昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。
現地でお客様と待ち合わせ。
昨日は、工事のプロセスで、かなり重要な、
電気関係のプロット確認でした。
各部屋をまわりながら、コンセントの位置や高さ、
ドアとスイッチの位置関係の確認等など、
じっくり決めていただきました。
こちらのお客様は、設計の時にもじっくり検討いただいていましたが、
昨日に向けて、しっかりと図面を読み込んできていただけたので、
とってもスムーズに進めることができました。
あとで、ここにコンセント付けとけばよかった!ということが
ないようにしたいですからね。
コンセントの高さを検討していくと、
造り付けの机の高さなんかも決めていくことになります。
机の高さ、75cm。
体感すると、相当低く感じます。
ただ、ダイニングテーブルの高さは、75cmくらいが多いんですよね。
そんな驚きもありながら、じっくりと打合せしていただけました。
外部は、サッシがついたり、防水紙が取り付いていて、
雨が降っても安心な状態になっていました。
今日から、順番に、外壁を張っていくことになるそうです。
次回、現場へご一緒した時には、
ずいぶんと出来上がっていることになりそうで、
愉しみです。
家創りは、設計も大事なのですが、
現場も大事です。
定期的にご一緒しながら、
確認しながら、出来あがっていく姿を見届けます。
ワクワクしますよ。
私どもの設計ではウッドデッキをよく提案します。
庭や外部と室内の空間をつなげる半外部空間です。そこでの生活を想像しながら提案します。
幼稚園の改修では安全性から人工木を使用しましたが、住宅では自然木をおすすめしています。
室内の木質フロア(フローリング)と同じ木質の同一感やハードウッド(超耐候木)、サーモウッド(熱処理木材)等の耐久性のある材料が手に入るようになったことが大きな要因です。
ウッドデッキのメリットは、土足やBBQの汚れも経年変化のうちと気にならないこと。ハードウッドの場合は、余程汚れれば高圧洗浄で解決出来ます。
デッキのすのこ張りの隙間から泥や埃が下に落ちてしまい、埃だまりが出来ないため室内床面により近く出来るこなどがあげられます。
ハードウッドで気をつけなくてはならないことは、木からでる灰汁です。壁面に接する場合は対処が必要です。
また、表面がささくれやすく素足には特に注意が必要です。
事例を紹介します。
リビングダイニングと間口5.5mの木製引込戸でつながる45平米もあるウッドデッキのアウトドアリビングです。
ウッドデッキはBBQが似合います。
小さなウッドデッキのバルコニーですがとても安らぎます。
RCバルコニーの上もウッドデッキ張りとしています。
国産杉サーモウッドのウッドデッキです。木材利用ポイントを取得しました。
植木鉢をウッドデッキ材で製作しました。
ウッドデッキのバスコートです。塀もウッドデッキ材です。端材でベンチを即興でつくってもらいました。現場監理で出来ることの一つです。
西側外観
西側に大きく開けた斜面地で工事中の住宅です。
東側に広い平坦地があるのですが、東側の平坦地を出来るだけ庭にしたいとのご要望で、あえて建物を西に寄せて斜面地を利用しています。
2階建てですが、道路からは平屋に見えます。深い庇がまわった、少しクラシカルな建物です。
南側外観 夕景
南に開けた高台の傾斜地で工事中の建物です。
南側のすばらしい眺望をいかすため、リビングの南面は両端の出入り口を除き、全てFIXガラスとしました。テラスの手すりもガラス手すりです。
小さな滝のある中庭やテラスの水盤など日々の暮らしを楽しめるお住いです。
※工事が完了しましたので、竣工写真を追加しました。
南側外観(模型)
東側外観(模型)
正面外観(模型)
正面外観
LDK
キッチン
テラス
小さな滝
和室
浴室
ウッドデッキは室内と室外をつなげる役割を持っていると思います。2013年に完成した渋谷の家http://www.geocities.jp/ohkokk/sibuya.htmlでは南側の端から端まで…LDK~多目的部屋~猫部屋~寝室~ランドリー室とすべての室をつなげる役割を担いました!現在現場が始まっている菅谷の家http://www.geocities.jp/ohkokk/sugaya.htmlでも南側の寝室~LDK~客間をつなげるウッドデッキを考えました!ウッドデッキは外部空間を豊かにしてくれるアイテムかもしれませんね(^^ゞ
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お世話になります。東京の不動産業者です。滋賀県大津市に極小地を取得し、賃貸マンションの建設を行うか検討しています。しばらく保有後、最終的には売却を想定しています。ですので、建設コストと収支バランスを重視したプランを作りたいと考えています。バランスが合わない場合は土地の売却を予定しています。ただ、コストを抑えつつも、デザイン性機能性の向上により条件のよい賃料設定ができるようなプランを希望しています。初期検討段階ですので、大まかなプランとコストを検討したく、こちらに申し込みさせていただく次第です。ご興味のある方に、物件資料を送付いたしますので、ご連絡いただければ幸いです。宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
初めまして将と申します。現在、兵庫県の***に住んでおりますが同地において新たに土地を購入しました。傾斜地で270坪程度に総立て70~80坪の住居計画を考えております。工務店からプランを頂きましたが納得出来る物では無く、悩んでおります。眺望が素晴らしいと感じ購入したのですが傾斜地故の問題も有るんだなと今に至って感じてます。アドバイスを頂きながら納得できる住居が出来ればなと思っております。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
その名のとおり…雪を止めるための金物です。屋根に取り付けるもので、屋根に雪が積もって一気に落ちないようにするためのものです。雪が降り…積もって…溶けて…水にしながら雨の状態と同じ状態にして樋に流れることで地上での危険性に備えます。写真は、上連雀の家http://www.geocities.jp/ohkokk/kamirenjaku.htmlの屋根ですが、一寸勾配なのでかなり緩やかです!しかし…こんな緩やかな屋根でも雪が解け始めると一気に落ちる危険性があります。雪止めは付けておくのと付けておかないのでは、万が一の時に生死を分けると言っても良いのではないでしょうか(≧◇≦)
昨日、とある家創りの敷地へ行ってきました。
大きな敷地で、敷地内に高低差があります。
家を創りにあたって、フラットするということで、
大きな造成が必要になります。
簡単に造成といっていますが、
コンクリートでできた3mほどの擁壁を創ったり、
そのために、いろんな申請が必要になったり。
結構大変です。
工事は、どちらかというと、建築というより土木。
その辺は、やはりその道のプロに相談することが大事です。
実は、建築士であれば、有る程度の知識があって、
こういった類の申請もできてしまいます。
ただ、それ専門ではありませんので、
現場のことを踏まえた図面・申請は難しいんです。
なので、私は、その道のプロに相談するようにしています。
ただ、任せっきりというのはいやなので、
こちらの要望を伝えたり、わからないことを質問したりします。
昨日は、気になっていた点について、
条件はあるものの、概ね問題なく工事も申請もできることが
わかったので、ほんと助かりました。
こちらの造成工事。
進めていけそうです。
夕方には、別の家創りのため、農地転用や建築許可に詳しい方と
やりとりしました。
現在、敷地として想定している土地が、どういった状況なのか。
農地転用や許可が取れそうなのか。
それを知るために、必要な資料は何なのか。
どんな情報を、どんな形で準備すれば、
協議ができそうなのか。
そんなすり合わせをしました。
こちらも、ある意味、建築士であれば、
ある程度出来てしまいます。
ただ、私は敢えて、相談するようにしています。
経験値が違います。
どういった解釈をすれば、NOのいえず、
OKになりそうなのか。
法だけ読んでもわからないんです。
なので、こういったコミュニケーションは大切ですね。
ほんと、とても恵まれてます。
周りに、いろんな道の専門家がいてくれます。
そういった方々の力を借りながら、
よりスムーズに、家創りを進めていけるようにしています。
いろんな専門家とのコミュニケーション。
これからも、ますます大事にしていきたいと思います。
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