※アイランド型キッチンのレイアウトと暮らしに合わせた収納計画レイアウト事例
キッチンには収納力も
重要なポイントです。
キッチンが果たす役割は
もはや料理を作る場に留まらない、
というのはこれまでも
多くの場で言われていることです。
家族やゲストとのコミュニケーションの場であり、
インテリアとして
住まいの印象を左右する存在ともなっています。
キッチンというものを
構成するうえでは
どれもおざなりになってはいけませんが、
重要視するものは
それぞれに異なります。
デザイン性を重視する、
掃除のしやすさなどの
機能性を重視する、
あるいは機器の
配列などを含めた使い勝手を重視する、
それぞれのニーズがあると思います。
その中で軽視されるべきでないのが
「収納力」です。
キッチンには
食材、キッチンツール、
食器・調理家電など
パッと思い浮かべてみるだけでも、
非常にたくさんのものが混在しており、
それらが機能的に配置され、
収納されていることが
望ましい状態です。
収納力を欠いたキッチンは
必要なものを十分に収納できずに、
その周辺は乱雑で
使いづらい場所になる
危険性が高くなります。
キッチンの面積が
広くなりつつあるのも
収納の必要性から。
キッチンにおける
収納力向上の必要性の認知の高まりは
新築やリフォーム(リノベーション)の際
キッチン面積の増加という点に
見て取れます。
キッチンを使用する人が増えた、
つまり一人のみが
キッチンを使用していた時代から
家族で男女関係なく
皆もキッチンに立つことが
珍しくなくなってきているという
時代の流れも一因としてあります。
しかし、
やはりキッチン面積の増加は
収納性を求めた結果にあると
言って良いかとおもいます。
間取りに余裕があれば
パントリーなどの
収納庫を設けることも
もはや一般的になっています。
また、
時短調理のための
冷凍食品のストックに使用される
「セカンド冷蔵庫(冷凍庫)」は
家電販売店でも人気商品となっていますが、
その配置場所が
必要になる=キッチンスペースの広大化に
繋がるというのは
言うまでもありません。
災害に備えた備蓄や
防災用品の置き場所が
キッチンということも多く、
それらを「収納しておく」という意味で
間取りにおけるキッチンの面積は
広くなっています。
収納力を増やし、
活かすために必要なこととは
一方でキッチンの収納は
単純にキッチンスペースが大きればよい、
というわけではありません。
収納とは
「使ったものを仕舞う」
「仕舞っているものを出す」
「普段使用しないものを仕舞っておく」
というものです。
それらの行為において、
目的のものが出し入れしやすいか、
あるいは
その場所が普段の動線の中で
使いやすいかどうか、
そして住まい全体と
バランスがとれているかが重要であり、
それはキッチンでも同様です。
つまり、
キッチン収納というものは
このようなことを満たしたうえで、
必要なものを
十分に収納できる容量があれば
申し分の無いものになるという事です。
そしてそれは何らかの理由で
十分なキッチン面積を確保できない
といった場合でも同様であり、
その場合は
「何を取っておいて」
「何を手放すか」という選択も
重要になります。
「8割収納」をめざすキッチンに限らず
収納の基本的な考え方として
収納スペースの
約8割程度に収まるようにものの
所持を抑えるという
セオリーがあります。
常にスペースを満杯にしておかない、
つまり収納スペースに
余裕を持たせることがポイントです。
食品や食材のストックは
一時的に増えることも多くあります。
セールなどで
賢くまとめ買いを行ったとしても
収納スペースにゆとりがあれば
置き場所に困ることも、
収納しきれずに
そのまま外に出ていることもありません。
キッチンツールも
その種類は実に多岐にわたります。
それらもスペースにゆとりがないと
ついつい煩雑な
収納になりがちです。
そしてそれは必要な時に
すぐに取り出すことができない、
あるいは見つからないと
いったことも招きます。
まずは
「使いづらいと感じているもの」
「セットの一部が欠けてしまったもの」
「買ったはいいが一度も使っていないもの」といった、
「頻繁に使用しないもの」を
手放すだけでも
ある程度のゆとりができるはずです。
普段の動作をイメージする
収納物を少なくして
余裕を持たせたうえで、
次に決めるのはそれらが
どこにあれば使いやすいのか、
という事です。
つまり「収納場所を決める」
作業になります。
現代のシステムキッチンや
それに伴う一般的な
キッチンスペースの設計は、
これまでに蓄積されてきた
データに基づいた
「最大公約数」ともいえる
使い勝手を求めたものでもあります。
収納機能についても
ある程度の使い勝手は
約束されています。
そのうえで「ここがもっとこうだったら」と
思うことがないかどうかを突き詰めて、
その問題を解消させることが
自身にとって
本当の意味で使い勝手や
収納力を兼ね備えた
キッチンとなるはずです。
具体的に言えば、
手の届く範囲に
よく使用するものがあることが
理想です。
特に頻繁に使う
キッチンツールや食器類は
腰の高さから目線までの範囲に
収納することで、
出し入れの動作も
よりスムーズになります。
使う頻度に応じてよく使うものは
腰高から目線の高さ、
その次に使う頻度が高いものや
重さのある鍋やフライパンなどは
腰より低い高さ、
使用頻度の低いものや
軽いものは手を上に伸ばせば
届く高いところに。
まずは使用頻度に応じた
「上・中・下」を決める事は大切です。
こふぇは一般的な
収納スペースでも同じです。
このような
自分にとっての使いやすさ、
個々に異なる事情に応じた収納力や機能を
求めるのであれば、
やはり理想はオーダーキッチンです。
使い勝手や収納機能を
細かい部分まで追求しながら、
機器の配列や設備の仕様なども指定でき、
組み合わせることができる
自由度はやはり
魅力と言えます。
闇雲に理想を詰め込むだけでは
本当の意味での
完成度は低くなる可能性もありますが、
様々な事例を知り、
空間と一緒に考える事で
それらの不安はある程度解消されます。
暮らしに有効な考え方を
キッチンの計画でも丁寧に。
住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
■やまぐち建築設計室■
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
※浴室換気暖房乾燥機付きバスルーム(システムバスルーム)
住宅設備の機能的な良さを
活用する暮らし。
暖房・乾燥・換気・涼風等の機能付きバスルームという選択肢。
浴室換気暖房乾燥機を
上手く使って
入浴事故をなくすように。
入浴中の事故は交通事故よりも多い
という統計があります。
入浴中の急死・急病の原因は
心肺停止、脳血管障害、
一過性意識障害(失神)、
溺水・溺死とされており、
冬場の寒冷地にとくに多く見られます。
暖房の効いた部屋から
寒い脱衣室に行って服を脱ぎ、
熱いお風呂に入る。
こうした温度差は
血圧の乱高下や脈拍の
急激な変化をもたらし、
脳出血、脳梗塞、
心筋梗塞などを
引き起こす「ヒートショック」が
起こりやすくなります。
このようなことが原因で
亡くなる人は
推定年間1万人以上とされ、
交通事故死の2倍以上にもなります。
ヒートショックから身を守るには
急激な温度差をなくすこと。
家の中でどのような温度環境を
イメージしておくのかも重要で
特に冬の寒さに関しては
考慮が必要です。
そのうえで
例えば浴室換気暖房乾燥機は
浴室の換気・暖房・乾燥などが
目的ですが、
ヒートショック対策にも
一役買っています。
暖房機能で
入浴前に浴室を暖めておけば、
浴室に入ったときの
ひんやり感が緩和でき、
急激な温度変化をなくせます。
浴室換気暖房乾燥機は
便利でメリットも多く、
導入を希望されるご家庭は
少なくありません。
暖房機能のほか、
換気・乾燥の機能は
湿気を抑えてカビや結露の発生を
減らしてくれます。
衣類乾燥機能は
雨の日でも夜でも
洗濯物を乾かせるので、
忙しい家事の強い味方にもなります。
最近ではミストサウナ機能、
カビ抑制機能、涼風機能などより多機能になり、
消費電力を抑える
省エネタイプや静音タイプもあります。
洗面脱衣室にもそういった機能を
付加させることも可能です。
実際にそういった空間にも使用可能な
ミニマムなエアコンも
実は住宅設備機器として
建材メーカーも開発しています。
予算やライフスタイルにあった
機種を選ぶには、
間取りと機能面から
住み方に対して
イメージを持つことが大切です。
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映画「変な家」を観てきたみーくん@建築家紹介センター(62歳)です。
変な家の間取りが出てきた瞬間に「これでは確認申請が通らないよな……」と考えてしまいました。ずっとそれが気になって、その後の展開もあまり楽しめませんでした。
3月ももうすぐ終わり
もうすぐお花見のシーズンですね。近所の桜ももうすぐ咲き始めると思うので行ってみたいと思っています。
「花見に行ったらすでに散っていた・・・」 とならないようにお花見の予定がある方は早めに行ってくださいね
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■建築家紹介センター通信 2024-03-25
【スパン(柱間の距離)を長くすることができる鉄骨造】
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当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。詳しくは下記をご覧ください。
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■スパン(柱間の距離)を長くすることができる鉄骨造
鉄骨造はスパン(柱間の距離)を長くすることができる・プランの自由度が増す・リフォームの際、間取りの変更が容易・広い空間ができるなどのメリットがあります。
鉄骨造についてコンセプト エス アーキスタジオ 芝田 知巳さんに伺いました。
・貴社が鉄骨造を手がけるきっかけがありましたら教えて下さい 独立前ゼネコン設計部に在籍していたころは、鉄骨造の建物は、普通に設計していたので、得意な工法でした。
一階にクリニック、二階に住宅、屋上にテラスの建物のご相談を受けた際に、上下の用途が違うため間取りの自由度が高い……続きはこちら↓
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■最近の投稿(最新5件)
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▼I-4247、セルフビルドでの建て替え予定(高知県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28352?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-4246、店舗兼二世帯住宅を検討している土地について(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28351?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼愛知県 常滑の平屋住宅 (有)プラス建築設計 黒田乃武仁┗ https://kentikusi.jp/dr/node/16509?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は愛知県の「常滑の平屋住宅」です。
依頼者は建物を建てる前は
「旧市街の120坪以上ある敷地で、 海岸に近いので過去にも冠水したことがあり、敷地の盛土が必修でした。 その為に、外構工事に過大な予算が必要となるますので、 如何に予算を削減するか……」
と悩んでいました。
そこで
「3年前にも歯科医院を設計いただき、 設計に対する信頼感は有りましたので……」
と(有)プラス建築設計 黒田乃武仁さんに依頼しました。
黒田さんは平屋の家を建てました。
「ハザードマップによる厳密なレベル設定を行ない、 敷地の盛土、建物の床高さ、基礎の高さ、庭の高さをコストを睨みつつ、 設定致しております。
又、2階建ての場合と平屋建ての場合のコスト比較を行ない、 検討いたしております。
平屋建ての場合、屋根の見え方がポイントとなります。 今回は、日射の暑さ対策及び 空間容積が小さいことによる収納の確保が絶対条件でしたので、 切妻屋根の双方の勾配を変化させて、その要望に答えております。 又、三州瓦を使い、重厚感とメンテナンスフリーを目指しております」
と言っています。
依頼者には
「コストとデザイン、機能を高度に融合いただいており、 満足しております」
と言っていただきました。
ハウスメーカーや工務店でコストが合わない方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
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▼【無料】設計事務所でしかできない本当の“自由設計” 愛知県 2024年03月01日 21:00 to 2024年03月31日 21:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28289?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼3月開催|設計相談会のご案内 千葉県 2024年03月09日 11:00 to 2024年03月23日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28240?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼『回遊動線のあるつくばの家』 3月20日(祝日) オープンハウス 茨城県 2024年03月20日 10:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28335?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼設計相談会のご案内 千葉県 2024年03月23日 11:00 to 2024年04月27日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28318?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼2024.03.30 生き方から考える住宅相談会 神奈川県 2024年03月30日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28255?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼2024年3月,4月度 SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2024年03月01日 10:00 to 2024年04月30日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/28259?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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地震でも安心な家づくり。ということで、面談時によく聞かれることについて、いろいろお話ししてきました。
丁寧にお話しした分、少し散漫な感じがしたので、大事なところだけまとめておきたいと思います。
地震に強い頑丈な家をつくるために、耐震等級3にすることを求められることが多くなっています。
耐震等級3は今ある中では、最上位で基準の強さの1.5倍と言われています。
確かに、なんだかすごく頑丈そうですが。。そもそも、その「基準」となる、耐震等級1の理解が必要になります。
構造計算をした結果、等級1の基準を満たしていることが分かればいいのですが。。
木造の2階建てまでの住宅では、申請に構造計算の添付が必要ないため、実質、計算をせずに家をつくっていることが多くなっています。
つまり。基準を満たしているのかすら、しっかりした根拠がないことが多いということなんです。
なので。第一歩は、構造計算をすることが大事です。
ただ、現状、構造計算をしている会社でも、計算すること自体を目的にしていることが多いので、ギリギリな設計になっていることも。
構造計算はあくまで手段であって、設計者が、自分なりの方針をもって、安全性を見極めることが必要になります。
構造に詳しい設計者でなければ、そういう依頼ができません。
一級建築士を持っているからといって、全員が構造に詳しいわけではないので、面談した時に、その辺は確認が必要です。
地震に強くするというと、○○工法といった、特殊っぽい工法を発見することがあります。
もちろん、その工法はいい側面もありますが、特定の会社しか取り扱えないので、全体のコストが高く設定されることが多いです。
それと、特殊っぽく見せている工法でも、よほどの内容であれば、我々でも、同等の方法で、工事することができます。
なので。構造に詳しい設計者に相談できれば、わざわざ特殊な工法にする必要もないんですよ。
最後に。耐震ではなく、免震とか制震はどうか?について。
免震は、地震の揺れを逃がす仕組み。制震は、地震の揺れを吸収する仕組み。
免震はいいところもありますが縦揺れは効果がないことと、費用が高いことを理解してクリアできれば効果的。
制震は、単独では地震の時に不安なので、耐震と組み合わせて使うことがオススメ。
万一耐震効果を発揮しないくらい損傷したら、制震が活躍してくれる。そんな保険的な考え方が最適かもしれません。制震は、さほど費用は掛かりません。
かなり端的にまとめてしまいましたが、概要は伝えきれたかなと思います。
各々の箇所で詳しいことを知りたいようでしたら、過去を遡ってみてください。
地震のお話しは以上です。
現場弊社本社建て替え案を募集致します。解体は弊社で手配見積もり参入も可 新建て替え案2階建て1階貸店舗2つ〔17坪×2〕2階事務所(30坪強〕弊社にて本社2階は使用敷地駐車場プランも合わせて希望 以外条件※対面にてヒアリング対応可能な方※過去にお断りした方はNG※施工は弊社にて行う可能性もあります※常識のある対応ができる方 ※初回の設計案までは無料範囲とさせていただきます。 予定所在地茨城県神栖市******** 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
放課後等デイサービスを賃貸物件にてはじめたいのですが、申込み物件が「確認申請済み、完了検査未実施」でした。 建築士さんに図面と現地確認をしていただき、「違法建築ではない」旨の文章(意見書)があれば県からの指定許可は出せるとのこと。 図面・現地確認対応いただける建築士さんを探しています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
※ダイニングチェアにそれぞれ個別の椅子を提案(ファブリックの色違いと背もたれ付ベンチシート型)
ダイニングチェアは
デザインを「揃えるべき」か「揃えないべき」か?。
複数のダイニングチェアを
異なるデザインとすることも
暮らしやすさや
雰囲気のつくり方の考え方の一つ。
いわゆる「ダイニングセット」という文字を
目にする、
あるいは耳にすると
ひとつのテーブルを複数の
同じデザイン・同じ色の椅子が
囲んでいるものを
想像する人も多いかと思います。
ダイニングテーブルには、
それとデザインやテイストを
揃えた椅子を合わせるのが
一般的なスタイルと言えます。
そして、
その椅子が複数あるのであれば、
そのデザインや色合いは
すべて「揃っている」ものでないといけない、
と考えてはいないでしょうか?。
ダイニングテーブルと椅子、
つまりダイニングチェアを
同じデザインやテイストのもので
セットで揃えると、
まとまりのある印象になり、
それは往々にして
良い印象を与えます。
人は統一感のあるものには
好感を抱くためです。
現代のダイニングセット選びは、
あえてダイニングテーブルと
ダイニングチェアの雰囲気を
異なるものにする、
あるいは複数の
ダイニングチェアを
異なるデザインとすることもあります。
それはダイニングテーブルや
ダイニングルームの役割が
以前とは変わってきていることや、
個々に異なって
当然である「座り心地」が
重視されるように
なってきたことにも起因します。
同じダイニングチェアで
揃える考え方が始まった理由とは?。
日本では長い間、
床に座って座卓を囲んで
食事をとるスタイルが主流でした。
戦後の住宅改革にともなう
ダイニングキッチンの定着は
特に高度成長期にわたって
爆発的に国内に広がり、
椅子に座ってテーブルで
食事をするスタイルも
決して珍しいものではなくなりました。
それは今まで無かった
生活スタイルの広がりを意味し、
家具業界は
ダイニングテーブルと
ダイニングチェアの生産を
増やすようになります。
そのような流れの中で
求められることは、
生産の効率化でした。
より多くの家庭の需要を満たし、
業績を上げるべく行ったことは
いわゆる「セット売り」であり、
同じものをたくさん生産することです。
そのスタイルでの
販売方法が主流となれば、
今よりも
情報を得る機会の少ない時代の
消費者は
それが当然と思うようになります。
大量生産を行うなかでは
家具は「着色」されることも多くなりました。
特に木製のものは
着色することで
木の木目や色目を整える必要はなく、
大量生産は容易になります。
大量生産と着色を施さないことで
デザインやテイストを
揃えたものを前面に押し出すことは、
いつしかダイニングテーブルと
揃っていないといけないのでは?
という考え方を定着させました。
すべて揃いのものでないといけない
というのが定番の
選び方となったのです。
ダイニングチェアにも
自分に合ったものを
求めるようになってきた時代は進み、
最近ではダイニングチェアを揃えない、
もしくは揃っていなくても良い、
という選択をする人も
多くなっています。
「揃えない」「揃えなくても良い」と
考える人が増えてきた最大の要因は、
多くの人が椅子選びの本質を
理解しはじめたからではないでしょうか?。
椅子の本来の役割は
着座することによって
体の負担を減らす道具である、
インテリアである以上
デザインや見た目は
非常に重要ですが、
椅子は人が身体を預けて
寛ぐものであり、
その前提はしっかりと
確立されているべきです。
たとえ家族であっても
体型も違えば、
その場所での過ごし方、
過ごす時間などもそれぞれです。
いわゆる「座り癖」というものも
当然そこには存在しています。
僕が受託の設計や間取りに取り掛かる前に
家具ショールームへご案内するのは
そういった分部をどのように
暮らしに反映するべきか?
というところを「体感」し
イメージしていただく為でもあります。
勿論「家具」と「間取り」の
スケールを確認する事も含めて。
話をもとに戻すと、
現代において
ダイニングテーブルは
非常に多用途な家具となっており、
リビングダイニングで過ごす時間も
比較的長時間化しています。
ということは
そこで使用する
ダイニングチェアに座っている時間も
長くなるわけで、
それぞれ自分に合ったものが
欲しくなるのは
当然の流れとも言えます。
その結果として、
デザインが揃っていなくても構わない、
と考える人が増えてきたのです。
使い勝手を考えて
椅子を変えるという考え方、
暮らしの道具として見た場合に、
その使いやすさや
機能性は軽視できません。
例えば、
肘掛けのあるアームチェアは
その場で寛ぐには
非常に有能なものとなります。
一方で立ったり座ったりが
多い場合には、
肘掛けの分だけ
椅子を後方に
出さなくてはいけなくなり、
これが特に慌ただしい朝や
食事の準備で忙しい場合には
ちょっとしたストレスにもなります。
そういったことから
同じテーブルで
キッチンに近い方に
アームの無いアームレスチェアを、
キッチンから遠い方に
寛ぐことのできるアームチェアを置く、
というスタイルを提案する事もあります。
統一感を出すには
雰囲気が揃っていれば大丈夫です。
統一感というのは
空間を演出する上では、
比較的容易に
上級感を演出できるものとしては
おさえておきたい要素です。
ダイニングでこれを行うのであれば、
ダイニングチェアの
デザインを揃える必要こそなくても、
色合いを揃えることで
空間に落ち着きと
統一性が生まれやすくなります。
色合いやテイストを揃えておけば、
仮に4つの椅子が
全て異なるものだったとしても
決してちぐはぐな感じにはなりません。
デザインの選択肢と
イメージのつくり方次第で
全体に調和がとりやすくなります。
それさえ守っておけば
ダイニングチェアのデザインが
すべて異なっていても
問題はありません。
やはりある程度
揃っていた方が安心する、
ということであれば
2脚ずつ変える、
などの規則性を持たせると、
座り心地や使い勝手
も満たしたうえで
統一性をより出しやすくなります。
セット販売のものは
量販品になることも多く、
その場合はコスト面を
抑えることもできるでます。
色々と探す手間や
時間を掛けずに済む
というメリットもあります。
一方で整ったダイニングセットは
空間を彩るインテリアとしては、
どこか味気なさを
感じてしまうこともあります。
最近、
街中のカフェやインテリアショップなどで、
あえて揃えないチェアの
組み合わせを見かける事も増えました。
インテリアでよく目にするこのスタイルは、
逆にこだわりや洗礼された
印象を与えます。
また、一脚一脚、
気に入ったデザインや
自分に合った座り心地のものを
選べるという
楽しさもあります。
座り心地の良いダイニングチェアは、
その場所での
居心地よさを生み出します。
家族皆が居心地の良い
ダイニングとなるような
椅子選びを行って、
日々の暮らしを
より快適なものにしてみませんか?。
傾斜地の車庫の解決法のひつつです。架台車庫を設置するメリットとしては、道路と敷地間に段差があっても設置でき、車庫下を物置として利用できる点が挙げられます。一方、住宅に日が当たりにくくなったり、美観を損なう可能性もある点がデメリットです。架台車庫は、道路と同じ高さになるように土台を造ったうえで車庫を築造し、車の重量にも耐えられるよう骨組みは鉄骨で造り、その上にコンクリートで駐車スペースを造るのが一般的です。傾斜地であっても架台車庫を設けることによって、眺望の良さを活かせることもあります。
相続で以下の家屋を相続予定です。現在の建物は古いので建て替えが必要と考えていますが、場所が良いのでアパートか賃貸併用住宅がたてられないかを検討したく。どのくらいも建物が建てられるかの検討をお願いしたいです。 住所大阪府豊中市********** 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、地震に強い家をつくるために、特定の会社しかできない、特殊っぽい工法が必要なのかどうか?についてお話ししました。
何を採用するかは、個々人のご判断なのですが、その特殊「っぽい」工法って。。実は、同じようなことが普通にできたりします。
なので。構造に詳しい方にいろいろ聞いてみるとよいかもしれないなって思います。
それはさておき。今日は、次のお話しです。
構造のことで、よく聞かれることの一つとして。
「やっぱり免震がいいんですか?」
です。
免震って。。いきなり難しい言葉だったかもしれません。。
新しい庁舎とか、消防署とか、警察とかが免震でできているからかなと思ったり。
免震のマンションが売りに出てたりするので、そこでお話し聞いたりされるのかなと。
意識してみると、耳にする言葉かなと思います。
ちなみに。過去、庁舎とか警察署の設計に関わったときに、免震を採用していることが多かったので、実は、めちゃ詳しかったりします(笑)
それはさておき。
免震って、どんな構造で、地震の時、どう効果的なのか?ですよね。
小難しい仕組みの説明は、他のサイトなんかに譲るとして、大雑把にいうと。。
地面に接してる基礎と、その上の建物が切り離されている状態です。
切り離すって、浮いてるの??って思ったかもしれませんが、もちろん違います。
切り離した上下の間に、ゴムみたいなものを挟んでいて、建物の重さはしっかり地面に伝達しています。
ただ。地震が起きると、地面とくっついてる基礎は地面と一緒に揺れますが、切り離されている建物は、基礎ほどゆれないですよね。
それと。間に挟んだゴムが、伸び縮みしながら、揺れを吸収していきます。
揺れが建物に伝わりにくいし、揺れを吸収して減らしてくれるんです。
なので。家の中の家具が倒れたりもしにくいですよね。それって安心材料の一つになります。
なんだか、免震ってすごくいいかも!そんな風に感じた方も多いかもしれません。
ただ、いくつか気になることがあります。
地震が横揺れだけならいいのですが、上下に揺れるような振動だったら。。あまり効果ないです。
それに。建物が動くであろう範囲には、危ないので何も置けないですね。
一番大きいのは、すごくコストが高いこと。あまり一般的ではないので、導入時の費用と定期的にメンテが必要なので、ランニングも必要。
なので。絶対に免震!という心意気がないと、採用は難しいかもしれませんね。
では。免震でなく、制震?耐震?その辺は明日お話ししましょう。
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