、

部屋全体が

底冷えすることもありました。

現代の家づくりでは、

基礎断熱や床暖房の技術を

活用することで、

土間の冷たさを

ある程度抑えることができますが、

それでも室内と比べると

温度差は残る場合が多いです。

住宅全体の断熱計画を

適切に行い、

換気や空調のシステムを

機械的にも

パッシブ的にも

しっかり組み込むことが

大切です。

もうひとつの注意点は

「汚れ」と「メンテナンス」です。

土間はその名のとおり

土足で利用する

空間ですから、

外からの泥やホコリなどが

入りやすくなります。

犬や猫など

ペットを飼っている場合は、

さらに毛や足跡で

汚れることも

考慮しておく必要があります。

頻繁に水拭きや

掃き掃除をする手間は

どうしても増えます。

モルタルや

タイル仕上げであれば

比較的掃除は簡単ですが、

水はけや排水が

不十分だとカビやコケが

発生しやすくなることもある為、

設計段階で

床の勾配や排水計画を

きちんと整えておくことが

重要です。

建築家が考える

土間計画・・・・・。

土間のある家を計画する際、

どのような点に

配慮すべきでしょうか。

まずは「動線計画」です。

土間を活かすためには、

玄関から土間、

そして居室へと至る

つながりに無理がないように

することが肝要です。

たとえば玄関を入って

すぐに広めの土間があり、

その先にリビングが

見えるように配置すれば、

土間を通り抜けて

家の中心へ入っていく動線が

シンプル化します。

家族の日常動線を

想定してみると、

ちょっとした買い物後に

土間に荷物を一時置きしたり、

雨の日でも傘をさして

土間を行き来できたりと、

多彩な活用シーンが

思い浮かぶはずです。

次に「素材選び」と

「意匠設計」です。

土間部分と

居室部分の素材を

対比させたり、

逆に床のレベルを揃えて

緩やかに境界を

つくったりするなど、

計画次第で空間は

大きく変化します。

木材・タイル・モルタル・石など、

素材ごとに

メンテナンス性も

変わりますので、

ライフスタイルと好みに合った

仕上げを選定する事が重要です。

さらに、

照明計画や造作家具との

組み合わせによって、

土間を単なる

土足スペースから

ワンランク上の

アクティビティ空間へと

昇華させることができます。

土間のある家には、

他のスペースにはない

特別な魅力がある一方、

コストや寒さ、

掃除といった

デメリットもつきまといます。

しかし、

こうした制約を乗り越えるだけの

価値を見いだせるかどうかが、

家づくりを

成功させるうえでの

ポイントとなります。

意味のある

最適な土間があれば、

趣味の道具保管から

子供やペットの遊び場、

アウトドアグッズのメンテナンス、

さらにはセカンドリビングとして、

生活を彩る数多くのシーンを

生み出すことができます。

実際に土間を検討する際は、

初期段階で

どんな使い方をしたいか、

土間でどんな暮らしを

実現したいのかを

明確にしておくと、

必要な広さや断熱計画、

収納、動線計画などの

具体的なイメージが

固まりやすくなります。

そして、

完成後の住まいで

家族がどう生活を送るのかを

イメージしながら

検討を重ねることが大切です。

「土間のある家」は

伝統的な日本家屋の要素を

現代の暮らしに取り入れた

デザイン手法であり、

多様化した

ライフスタイルに応える

柔軟性とデザイン性を

兼ね備えた空間です。

とはいえ、

土間を設置するには

コストやスペース確保、

寒さや汚れへの対策など、

しっかりとした検討が

必要となります。

家づくりにおいては

「メリットとデメリット」を

正しく理解し、

求める暮らしに合った

最適解を見つけることが

成功の鍵となります・・・・・。

もし「土間のある家」を

検討しているなら、

まずは自分たちの

優先順位を

整理してみてください。

自転車や

バイクのメンテナンスを

快適に行いたいのか、

ペットと自由に過ごせる

場所が欲しいのか、

あるいは趣味や

仕事の作業場として

使いたいのか。

家族の要望を洗い出す時間は

その後の家造りのプロセスに

大きく影響します。

建築家の視点から言えば、

土間とは単に

レトロな要素を

取り入れるだけではなく、

新しい暮らし方を提案する

ポテンシャルを秘めた

空間です。

外と内をつなぐ

柔軟なスペースを

手に入れることで、

家の価値は大きく高まります。

長期的に見ても、

家族構成の変化や

趣味の移り変わりにも

対応できる柔軟性こそが、

土間の真髄といえます。

だからこそ、

費用やメンテナンスなどの

現実的な面も踏まえながら、

時間をかけて

丁寧に計画することを

おすすめします。

土間のある家は、

間取りの中に

ちょっとした冒険心を

盛り込むことで、

豊かな暮らしを

デザインするうえでの

重要な選択肢です。

家づくりを検討している方は、

土間の魅力と

可能性を再考してみては

いかがでしょうか。

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

※和モダンを意識したセカンドリビングとなる庭と繋がるオープンテラスのような土間空間の設計提案

I-4734、駐車場にカーポートを設置したい(大阪府)

ユーザー とし4734 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

大阪府高槻市の準防火地域の自宅の1台分の駐車場にカーポートを設置したいのですが、
建築確認申請も合わせてやってくれる業者が見当たりませんので探しています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4733、図面作成、確認申請、フラット35申請等の手続き(石川県)

ユーザー とおる4733 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
石川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

弊社は主に新築住宅を建売にて販売しております。
その過程におきまして、設計士による図面作成、確認申請、フラット35申請等の手続きが必要です。
現在一つの会社に上記の業務を依頼しておりますが、件数が多くなってきており、その会社だけでは間に合わなくなってきております。
 
建売販売ですので、土地の面積に応じて大まかな設計のプランは決まっています。
 
月に2~3件ほどの確認申請代行を定期的に依頼できる方を探しています。
 
弊社は石川県金沢市です。
販売物件は全て石川県内のものです。(金沢市、かほく市、津幡町 等)
同じ県内の業者でなくても大丈夫かとは思いますが、近隣の府県であるに越したことはないかと考えます。
 
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ページ

建築家紹介センター RSS を購読