●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
既存時の記憶…玄関、和室の位置、西日で障子に映える梅の木の影等を踏襲しながら、単なる通行の為だけの『廊下』と全く無くすことで、居室の面積を拡げるプランとしました。(⇒居室のレンタブル比を高めました。)
大屋根の概念と取り込んで、プランの凸凹を可能な限り少なくして、シンプルな構造プランを実現させて、施工性を高めて、ローコスト化を図りました。
竣工時の見た目だけではなく、メンテナンスのしやすく、それぞれの機能を満足させる建材を採用しました。
競争見積時の設計はよりグレード及び作品性が高いものとなっていましたが、総体コストを抑えつつプラン・規模を確保する為に仕様の変更を行なっています。しかしながら、同規模・同仕様の住宅レベルでは破格のローコストを実現しています。