ユーザー 江川竜之建築スタジオ 江川竜之 の写真

旗竿地は一般的にあまり好ましい土地と扱われていません。
それは「竿」の路地部分が、無駄なエリアと思われているからでしょう。
当事務所は設計事務所業務のほかに不動産業務も行っておりまして、
旗竿地のような物件のみを対象とした「難あり物件.com」という不動産サイトを運営しております。
http://www.nanbutu.com/
このサイトでは「旗竿地」等の特殊な条件をその物件の個性と捉えて、ある趣味を持つ方にとってはその個性がプラスに働くような設計デザインを行い、積極的に利用していくことを目的としています。
例えば「旗竿地」の路地長さを逆手にとって利用した『アーチェリーハウス』というデザイン提案もあります。
アーチェリー、弓道、ビームライフルなどの競技を趣味としている方のために、生活空間の上に屋内練習場を設けた案です。
旗竿地のように長い距離を確保できる土地でないと、練習場として成り立ちません。
このような趣味人には、むしろ、あえて、旗竿地などを選択いただくことをお薦めしています!

アーチェリーハウス

アーチェリーハウスは「旗竿地」のほか、鰻の寝床のような「細長地」にもお薦めです。
細長い土地の中央に生活の中心となるスペースを設け、常に家族の気配を感じることのできる家として設計デザインしています。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

先月に竣工した住宅が、「旗竿地(はたざおち)」でした。

旗竿地、または「敷地延長」略して「しきえん」ということもありますが、間口の狭いまるで竿のようなアプローチの奥ばった先に旗のような土地をこのように呼びます。

広い敷地でも道路に面している部分が少なく奥行きのある土地を分割する場合に、このような「旗竿地」はよく見かけます。
この時、道路と接する竿部分の長さは、建築基準法上少なくとも2メートル以上必要ですが、多くの場合2.5メートル以上は確保されています。
それは車を置くスペース、つまりカーポートとしての役割りを兼ねていて、一般的には駐車スペースの幅は2.5メートル以上必要だからです。

不動産的価値から言うと、旗竿地はほとんど土地の四方を隣家に囲まれていて、しかも敷地形状からも上下水道やガス、電気などといったインフラ設備の引き込み距離が長く、その分余計に建設コストがかかってしまうので、敷地条件としてはあまり良いとは言えず、土地価格も決して高くはなく、むしろ周辺相場よりも安いです。

ここまで読むと、旗竿地はデメリットばかりでメリットは無いのでは?と思うかも知れませんが、メリットもございます。

間口の狭い竿の部分に何も建てなければ、道路斜線制限を考慮する必要がほとんどなく、北側斜線制限のみ影響を受けることになります。
しかも、道路から奥ばったところに玄関を配置すれば、むしろ防犯的にも優れている土地であるとも言えます。

写真は先月竣工した「旗竿地のコートハウス」というタイトルの住宅を道路から撮ったものですが、道路からのアプローチの正面には玄関ドアはもちろん、窓さえもあえて設けませんでした。
しかも道路側からは、建物の奥にある中庭は全く見えないようなプランにしました。
実は、正面に見える平屋部分には、水廻りが並んでいます。

その理由は、水廻り設備を出来るだけ道路から近い場所に配置することにより、インフラ設備の距離を短くして建設コストを抑えるためです。
もちろん周囲には隣家が建っていますので、それらも十分考慮に入れたプランにより、採光と通風を確保しています。

したがって、上物である住宅本体に予算配分の割合を大きくしたい方には、周辺相場よりも安いこのような旗竿地を候補として考えるのも良いのではないでしょうか。

HO邸リノベーション

●設計事例の所在地: 
広島県廿日市市
●面積(坪): 
141.42㎡(42.78坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

35年前に建てられた木造住宅。子世代へと引き継がれたいま、既存プランと生活スタイルの不整合を整理して“いま” と” これから” の暮らしにあわせてリノベーションしました。
普段使いしない和室と縁側が大きな面積を占めバラバラとなっていた室。光が差込む階段を中心にした回遊動線によって繋ぎました。また、快適な居住環境を断熱性能の向上と自然採光・通風を可能にするハイサイドライトの導入により実現しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建築主様からの要望はシンプルでした。
「夏暑くて冬寒い家を何とかしたい」
「これから大きくなる子と年老いる親が幸せに快適に暮らせる家としたい」
その要望をベースに計画をより具現化していくために、まず現状の住宅の問題点を整理しました。
①予測できない将来の家族構成と暮らし方
親・子・孫のみならず、親兄弟との同居の可能性や親せきの来訪などに対応する柔軟性の高い計画が必要
②物の多さ。収納空間の確保と合理化
広さは充分だが奥行が深くて何があるのかわからない収納。使われていない室にあふれた物。適切な大きさの収納を使いやすい位置に設置することが必要
③使われていない庭。意識できない庭と内部空間の関係性
目に見えないがために誰も気に留めない庭の木々。生活スペースと庭を近接させて外部を常に意識できる空間構成が必要
④機械に頼らない快適な居住空間の確保
夏は熱気が溜まり暑く、冬は底冷えして寒い家。機械でなく自然エネルギーを利用しエネルギー消費を抑えた居住空間の確保が必要

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築主様の要望と問題点を整理して、それらを解決するプランニングを提示しました。
その問題解決力・提案力とデザイン力を評価いただいたと思います。
工事施工者は建築主様が選定の工務店でしたが、その工務店は自社設計による施工が通常のところを設計は幣事務所に依頼したいとのこととなりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

問題点を解決するため、4つのコンセプトを設定しプランニングしました。
□4つのコンセプト
①中心をつくる
吹抜け階段を中心とした室配置で内部空間の一体感を高め、”一つ屋根の下に暮らす”ことを常に意識できる家としました。吹抜け階段を中心に回遊動線としガラス壁や格子戸を介して階段や回遊動線上の動きが互いに窺い知れるような計画としています。
②風をぬく、光を取り入れる
屋根の一部を解体し、光を取り込み風をぬくハイサイドライトを導入しました。北向きに設置されたハイサイドライトからは安定した天空光が降り注ぎ、電動開閉により上部に溜まった熱気を抜き建物全体の通風を促しています。ハイサイドライトのある階段に面したリビングの竪格子扉は夏-通風のため:開、冬-暖気止めのため:閉により温熱環境をコントロールします。
③外部空間をうまく使う
物置化した和室と縁側を整理し、リビングと庭が接することで内外のつながりを強めました。縁側の一部をリビングに取り込み、和室は庭に近接させました。
④レイアウトが変えられる
取外し可能な仕切戸や一つの照明に頼らない照明配置により室レイアウトや家具レイアウトが自由となりました。和室とリビングと仕切戸によって仕切り、みんなが集まるリビングとの関係を強めました。和室廻りは仕切戸によって仕切り、必要に応じて取外して一体的な利用が可能な計画としています。

依頼者の声: 

建築主様より「色々なところに相談したけど、どこも同じような間取りばかりでこんな間取りを提案してくれるところはなかった」とおっしゃっていただきました。
実際出来上がった建物についても非常に気に入っていただいており、「建物がよくなったら、やっぱり庭が気になってくるね。」とそれほど関心がなかった庭にも目を向け始めておられます。
これからどのように使っていただけるかとても楽しみです。

その他の画像: 

□リビングと和室
和室はリビングに面して、取り外し可能な引違扉で仕切っています。みんなが一つ屋根の下で暮らすということを意識できるプランニングを目標にしました。

□ハイサイドライト
2F廊下と階段上に設置されたハイサイドライトから光を取り込み風をぬきます。北向きに設置されたハイサイドライトからは安定した天空光が降り注ぎ、電動開閉により上部に溜まった熱気を抜き建物全体の通風を促しています。

□玄関
趣味の自転車のための整備スペースとしての機能も持つ玄関。高い天井と間接照明が来訪客を優しく迎えます。

□トイレと洗面
窓のない洗面所。トイレとの境壁の上部をガラスとすることで外光が届く洗面所としています。
ガラスは同時に複数人が使用できる大きさ、タイルカウンターの下にはコンセント付の棚を設置して、使いやすくも雑多とならないよう配慮しています。

□外観
新たに追加されたハイサイドライトが、35年前に建てられた住宅に新たな息吹を吹き込みました。

□リビング・ダイニング
1.5倍の広さになったリビング・ダイニング。既存梁を利用した天井と浮造りの無垢フローリング、珪藻土壁で構成されている。

□キッチン
システムキッチンとそれを補完する造付食器棚。通用口側には約2畳のパントリーをもつ。階段との間はガラス壁と格子扉で仕切られ、玄関や階段での人の動きが窺い知ることができる。

□階段室とリビングを仕切る竪格子扉
ハイサイドライトから導入された自然光が階段室を明るく照らしています。
リビングと玄関をつなぐ竪格子扉は夏-通風のため:開、冬-暖気止めのため:閉により温熱環境をコントロールします。

□スタディスペース
キッチンに面したリビング・ダイニングの一角にスタディスペースを設置。出窓を利用した造付机を造作しました。

□プランニングのビフォア・アフター
普段使いしない和室と縁側が大きな面積を占め、それぞれが独立化していた室を
ハイサイドライトと階段を中心にした回遊動線によって繋ぎました

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

2010年に完成の高円寺の家を紹介しようと思います!
この建築は典型的な旗竿地に建っていて…最大限土地を活用した例です!
旗の部分を総堀した…地下1階地上2階の鉄筋コンプラストコンクリート造の建築です。
地下水も出て…前面道路は狭く小型ミキサー車でのコンクリート打設…工事は難工事でしたが…建設会社さんの協力もあり素晴らしい建物が完成しました!

旗竿地は普通の土地に比べて安いですが…建築するのが厄介という面で嫌がられますが…我々建築家に委ねれば大丈夫です(笑)
間違いなくやる気出ます(*^^*)

Magione Felice 下荒田

●設計事例の所在地: 
鹿児島県鹿児島市
●面積(坪): 
135坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ファサード夜景…本物件は監理が別事務所となりましたので、竪樋やディテール等が設計図面より変更されています。特に、今後のメンテナンスに影響する機能性を伴わない変更については心配しております。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

施主は賃貸物件を扱う不動産業者で、今後の事業安定の為に収益事業物件としての設計を依頼されました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

『ローコスト・ハイクオリティーな建築の実績とデザインのセンス、建築に対する知識・智慧・情報に卓越している事で設計を依頼されました。また、設計者の創りたい建築の押し売りでなく、上記のセンス、知識、智慧、情報を長所・短所を提示させて頂き、最終的には建築主に選定して頂く業務の進め方についても共感して頂きました。』

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

『長期にわたり収益が可能な物件となり、反面、イニシャルコストとしての設計監理費・工事費は周囲の相場よりもそれぞれ、設計監理費は通常の半分とし、工事費は10万円/以上安くする必要がありました。一般的には相反する要望を設計で解決する為に、一つ一つの材料や労務の数量を極限までチェックや改善を行ない、また、レンタブル比を高めています。』
全タイプ1LDKで、合計12戸(3戸/階×4階)の小規模賃貸住宅です。

依頼者の声: 

『ローコストな工事予算と格安な設計報酬な依頼物件に対して、収益物件として魅力のある、かつ、メンテナンスのし易い設計をして頂き感謝しております。借り入れの都合で他社案からコストダウンをする為に設計を依頼したのに、その案より仕上材料のグレードアップや、建築物【1階部分(FL)】の高さを高くしたり、使い勝手の良い家賃のアップできる住戸への設計を実現して頂きました。』

その他の画像: 

ファサード…設計時はダークグレイのタイル張りを希望なさっていましたが、監理時に外壁だけ変更したようです。
        (エントランス扉がダークグレイに合わせた色調のままとなっている)

背面全体…監理時での詳細のディテール変更が随所にあります。

Aタイプ住戸のLD…出窓と対面式キッチンカウンター付です。

Aタイプ住戸のパウダールーム…ガス式衣類乾燥機付きです。洗面化粧台は特注となるW500でなく、汎用タイプのW600として、ランニングコストを下げる設計としています。

Cタイプ住戸の浴室…賃貸では珍しい窓付きの浴室としました。

Cタイプ住戸のLD…LDは各タイプとも2面採光となっています。奥に見えるキッチンは設計では対面カウンター式でしたが設計変更して独立式となっています。

Cタイプ住戸のキッチン…設計では対面カウンター式のキッチンでしたが設計変更して独立キッチンとなっています。

各タイプの寝室…狭い寝室ながらも、各寝室にはクローゼットがあり、使い勝手よくしています。

Bタイプ住戸の玄関・廊下(ホール)…右側はキッチン、左側は洗面脱衣となります。各タイプとも洗面脱衣を経由して浴室、便所に入ります。

1階共用廊下…エントランスの扉は非常時開放型開戸付自動扉(オートロック)郵便受けは外部入内部出式としてセキュリティーを高めています。
1階レベルを上げているのも防犯上の配慮です。右側手前に非常時使用の屋外階段、右側奥にエレベーター、左側&奥に住戸があります。
収益性を高める為に共用部分は必要最小限の広さとしています。

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)

 
その歪な形状より住宅敷地として敬遠されがちな旗竿地ですが、
実際には、次のような利点が有ります。
 
①プライバシーを確保しやすい。
②騒音が緩和されやすい。
③振動が緩和されやすい。
④周囲の方形接道の敷地より、土地の坪単価が割安となる。
⑤竿地を予備の駐車場等にも利用できる。
⑥玄関までのアプローチが長くなることで、シークエンスデザインが豊かになる。
 
更に、旗地に造る住宅をコートハウスにすると、
 
⑦更なるプライバシーが確保出来る。
⑧採光、通風等の住環境が確保されやすい。
⑨住宅プランが想定され辛く、防犯上も有利になりやすい。
……
 
皆様が思っていらっしゃるほど条件の悪い土地ではありません。
後は、我々建築家の腕次第ですね。
 
Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
 
=豊かな空間創造、幸福な時間=

I-0794、間取りがなかなか決まりません(千葉県)

ユーザー ema の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
成田市
依頼内容: 

はじめまして、emaといいます。
 
実家の建て替えを予定しており、母親方の親戚の大工さんに建築のお願いしようと考えているのですが、
間取りがなかなか決まりません。
(現在は平屋で約50坪の家が建っており、その家を取り壊して建てる予定です。)
 
希望としては、60坪以内(1F40坪、2F20坪と想定)、南向き、間口8間奥行5間程
1F 和室8畳二間、LDK、洋室(両親寝室、ウォークインクローゼットあり、部屋部分10畳程)、
   トイレ、洗面、脱衣、風呂、LDK付近に納戸、土間
2F 子ども部屋(5~6畳)二間続き、洋室(寝室、ウォークインクローゼットあり、部屋部分8畳程)、
   セカンドLDK、トイレ、洗面、洗濯機置場
 
という感じで考えています。
 
大工さんも一緒に考えてくれていますが、なかなかいい案が出ません。
一度ある程度固まったものが出来上がったのですが、2Fのリビングが北側になってしまい、また
振り出しに戻ってしまいました。
 
お力添えをいただければと思いこちらに相談させていただきました。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0793、エレベーター付きでできれば地下玄関の家(千葉県)

ユーザー タシロ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
我孫子市
依頼内容: 

千葉県我孫子市の高低差が3メートルの
40坪の土地に家を建てたいと思っています。高齢の両親が住むのでエレベーター付きで、できれば地下玄関の家が3000万円でできるでしょうか。条件は悪いのですが、手賀沼が見えて眺望が良い土地です。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

家の大きさは、住む人の欲望を表すと思います。悪い意味ではなく、
空間の大きさを把握出来る能力(感性)が大きいか小さいかではないかと
思います。欧米の豪邸などの一部は、住人が、家の大きさを把握
出来なくて、展示場と化しているものもあります。日本の住宅展示場が
まさしく、来場者の要望の平均値を全て見せようしています。
家を建てることの意味を考えれば、家は生活の一部であり、切り離せない
ものです。本来は、見せびらかすものではないと思います。
コルビジェの母の家と呼ばれる住宅は、両親のために作った物で、
約18坪程度しかありません。しかし、使いやすく、見栄を張る部分は
ありません。
写真の家も高齢の方の住宅です。要望は頑丈で、使い易く、
シンプルな家にして欲しいとのことでした。約24坪の小さな家です。
外観は、最小限の開口と庇、無駄なデザインはありません。
バルコニーもありません。管理しにくい部分を無くし、機能を
しぼりました。小さな家には、自分で家を把握出来るので、
維持コストも安くすみ、省エネにも通じます。家族のコミュニケーション
も濃密になります。確かに、狭いとストレスを感じるかもしれませんが、
人生の経験が増えれば、生活をシンプルにすることが出来ます。
建て売りなどは、売るために、デザインが過剰になっています。
もう一度生活を見直して、家を建てる時は、自分の把握出来る家を
目指してはいかがでしょうか?

シンプル居間

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ数年、いろんな家創りで、

いろんなお客様と出会います。

いろんな家創りに関わらせていただく中で、

とっても大事にしていること。

それは、「お互いを知る」ことです。

当たり前だよね。

と思われた方も多いと思います。

建築家は、建築家としての経歴、経験、建築に対する考え方。

お客様は、日常の生活スタイルや要望、こだわり。

家創りをするのが目的であれば、

家に対する思いやスタンスを知って共有できれば

ある意味、スムーズに家創りは進んでいきます。

でも。

私は、家を創ることを目的にしていません。

家創りを通して、御家族の豊かな未来の実現を目指しています。

なので、家に対する思いだけではなくて、

性格から、モノの考え方や価値観まで、

いろんなことを「知ろう」とアンテナを張り巡らします。

もちろん、私自身のことについては、常にオープンにしています。

自分から心を開かないと、相手も開いてくれないという価値観を持ってるから

なんだと思いますけどね。

よく、例えるのですが、

お客様というよりは、恋人に近いですかね。

恋をすると、相手のことを知りたくなったり、

自分のことを知ってもらいたかったり、

どんなことをすると喜んでもらえるのかを一生懸命考えて、行動します。

ただ、恋をすることが目的じゃないですよね。

二人でいることで、幸せを感じることが目的。

そんな関係性を目指しているんだと思います。

なので。

お互いを「深く」知る、知ってもらうことを、とっても大事にしています。

だからこそ、竣工するころには、昔からの友人のような、

そんな関係にさせていただけるんだと思います。

お互いを深く知ること。

これからも大事にしていきます!!

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