高台の景色を生かしたピアノ教室のある家

●設計事例の所在地: 
兵庫県篠山市
●面積(坪): 
131.45㎡(39.76坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

サッシを全開放するとバルコニーと一体化するダイニング

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

高台から景色を見下ろせる場所に住みたい。
住宅街の中で近所に迷惑を掛けずにピアノを目一杯弾けること。
暖かい家に住みたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

暖かな木の家の感じが好き。
省エネ住宅にも明るい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

防音、断熱両方の性能を満たせると言う事で1階ピアノ室周りはセルロースファイバー断熱材を使用しています。又高台の好条件をより生かすために生活のメインスペースを2階に配置しています。

その他の画像: 

高台の木々の間から姿が見えます。

南面は敷地の外に遊歩道があるため崖地のような感じではなく高台でも安心感があります。

外観夜景

住宅とピアノ教室のエントランスは分けて設けています。写真で見えているのは住宅のエントランスです。

1階に設けたフリースペースは小さなスペースですが南面の大きな窓から降り注ぐ陽射しによって心地よいスペースとなっています。

防音の効いたピアノ教室では親子での連弾も日課のようです。

キッチンから眺めるリビングダイニングスペース。

ソファスペースは乗り物のボックスシートのようです。大きな窓から眺める外の景色も気持ちい事でしょう。

ソファスペースとダイニングスペースは雁行して繋がっています。

バルコニーから眺める外のパノラマが雄大です。

P.F.N

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
397.57坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

いわゆるデザイナーズという奇をてらったあるいはストイックな形態やプランではない、デザイナーズ賃貸アパートメントというコンセプトでした。
立地や対象となる家族像を検討し導かれたスタンダードなプランをていねいに作り込み、とくに人の手に触れるところに配慮したデザインを心掛けました。
付加価値のある建物であるとクライアントよりP.F.N+(プラス)と名付けられました。

その他の画像: 

T.C.R

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
136.19坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

古い街並みの残る住宅街で先代より開院しているクリニック兼住宅の改装を伴う増築です。
直近で行われた増築による動線の不具合をシンプルに戻す事を主眼に計画しました
診療しながらの施工であったため、既存住宅部分の改装、仮診療所を兼ねるバックヤードの改装、既存医院部分の解体、そして増築に至るまでに足掛け3年の期間を要しました。
素材やボリュームの違う3つのボックスにより構成された外観は、交通量の多い前面道路からのアイキャッチになります。
ハイサイドライトからの光が柔らかい表情を与える内部は、心地よい落ち着きのある空間となってます。

その他の画像: 

N.C.C

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
83.12坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

40年前の建築を減築し仮設に利用しながら行った、小児科内科医院の建て替え計画です。
この地域のかかりつけ医であった先代の意思を受け継いだことを表わすよう、旧医院の風情を残す配置、空間構成、仕上の計画を行いました。
自立したRC壁と、細い柱で支えられた屋根の隙間から入る直射でない光が、静かに空間を満たしています。
道路側の濃い緑と対比する花木の多い繊細な緑に囲まれたこの建物は、古くからのなじみのような姿をして患者さんを迎え入れています。

その他の画像: 

M.M.F

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
68.88坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は戸建て住宅の多い住宅地の中の北と西側を道路に接する角地でした。それほど広くないこの土地で、自家用2台を含む計4台の駐車スペースに事務所とオートバイ用のガレージ、住まいにあってはくつろげる空間とたっぷりの収納がほしいという希望がありました。こみあった住宅街の中でともすれば閉鎖的になり易い住宅の姿を、守るべき内部空間の外にふところの深い空間があることで、内部の空間の開放性を確保し、また視線が抜けることで周囲の風景に繋がりとけ込むことを考えました。4.5m持ち出された2階部分の下に出来た軒下空間は、単に吹き抜けた空間と言うだけでない緊張感のある空間となって不容易に近づくことをためらわせます。1階と3階にはさまれた2階テラス空間に紙面の木製ルーバーにより柔らかく守られた空間ができました。これらの2つの異なった表情を持つ空間が、この建物の意志を表現しています。

その他の画像: 

Y.M.P

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
113.99坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

自然公園内の別荘地に建つ住宅です。
広大な敷地ですが、ほとんどが斜面で利用できるのは道路沿いのわずかな部分しかなく、また法により道路から5m以上離すことが義務付けられているため、道路に沿った細長い建物になりました。勾配がある前面道路の高い位置からブリッジで2階にアプローチします。道路より低い位置になる西側面は極力窓を設けず、海岸を見渡す東側に大きな開口を集中させました。ハードな印象のある外側に対し、内部は温か味のある空間に仕上げました。

その他の画像: 

R.E.I

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
63.48坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中庭

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

前面道路は4mの狭さにもかかわらず交通量が多く、左右はRC造の4階建以上の建物、奥はさらに高いところに木造2階建が建つ傾斜した谷間のような敷地でした。風致地区の規制やガケ地条例を検討し、建物は土留め壁として存在するようコンクリート造となっています。そこに硝子と木を組み合わせた外観は重さと軽やかさが交錯し新しい風景を作り出すことを意図しています。周囲からの目隠しを兼ねて造られた木造の離れのある庭側は、とり囲擁壁や緑化基準をクリアするよう植えられたたくさんの樹木により、柔らかく包み込まれるような雰囲気をつくっています。

その他の画像: 

C.Y.Y

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
30.89坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「てのひら盆栽」デザイナーのためのアトリエ付住宅です。
実家のあった静かな土地は幹線道路が通ったことで一変し、騒音と振動に悩まされる場所となってしまいました。
また、川に近いことで冠水しやすい土地でもありました。構造をRCにすることはこのような理由から採用されました。1階は教室もひらけるアトリエと写真撮影の出来る和室と水周りがあります。冠水を考えて全て土間仕様としました。
幹線道路からの騒音や視線に対する「しかけ」として2階の居住空間の周りには盆栽用の棚を兼ねたルーバーを巡らした奥行き深いバルコニーを配しました。

棚は「盆栽に囲まれて生活したい」というクライアントの望みと盆栽教室であることを示すサインとして機能します。

その他の画像: 

A.K.T

●設計事例の所在地: 
熊本
●面積(坪): 
24.98坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観(夜景)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「楽しい家、個室に閉じこもらずリビングに家族が集える生活、光や風など自然を身近に感じる事の出来る家」そんなクライアントの気持ちを形にしました。
敷地は川沿いの扇状をした南西に開いた角地、川を挟んだ向いは雑木林の繁る斜面の上に生活道路がある環境でした。
この敷地はクライアントの望む自然を身近に感じる事の出来る土地でありましたが、敷地形状、生活道路からの視線、進入路や隣地とのとの高低差などいくつかの課題もありました。
この環境の中で目標としたコンパクトな家づくりは、コストを押さえる目的だけでなく、レベルを変えながら空間が連続するワンルームのような楽しい空間を実現しました。

その他の画像: 
ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

何ともシビアなお題ですが、我々が土地選びから関わるなら、このようにならない土地をお勧めします。
とは言え、地中の中のことまでが購入前から分かる訳ではありませんので、失敗の確率をより低くする事が我々の仕事と言えます。

もっとも、土地は周囲の地形や過去の履歴などからある程度予想できるようにもなっていますし、地盤調査会社などがプレ診断と言うサービスも行っていますので、上手に活用されることをお勧めします。

具体的な例では、不動産業者とのやり取りの段階で、いじわるされ目当ての土地が手に入らなかったり、擁壁が崩れそうな土地を勧められたりと言った例があります。

前者は不動産業者が売り手、買い手両方から利益を得るために、扱っている物件を他社に仲介されないように、商談中と偽り、他社仲介のお客さんの手に渡らないようにする事が目的で発生する不動産業界独特の悪い慣例です。

又後者の場合、一般の方々には中々見分けが付き難いのですが、少し遠目から土地を観察してみると高低差の大きな敷地では起こり得るケースです。擁壁が誰の所有になるのか、擁壁の下に他人の土地や家が建っていないか、よく注意してみて下さい。もしそんな土地を購入してしまった場合、擁壁が崩れ下の他人地に損害を与えた場合の責任は、その土地所有者に求められることとなります。高台に土地を求められる場合は特にこのようなケースにはお気を付け下さい。

他には、近くに大きな河川がある場合、水面よりも低い土地では河川が増水し堤防などが決壊してしまえばたちまち、床下、又は床上浸水なんて事がおこるかもしれません。行政のハザードマップなども十分に活用し土地選びをしましょう。近年の異常気象によって、そのようなケースはまだまだ増えてくることでしょう。

私共にご依頼頂いた方のケースでは、既に土地を手に入れられた後での設計のご依頼でしたが、土地の周りが田んぼで三方を水路に囲まれているために、土地購入の数年前に土地自体が浸水した履歴をご存知の上で手に入れられたケースがありました。そのような履歴が判明していましたので、新築時の対策として高基礎とし、床高を地盤面よりも1.0mの高さにしました。その後又、豪雨被害に遭ったのですが床下浸水で済みました。もし床上まで浸水してしまうと土台や柱にまで被害が及んでしまいます。

床上と床下、僅かな差に見えますが被害額で勘定すると大きく違います。
土地によるリスクは履歴や周囲などじっくり調べた上で減らす又は避ける事が出来ます。土地選びの段階から不動産屋ではなく、建てる側のプロにサポートして貰うことが失敗を減らす方法でもあります。

写真は候補地の一つの擁壁下の土地でしたが、古い擁壁の所々に亀裂が見受けられたこと、擁壁の構造自体がこの高さを負担するには無理があることなど、危険な状態でしたので購入を見送るようにアドバイスさせて頂きました。

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